2007.02.10 Saturday
今回、なんと47名もの方が華麗にコメントデビューを飾った。すでに二度三度コメントしている方もあって、やって良かったなぁ。はじめてだけじゃなくて、皆さんこれからもどんどん書いてね。それと、キャンペーン終了後も、はじめてコメントはいつでも大歓迎!
で、今回エサに使った、「07・自称ハンドブック」だが、発送予定の本日現在まだ完成していないことをここに白状する。誠に申し訳ない。なんとかこの連休中には送りたいと思っているので、ちょっと待っててね。たいしたもんじゃないけど。
これについて、キャンペーン対象外の方から、「はじめての方だけなんて、ずる〜い」の声を多数いただいているが、慌てるでない、ワシが皆の者のことを忘れるとでも思っておるのか、情けない…。と、つい殿様口調になってしまったが、ちゃんと考えてるからね。
となると今度は、一念発起して「はじコメ」をくれた方から、「え〜?誰でももらえるの?ずる〜い」という声が聞こえてくるが、イヤ待て、それは違う、それは違うぞ、皆の者…とまた殿様口調になってしまう(笑)。だって、コメント書いたことは、別に「損」じゃないでしょ?ね、ね?
ということで、とにかく、ちょっと待っててね(笑)。
最近、NPB2活動の下地にすべく、スポーツや、スポーツビジネス関係の本を読みまくっているのだが、そのうちの一冊「大リーグが危ない(佐山和夫著・新潮社)」で面白く思ったことがある。この本は、最近日本ではすっかり「NPBなんかとは比べものにならないくらい良いもの」的イメージが定着しつつあるMLBが、その起源から現在まで、どれほどインチキとイカサマと八百長にまみれたものであるかを、野球大好き、メジャー大好きで有名な著者が列挙するという異色の書。選手、球団ぐるみの信じられないようなイカサマの数々もさることながら、私が面白く感じたのは、アメリカで野球が広まっていく歴史の話だ。
こんなに野球が大好きな私なのに、そのスポーツの起源がどんなもので、どういう経緯で私がこうして親しむほど普及するようになったかなど、今まであまり意識したことがなかったが、読んでみると面白いもんだね。
特に気に入ったのが、どうしてアメリカでプロ野球が生まれることになったかという件。ニューヨークを中心に、消防団や地域クラブなどをベースに地域密着で生まれたベースボールが、延伸する鉄道や、南北戦争とともに全米に普及する。そして、プロのチームが生まれるきっかけの一つは、速球投手の誕生があるんだって。なんとそれまでは、下からふわっとした打ちやすいボールを投げるのがベースボールだったのだ。「速球」が生まれたところから、「見せるスポーツ」としてのベースボールが始まったのだと。それまで「やるスポーツ」として爆発的な勢いで全米に広まっていく段階では、速球というものがなく、ふわっとした下投げの投球(スローピッチ)こそが野球だったんだって。ああ、そうか!そうなのか!確かにそうかも知れないなぁ。
で、そこで私の小学校時代の野球遊びに記憶が飛ぶ。子ども時代に野球をした人ならわかると思うが、その野球というのはまず「打ち合い」のことだった。もし投手が力一杯速球を投げたら、「そんなの打てるか!緩い球投げろ」と非難されるのだ。速球は「ずるい球」だった。投手は打ちやすい球を投げて、打者は思いっきり振り回す。これが「やる野球」の醍醐味だった。この野球が楽しくて毎日毎日ランドセルを放り投げて、放課後にみんな集まっていたのだ。
そのうち、もっと本格的に野球をやってみたくなって、チームに入って野球を教わる。今までの「遊び」とは違うセオリーをたくさん教わる。今にして思えば、あの時、子どもながら「なんだか面白くないな」と直感したが、プロ野球選手になりたい…という憧れで打ち消したのかも知れないな。つまり、「やる野球」の醍醐味を捨てて、「見せる野球」の世界に踏み込んだということか。
で、その後私は、速球を「ずるい」と思う野球のことはすっかり忘れていたのだが、去年、スローピッチソフトボールというものに触れて、一気に子ども時代に戻ることになる(笑)。そして、「大リーグが危ない」という本を読んで、それこそがプレーして楽しいベースボールの原点であるということに、何か誇らしい気持ちを感じたのだった。
さて、今週号の週刊ベースボールは、雑誌の中に選手名鑑が綴じ込んである、年に一度の特大号だ。当然、発行部数も普段よりかなり多くなる。そこにニヤリとする記事がある。私が所属するスローピッチソフトボールチーム、綱島ボブルヘッズを主催する綱島理友さんの連載ページ「ベースボール意匠学」だ。いつもはNPBやMLBのまわりにあるいろんなデザインにスポットを当てたグラフィックコラムなのだが、なんと今回はボブルヘッズのユニフォームがメインの話題。最後の方には活動の宣伝と新入団員募集まで!監督、やるう!(笑)
今季は、国内最強の米軍リーグに参加するために、最強メンバーを補強したいというのもあるし、一方でもっとこの面白いスポーツを普及させるための初心者チームを充実させたいというのもあるのだ。興味のある方は、綱島ボブルヘッズのHPに詳しいことが書いてあるから見てみてね!
ちなみにまだ監督に相談してないんだけど、ぜひボブルヘッズにも協力してもらって、NPB2のイベントとして「キャッチボールしよう」をやるつもりだ。キャッチボール初心者の子どもや女性、昔はやったけどもうずーっとやっていないという昔の少年少女(笑)、そんな方を集めてキャッチボールのやり方を教えたり、とことんキャッチボールができる時間と空間を用意できたらいいなと思う。
それもまた楽しみにしててね。そしてみなさん協力よろしくね!
で、今回エサに使った、「07・自称ハンドブック」だが、発送予定の本日現在まだ完成していないことをここに白状する。誠に申し訳ない。なんとかこの連休中には送りたいと思っているので、ちょっと待っててね。たいしたもんじゃないけど。
これについて、キャンペーン対象外の方から、「はじめての方だけなんて、ずる〜い」の声を多数いただいているが、慌てるでない、ワシが皆の者のことを忘れるとでも思っておるのか、情けない…。と、つい殿様口調になってしまったが、ちゃんと考えてるからね。
となると今度は、一念発起して「はじコメ」をくれた方から、「え〜?誰でももらえるの?ずる〜い」という声が聞こえてくるが、イヤ待て、それは違う、それは違うぞ、皆の者…とまた殿様口調になってしまう(笑)。だって、コメント書いたことは、別に「損」じゃないでしょ?ね、ね?
ということで、とにかく、ちょっと待っててね(笑)。
最近、NPB2活動の下地にすべく、スポーツや、スポーツビジネス関係の本を読みまくっているのだが、そのうちの一冊「大リーグが危ない(佐山和夫著・新潮社)」で面白く思ったことがある。この本は、最近日本ではすっかり「NPBなんかとは比べものにならないくらい良いもの」的イメージが定着しつつあるMLBが、その起源から現在まで、どれほどインチキとイカサマと八百長にまみれたものであるかを、野球大好き、メジャー大好きで有名な著者が列挙するという異色の書。選手、球団ぐるみの信じられないようなイカサマの数々もさることながら、私が面白く感じたのは、アメリカで野球が広まっていく歴史の話だ。
こんなに野球が大好きな私なのに、そのスポーツの起源がどんなもので、どういう経緯で私がこうして親しむほど普及するようになったかなど、今まであまり意識したことがなかったが、読んでみると面白いもんだね。
特に気に入ったのが、どうしてアメリカでプロ野球が生まれることになったかという件。ニューヨークを中心に、消防団や地域クラブなどをベースに地域密着で生まれたベースボールが、延伸する鉄道や、南北戦争とともに全米に普及する。そして、プロのチームが生まれるきっかけの一つは、速球投手の誕生があるんだって。なんとそれまでは、下からふわっとした打ちやすいボールを投げるのがベースボールだったのだ。「速球」が生まれたところから、「見せるスポーツ」としてのベースボールが始まったのだと。それまで「やるスポーツ」として爆発的な勢いで全米に広まっていく段階では、速球というものがなく、ふわっとした下投げの投球(スローピッチ)こそが野球だったんだって。ああ、そうか!そうなのか!確かにそうかも知れないなぁ。
で、そこで私の小学校時代の野球遊びに記憶が飛ぶ。子ども時代に野球をした人ならわかると思うが、その野球というのはまず「打ち合い」のことだった。もし投手が力一杯速球を投げたら、「そんなの打てるか!緩い球投げろ」と非難されるのだ。速球は「ずるい球」だった。投手は打ちやすい球を投げて、打者は思いっきり振り回す。これが「やる野球」の醍醐味だった。この野球が楽しくて毎日毎日ランドセルを放り投げて、放課後にみんな集まっていたのだ。
そのうち、もっと本格的に野球をやってみたくなって、チームに入って野球を教わる。今までの「遊び」とは違うセオリーをたくさん教わる。今にして思えば、あの時、子どもながら「なんだか面白くないな」と直感したが、プロ野球選手になりたい…という憧れで打ち消したのかも知れないな。つまり、「やる野球」の醍醐味を捨てて、「見せる野球」の世界に踏み込んだということか。
で、その後私は、速球を「ずるい」と思う野球のことはすっかり忘れていたのだが、去年、スローピッチソフトボールというものに触れて、一気に子ども時代に戻ることになる(笑)。そして、「大リーグが危ない」という本を読んで、それこそがプレーして楽しいベースボールの原点であるということに、何か誇らしい気持ちを感じたのだった。
さて、今週号の週刊ベースボールは、雑誌の中に選手名鑑が綴じ込んである、年に一度の特大号だ。当然、発行部数も普段よりかなり多くなる。そこにニヤリとする記事がある。私が所属するスローピッチソフトボールチーム、綱島ボブルヘッズを主催する綱島理友さんの連載ページ「ベースボール意匠学」だ。いつもはNPBやMLBのまわりにあるいろんなデザインにスポットを当てたグラフィックコラムなのだが、なんと今回はボブルヘッズのユニフォームがメインの話題。最後の方には活動の宣伝と新入団員募集まで!監督、やるう!(笑)
今季は、国内最強の米軍リーグに参加するために、最強メンバーを補強したいというのもあるし、一方でもっとこの面白いスポーツを普及させるための初心者チームを充実させたいというのもあるのだ。興味のある方は、綱島ボブルヘッズのHPに詳しいことが書いてあるから見てみてね!
ちなみにまだ監督に相談してないんだけど、ぜひボブルヘッズにも協力してもらって、NPB2のイベントとして「キャッチボールしよう」をやるつもりだ。キャッチボール初心者の子どもや女性、昔はやったけどもうずーっとやっていないという昔の少年少女(笑)、そんな方を集めてキャッチボールのやり方を教えたり、とことんキャッチボールができる時間と空間を用意できたらいいなと思う。
それもまた楽しみにしててね。そしてみなさん協力よろしくね!