2006.12.13 Wednesday
おなじみのでんまんさんと、タイガース不条理ネタを書かせれば当代一の呼び声高い喜八さん(「黒霧島投手」には笑った)、誘ってくれてありがとう。ふと思いついて、紙パックのさつま白波(芋焼酎ね)を買っていく。これなら荷物検査にひっかからないしね、天才!(笑)。
スタンドはどうだろう、1万〜2万の入りって感じ。もっともスポンサー筋の招待(動員ともいうw)もかなり多いのが一目瞭然、別にお揃いのジャンパー着せなくともよかろうに…。内野スタンドの良い場所に席を取り、飲み食いしながら試合を眺める。
平日のナイターとあって、仕事帰りの客が多かったみたい。近くの席には、まあ見るからに野球が好きそうな年配者がちらほら。それぞれ、鳴り物のない昔スタイルの野球をのんびりと楽しんでいて、とても良い雰囲気。バットの乾いた木の音、ミットに球がおさまる音が、普段より人の少ない屋根付き球場に響き渡る。良いプレーには拍手と声援、良くないプレーには愛のあるヤジ。ここに集まった古い野球ファンたちが、それらを楽しんでいるのが表情でわかる。現在のプロ野球では、轟音、爆音の中でかき消してしまうものがある。またその寂しさから、球場に足を向かわせなくする負の連鎖。マスターズリーグには、そういう寂しさを癒やすものがあるように思った。
試合は淡々と進む。選手たちは衰えたりといえども、走攻守すべてが少しずつ衰えているからゲームのバランスはとても良い。引き締まった良い試合になった。
見せ場もたくさん。この日68歳の誕生日だったという黒江がジャストミートの先制犠飛。
フェンス手前で失速したものの広澤の大飛球にワクワクし、大矢や有田が盗塁を刺そうと必死に二塁に投げる送球が、意外と鋭かったり、代打川藤のクリーンヒットがあったり。
事前予告の通り、三千本安打の張本が代打で登場、ファールで粘ったが最後見逃し三振で場内騒然。大観衆から「喝だ」「カーツ!」(笑)。
一死三塁でセンターに浅めのライナー、走者はタッチアップで本塁を狙う、淀みない中継でバックホーム、見事に本塁刺殺。なんていう好プレーもあった。
今日は登板しないと思っていた村田兆治がマウンドへ。137キロ、138キロとスピードが上がり、ついに140キロをマーク。その数字なんかより、57歳にしてまったく昔と変わらぬまさかり投法ができることに興奮する。ホント、客の前で少しでも昔の姿を見せようと努力しているのが良くわかる。どの選手もみな立派だった。
試合途中で、ボブルヘッズ(私が所属するソフトボールチーム。野球バカの集団w)連絡用のメーリングリストに、先輩のGENSHUさんからメールが入る。「マスターズリーグ観戦中。どなたかいますか?」さっそく返信し座席を伝えると、しばらくしてやってきた。まわりに空席がなかったので、いったんお別れしたが、試合終了後、再び合流。焼酎でできあがっている私たちに、GENSHUさんから天使のささやき。「四谷三丁目のあぶさん、行ったことあります?」ああ、ないんですよ。前々から一度行ってみたいと思いながら、なんとなく飛び込んでいけなかった憧れのお店。でんまんさんも喜八さんも同じだった。
居酒屋あぶさんは、本当に天国みたいな場所だった。店のカベというカベに野球選手や有名人の写真、ユニフォーム、サインなどが隙間無く貼られている。店内は思ったより広く、カウンターと座敷でざっと30席くらいかな。そして思っていたのとは全然違い、誰でも気軽に入っていける優しい店だった。もちろん通い慣れたGENSHUさんの顔があってのことだろうけど、初めて行った私たちにも、まるで旧知の友達かのように接してくれる。ぼそぼそっと野球の話をするマスターの気さくなこと。ああ、この人柄に惹かれて、こうやって人が集まってくるんだなぁというのが良くわかった。
終電まで、野球のことやらブログのことやらNPB2のことやら、なんのことやら忘れたことやら(笑)、いっぱい飲んでいっぱいしゃべって、野球万歳、大満足の火曜日だった。
でんまんさん、また飲みにいきまっさ。喜八さん、面白そうな本貸してくれてありがとう、しっかり勉強するね。GENSHUさん、感謝します。また今度。…ていうか、あわてて終電に乗り込んだ私だったが、残りの3人の無事を祈りつつ終了(笑)。
スタンドはどうだろう、1万〜2万の入りって感じ。もっともスポンサー筋の招待(動員ともいうw)もかなり多いのが一目瞭然、別にお揃いのジャンパー着せなくともよかろうに…。内野スタンドの良い場所に席を取り、飲み食いしながら試合を眺める。
平日のナイターとあって、仕事帰りの客が多かったみたい。近くの席には、まあ見るからに野球が好きそうな年配者がちらほら。それぞれ、鳴り物のない昔スタイルの野球をのんびりと楽しんでいて、とても良い雰囲気。バットの乾いた木の音、ミットに球がおさまる音が、普段より人の少ない屋根付き球場に響き渡る。良いプレーには拍手と声援、良くないプレーには愛のあるヤジ。ここに集まった古い野球ファンたちが、それらを楽しんでいるのが表情でわかる。現在のプロ野球では、轟音、爆音の中でかき消してしまうものがある。またその寂しさから、球場に足を向かわせなくする負の連鎖。マスターズリーグには、そういう寂しさを癒やすものがあるように思った。
試合は淡々と進む。選手たちは衰えたりといえども、走攻守すべてが少しずつ衰えているからゲームのバランスはとても良い。引き締まった良い試合になった。
見せ場もたくさん。この日68歳の誕生日だったという黒江がジャストミートの先制犠飛。
フェンス手前で失速したものの広澤の大飛球にワクワクし、大矢や有田が盗塁を刺そうと必死に二塁に投げる送球が、意外と鋭かったり、代打川藤のクリーンヒットがあったり。
事前予告の通り、三千本安打の張本が代打で登場、ファールで粘ったが最後見逃し三振で場内騒然。大観衆から「喝だ」「カーツ!」(笑)。
一死三塁でセンターに浅めのライナー、走者はタッチアップで本塁を狙う、淀みない中継でバックホーム、見事に本塁刺殺。なんていう好プレーもあった。
今日は登板しないと思っていた村田兆治がマウンドへ。137キロ、138キロとスピードが上がり、ついに140キロをマーク。その数字なんかより、57歳にしてまったく昔と変わらぬまさかり投法ができることに興奮する。ホント、客の前で少しでも昔の姿を見せようと努力しているのが良くわかる。どの選手もみな立派だった。
試合途中で、ボブルヘッズ(私が所属するソフトボールチーム。野球バカの集団w)連絡用のメーリングリストに、先輩のGENSHUさんからメールが入る。「マスターズリーグ観戦中。どなたかいますか?」さっそく返信し座席を伝えると、しばらくしてやってきた。まわりに空席がなかったので、いったんお別れしたが、試合終了後、再び合流。焼酎でできあがっている私たちに、GENSHUさんから天使のささやき。「四谷三丁目のあぶさん、行ったことあります?」ああ、ないんですよ。前々から一度行ってみたいと思いながら、なんとなく飛び込んでいけなかった憧れのお店。でんまんさんも喜八さんも同じだった。
居酒屋あぶさんは、本当に天国みたいな場所だった。店のカベというカベに野球選手や有名人の写真、ユニフォーム、サインなどが隙間無く貼られている。店内は思ったより広く、カウンターと座敷でざっと30席くらいかな。そして思っていたのとは全然違い、誰でも気軽に入っていける優しい店だった。もちろん通い慣れたGENSHUさんの顔があってのことだろうけど、初めて行った私たちにも、まるで旧知の友達かのように接してくれる。ぼそぼそっと野球の話をするマスターの気さくなこと。ああ、この人柄に惹かれて、こうやって人が集まってくるんだなぁというのが良くわかった。
終電まで、野球のことやらブログのことやらNPB2のことやら、なんのことやら忘れたことやら(笑)、いっぱい飲んでいっぱいしゃべって、野球万歳、大満足の火曜日だった。
でんまんさん、また飲みにいきまっさ。喜八さん、面白そうな本貸してくれてありがとう、しっかり勉強するね。GENSHUさん、感謝します。また今度。…ていうか、あわてて終電に乗り込んだ私だったが、残りの3人の無事を祈りつつ終了(笑)。