自称阪神タイガース評論家（跡地）

横断歩道を横断中の人との接触事故なのに、いちゃもんつけて、逃げて、無免許でって、なんのこっちゃ。マエカー通勤禁止じゃ済まされないわな。


希望枠・小嶋達也（こじまたつや）投手のまとめ。
ケガをして、中学時代に一度硬式から軟式に転向するが、高校進学（石川・遊学館の１期生）とともにまた硬式に復帰。２年夏に甲子園出場、ベスト８。３年春も甲子園出場を果たし、高校ナンバー１左腕の評価を得る。
高卒後のプロ入りについては、なにやら一悶着あったようで、ドラゴンズの１位指名を土壇場で蹴飛ばすような形（理由は「プロ入りの自信がない」）で、大阪ガスに進む。社会人３年間では目立った活躍もなく、タイガース「逆指名」となった。
フレッシュな新人にこんなことを言っては大変失礼だが、いわゆる「囲われた」選手ということになるのかな。高卒時のドラゴンズ指名はほぼ既定路線、横槍が入るようならトヨタに就職なんていう噂も飛び交っていた模様で、要するに（無理矢理良く言えば）現在のヒドいドラフト制度に翻弄されてしまった犠牲者と言えなくもない。社会人時代も打球が顔面に当たるというアクシデントがあったりしたが、「タイガースから預かっている」という感じに大事にされていたような起用法にも見える。やっぱり「希望枠」って萎えるなぁ。

さて、小嶋投手は、細身の体をしならせて角度良く決まる速球が最大の武器だという。井川の背番号２９をもらったのだが、井川同様、奪三振の多いサウスポーというのが小嶋の特徴だ。
２年夏の甲子園では、桐生市商高で１５三振、興誠高戦で１４三振、川之江高戦で１２三振と３試合計４１奪三振。０６年、タイガース二軍相手の交流試合では、３回３失点ながら、プロ相手に毎回の４奪三振を記録した。

社会人ではその実力を発揮するような場面がほとんどなく、「小嶋はどうなっちゃったんだ」と言われるような状態だったにもかかわらず、岡田監督はすでに一軍キャンプ帯同の基本方針を打ち出している。そんなところからも、こう言っちゃなんだが、大阪ガスとは密に連絡を取り合っていたのだろうなぁと思わされるのだ。
まあ、ルール違反があったわけでないので、後は期待通りの活躍をしてもらうばっかりだ。ここからがスタートだという意識は強いだろうからね。