2006.11.27 Monday
日本時間明日朝入札締め切りということで、発表は明日かあさってになるのかな。
公式小ネタに、さりげなく大和 前田忠「肋骨骨折」の四字。先端部はくしゃみでも折れることがあるというので気にしなくて良いとは思うけれど。(9:57訂正。トロロさん多謝、朝、コンタクト入れて書かなあかんねw)
今年も、契約期間満了の11月末に向けて、各球団で外国人契約が最終攻防を向かえているようだ。Tもまだウィリアムスと正式契約にいたっていないが、シーツ、ダーウィンともども契約締結に向かっているという報道はあった。他球団では、Hズレータ、Sリグス、ガトームソンらが移籍含みの交渉真っ最中だということだ。
外国人選手の場合は、プロ野球協約の縛りを受けないため、球団との契約が終われば、自動的に自由契約状態になる。球団側にしてみれば、予算内で手っ取り早くチーム補強をする有効な手段として外国人を考えているから、法外な金額を飲む訳にはいかない。一方、助っ人側は基本的に契約は代理人任せ。「とにかく一番条件の良いところと契約せよ」だの「契約期間優先」だの「最終的には今のチームに残りたい」だの、選手の希望を叶えるために必死だ。特に日本である程度活躍できた選手には、他球団からのアプローチもあって、この最終期限での契約締結は修羅場になる。
私は基本的に外国人選手というのが好き。わざわざ遠い異国までやってきて、「いっちょやったろう」てな感じでチャレンジして来るんだから立派なもんだ。昔なら、「しゃーない日本で一稼ぎ」なんていう感覚もあったろうが、今は日本側もそういう名のある人より、チャレンジ精神旺盛な「半端」な選手の方が当たるということが良くわかっているからね。
そして、見事に外国人が当たるか外れるかは、チームの成績に直結する。キャラクターによっては、ファンからも愛されて、チームにとって重要な存在になる。
だからこそ契約期間が終われば、お金次第でどこへでも…という現状がちょっと寂しいし、制度として球団側にやや不利と言える。ただ、元の状態が「半端」なだけに、ハズレの場合は、容赦なくカットという点で不利とばかりはいえないし、揉めないために「これは!」と確信した時点で、大型契約に出るなど球団側に工夫の余地もありそう。
制度改革といっても、現実的な決め手はない。プロ野球協約の支配下に入れられるわけはないし。
有効な制度改革があるとするならば、代わりならいくらでもあるという状況をつくること、すなわち外国人枠の拡大、または撤廃が一つ。MLBにおいて、日本人選手の実力が知れ渡るほど、一旗揚げに日本に来たがる選手は多くなっているので、踏み込めば機能はするだろう。選手会が反対するだろうが、反対の根拠がそろそろ時代にそぐわなくなっていると思う。
もう一つは選手年俸総額の規制だろうね。いわゆるぜいたく税を導入し、高額選手を獲れば獲るだけ、他球団に金を払わなきゃいけないという仕組み。これらが導入できれば、外国人問題もかなりスッキリするのだが、諸々のパワーバランスを考えると当面あり得なさそう。少なくとも、「巨人が弱いと…」発言が要人から出ている限りはないってこと。ということで、来たれNPB2へ(笑)。
公式小ネタに、さりげなく
今年も、契約期間満了の11月末に向けて、各球団で外国人契約が最終攻防を向かえているようだ。Tもまだウィリアムスと正式契約にいたっていないが、シーツ、ダーウィンともども契約締結に向かっているという報道はあった。他球団では、Hズレータ、Sリグス、ガトームソンらが移籍含みの交渉真っ最中だということだ。
外国人選手の場合は、プロ野球協約の縛りを受けないため、球団との契約が終われば、自動的に自由契約状態になる。球団側にしてみれば、予算内で手っ取り早くチーム補強をする有効な手段として外国人を考えているから、法外な金額を飲む訳にはいかない。一方、助っ人側は基本的に契約は代理人任せ。「とにかく一番条件の良いところと契約せよ」だの「契約期間優先」だの「最終的には今のチームに残りたい」だの、選手の希望を叶えるために必死だ。特に日本である程度活躍できた選手には、他球団からのアプローチもあって、この最終期限での契約締結は修羅場になる。
私は基本的に外国人選手というのが好き。わざわざ遠い異国までやってきて、「いっちょやったろう」てな感じでチャレンジして来るんだから立派なもんだ。昔なら、「しゃーない日本で一稼ぎ」なんていう感覚もあったろうが、今は日本側もそういう名のある人より、チャレンジ精神旺盛な「半端」な選手の方が当たるということが良くわかっているからね。
そして、見事に外国人が当たるか外れるかは、チームの成績に直結する。キャラクターによっては、ファンからも愛されて、チームにとって重要な存在になる。
だからこそ契約期間が終われば、お金次第でどこへでも…という現状がちょっと寂しいし、制度として球団側にやや不利と言える。ただ、元の状態が「半端」なだけに、ハズレの場合は、容赦なくカットという点で不利とばかりはいえないし、揉めないために「これは!」と確信した時点で、大型契約に出るなど球団側に工夫の余地もありそう。
制度改革といっても、現実的な決め手はない。プロ野球協約の支配下に入れられるわけはないし。
有効な制度改革があるとするならば、代わりならいくらでもあるという状況をつくること、すなわち外国人枠の拡大、または撤廃が一つ。MLBにおいて、日本人選手の実力が知れ渡るほど、一旗揚げに日本に来たがる選手は多くなっているので、踏み込めば機能はするだろう。選手会が反対するだろうが、反対の根拠がそろそろ時代にそぐわなくなっていると思う。
もう一つは選手年俸総額の規制だろうね。いわゆるぜいたく税を導入し、高額選手を獲れば獲るだけ、他球団に金を払わなきゃいけないという仕組み。これらが導入できれば、外国人問題もかなりスッキリするのだが、諸々のパワーバランスを考えると当面あり得なさそう。少なくとも、「巨人が弱いと…」発言が要人から出ている限りはないってこと。ということで、来たれNPB2へ(笑)。