2007.02.11 Sunday
連休ということもありキャンプ見学客もたくさん訪れている。今がまさに沖縄キャンプの旬の時期だろう。しかしスカイAで湯舟氏が言っていたが、選手にとっては今が疲れのピークだそうだ。集中力も途切れがちになり、故障の危険性も高まるのだろう。でも、ここなんだよね。ここで頑張った選手には、必ずあとでご褒美がある。ここで流してしまった選手には、「勝負弱い」だとか「メンタル面に問題がある」という烙印が待っている。焦らず地道に進んで行って欲しい。
と、明日をも知らぬ若者たちがへばる時期を見透かしたように、最年長三人組、金本、矢野、下柳がムクムクと出てくる(笑)。ところで今年39歳になる彼らが「サンキュートリオ」と書かれることがある。なんとなく語呂が良いわけだが、そらそうよ。今を去ること20年前、マクドナルドの「サンキューセット(ハンバーガー、ドリンク、ポテトで390円)」が大当たりして、ロッテリアがそれに対抗して380円の「サンパチトリオ」を発売してしのぎを削っていた時代があった。その当時はCMもバンバン流れていたわけで、それがこのネーミングのベースね。ということで、去年の「サンパチトリオ」は出展通りでOKだけど、今年は「サンキューセット」にすべきなんだろうが、セットじゃ意味わからんからトリオでいいんだね(笑)。
さてその三人とも第3クール初日ということで、やおらランチ特打、ブルペン投球を始めたのだが、その動き自体は極めて順調、今年も大きな衰えを感じない。年齢が近い身としては大変誇らしくもあり、少し我が身を恥ずかしく思ったり。
しかし、同じチームの若い衆にしてみれば、尊敬の気持ちともども、冗談じゃないよいつまでのさばってるつもりなんだよこっちが先にクビになっちゃうよカンベンしてくれ…という気持ちが涌いてくるのを無理矢理押し込めて精進しているというのが正直なところではないだろうか。
彼ら長老組がチームにもたらしている良い影響は計り知れなく大きい。これは間違いない。だがもしもこの先さらに3年、4年さらに5年と衰え知らずに頑張り続けたらどうだろう。必ずしも良いことばかりとも言えないような気がする。まあ、意味のない仮定の話なんだけど(笑)。
これは、長老組に非があるわけでも、それを起用する首脳陣に非があるわけでもない。すべてそれを越えることが出来ない次世代以降の選手たちに非がある。前の世代の選手たちが「既得権益」を握っているのは当たり前のこと。衆目監視のもと実力が評価される勝負の世界なのだから、堂々と正面から彼らを突き落とさなければ、若いはずの自分の方が先にプロ野球の世界から消えていかなければならないのだ。
外野、捕手、先発左腕、いずれのポジションも「次」を巡る激しい競争が繰り広げられている。これまでもあったが、今年はその火の勢いがこれまでと全然違う。いよいよ長老組にまでその戦火が飛び火するのかどうか。ここ1ヶ月くらいはその辺にも注目したい。
と、明日をも知らぬ若者たちがへばる時期を見透かしたように、最年長三人組、金本、矢野、下柳がムクムクと出てくる(笑)。ところで今年39歳になる彼らが「サンキュートリオ」と書かれることがある。なんとなく語呂が良いわけだが、そらそうよ。今を去ること20年前、マクドナルドの「サンキューセット(ハンバーガー、ドリンク、ポテトで390円)」が大当たりして、ロッテリアがそれに対抗して380円の「サンパチトリオ」を発売してしのぎを削っていた時代があった。その当時はCMもバンバン流れていたわけで、それがこのネーミングのベースね。ということで、去年の「サンパチトリオ」は出展通りでOKだけど、今年は「サンキューセット」にすべきなんだろうが、セットじゃ意味わからんからトリオでいいんだね(笑)。
さてその三人とも第3クール初日ということで、やおらランチ特打、ブルペン投球を始めたのだが、その動き自体は極めて順調、今年も大きな衰えを感じない。年齢が近い身としては大変誇らしくもあり、少し我が身を恥ずかしく思ったり。
しかし、同じチームの若い衆にしてみれば、尊敬の気持ちともども、冗談じゃないよいつまでのさばってるつもりなんだよこっちが先にクビになっちゃうよカンベンしてくれ…という気持ちが涌いてくるのを無理矢理押し込めて精進しているというのが正直なところではないだろうか。
彼ら長老組がチームにもたらしている良い影響は計り知れなく大きい。これは間違いない。だがもしもこの先さらに3年、4年さらに5年と衰え知らずに頑張り続けたらどうだろう。必ずしも良いことばかりとも言えないような気がする。まあ、意味のない仮定の話なんだけど(笑)。
これは、長老組に非があるわけでも、それを起用する首脳陣に非があるわけでもない。すべてそれを越えることが出来ない次世代以降の選手たちに非がある。前の世代の選手たちが「既得権益」を握っているのは当たり前のこと。衆目監視のもと実力が評価される勝負の世界なのだから、堂々と正面から彼らを突き落とさなければ、若いはずの自分の方が先にプロ野球の世界から消えていかなければならないのだ。
外野、捕手、先発左腕、いずれのポジションも「次」を巡る激しい競争が繰り広げられている。これまでもあったが、今年はその火の勢いがこれまでと全然違う。いよいよ長老組にまでその戦火が飛び火するのかどうか。ここ1ヶ月くらいはその辺にも注目したい。