2007.03.29 Thursday
公式に「メディア情報」コーナーができた。(公式)
地上波とCSのTV中継予定が出ている。これは便利!詳細をポチっとすると解説者もわかるしね。グッジョブ!
希望枠撤廃は今秋から。大事なことのように見せているが、実は大して大事なことじゃない。「希望枠が諸悪の根元論」によって、とりあえず世間の批判をかわせると考えている人が、経営側にも選手側にもアマ側にも大勢いる。
この「西武事件」はまだまだ総括するタイミングにはないが、来季へ向けて、ドラフト、FA、ポスティングという選手契約関係の制度改革をどうするのかを決めていく過程で、NPBの方向性が決まっていく。大きなきっかけになるかもね。そうしなきゃいけないと思う。
当事者であるスポーツ2紙による「誘導記事」を読み比べると面白い。
(1報知 2中スポ)
セントラルリーグが開幕日出場メンバーを公示。(リンク)
タイガースは、報道にあったとおりリリーフ投手を7人体制にしてきた。ローテ投手を見れば、長い回を安心して任せられる、そういう実績のある投手がいないので、中継ぎがフル回転になることを見越してのことだ。
先発投手を下柳、ジャンの2人だけ登録し、28人枠のうち26人登録した。当日は、開幕投手じゃない方がベンチから外れ、25人がベンチ入りとなる。今後残りの4人を登録していく時に、2人抹消させることになる。おそらく守備固めは内外野1枚で十分ということになり、秀太or藤本で秀太、赤松or豊で赤松が抹消されると予想するが、ここ数日のコンディションで変わるかもね。
赤松については、守備固め、代走要員としての使いにくさが問題なのだ。端的に言っちゃえば、ポカが怖い。まだ「思いっきりプレーしてアピールしたい」という感じで、公式戦でそれをやられちゃたまらない。中村豊はもうすでに自分のやるべきことを十分に把握して、日々その精度を上げることに集中しているから、安心して役目を任せられる。貴重な1枚の枠を選択するとなると、この差は小さいようで計り知れないくらい大きい。
しかし、赤松が豊に代わって(あるいはべつの誰かに代わって)通年ベンチ入りできる可能性はけっこうある。一つには、経営陣からの「若手使え要請」にポーズでも応えなきゃいけないということ。ファーム首位打者、盗塁王である赤松は、もはやファームで使っていてもあまり意味はない。現在、役立つべき立場での実力として、ベテランに劣っているとしても、戦略的に使って行く価値は高い。
もう一つは、赤星との関係において重要な存在になりうると言うこと。守備と走塁にかけては、まだまだ雲泥の差がある二人だが、打撃については差がないどころか、将来性では赤松に分がある。特に赤星は左投手を苦にするというのもある。赤星の状態次第では、左右で「両赤」を使い分けるということも考えられなくもない。
いずれ戦略的に赤松を残すかどうか、開幕直後のちょっとした注目点だ。
希望枠撤廃は今秋から。大事なことのように見せているが、実は大して大事なことじゃない。「希望枠が諸悪の根元論」によって、とりあえず世間の批判をかわせると考えている人が、経営側にも選手側にもアマ側にも大勢いる。
この「西武事件」はまだまだ総括するタイミングにはないが、来季へ向けて、ドラフト、FA、ポスティングという選手契約関係の制度改革をどうするのかを決めていく過程で、NPBの方向性が決まっていく。大きなきっかけになるかもね。そうしなきゃいけないと思う。
当事者であるスポーツ2紙による「誘導記事」を読み比べると面白い。
(1報知 2中スポ)
セントラルリーグが開幕日出場メンバーを公示。(リンク)
タイガースは、報道にあったとおりリリーフ投手を7人体制にしてきた。ローテ投手を見れば、長い回を安心して任せられる、そういう実績のある投手がいないので、中継ぎがフル回転になることを見越してのことだ。
先発投手を下柳、ジャンの2人だけ登録し、28人枠のうち26人登録した。当日は、開幕投手じゃない方がベンチから外れ、25人がベンチ入りとなる。今後残りの4人を登録していく時に、2人抹消させることになる。おそらく守備固めは内外野1枚で十分ということになり、秀太or藤本で秀太、赤松or豊で赤松が抹消されると予想するが、ここ数日のコンディションで変わるかもね。
赤松については、守備固め、代走要員としての使いにくさが問題なのだ。端的に言っちゃえば、ポカが怖い。まだ「思いっきりプレーしてアピールしたい」という感じで、公式戦でそれをやられちゃたまらない。中村豊はもうすでに自分のやるべきことを十分に把握して、日々その精度を上げることに集中しているから、安心して役目を任せられる。貴重な1枚の枠を選択するとなると、この差は小さいようで計り知れないくらい大きい。
しかし、赤松が豊に代わって(あるいはべつの誰かに代わって)通年ベンチ入りできる可能性はけっこうある。一つには、経営陣からの「若手使え要請」にポーズでも応えなきゃいけないということ。ファーム首位打者、盗塁王である赤松は、もはやファームで使っていてもあまり意味はない。現在、役立つべき立場での実力として、ベテランに劣っているとしても、戦略的に使って行く価値は高い。
もう一つは、赤星との関係において重要な存在になりうると言うこと。守備と走塁にかけては、まだまだ雲泥の差がある二人だが、打撃については差がないどころか、将来性では赤松に分がある。特に赤星は左投手を苦にするというのもある。赤星の状態次第では、左右で「両赤」を使い分けるということも考えられなくもない。
いずれ戦略的に赤松を残すかどうか、開幕直後のちょっとした注目点だ。