2007.04.09 Monday
これ昨日のファイターズのスタメン(リンク)。
田中が二人、金子が二人、あとグリンとグリーン。実況アナが嘆いていた(笑)。
小嶋は良く投げた。コレ!というボールについては、前回の方が切れていたが、全体のまとまり、落ち着きは今回の方がちょっと良かったかな。ただ、全体に球が高く、打ち損じに助けられていた印象はある。逆に言えばまだまだ上がある内容だから、調整をしっかりして、援護を信じて、次も我慢。
江草も相変わらず無責任に(笑)良い感じで投げていたね。なんだかやっぱりJFKとSHEに帰結してしまうのか…。先発より中継ぎ以降に比重のある現タイガースの投手スタッフでは、名誉なことと思って頑張って欲しい。だから査定もそういう目で見てあげないといかんよ。
なすすべなく完敗。お手上げ。6安打1四球。7出塁のうち、足が本調子でない金本が3つ(3安打)。赤星盗塁機に走れず、金本今岡林得点機に打てず、他は他でさっぱり感じなし。高橋尚は直球、スライダーともキレ良し、精度良し。最後まで絞りきれなかった。それならそれでやるべきことは、脇役陣が厳しいコースをカットして球数を放らせるということなのだが、なかなかそれすらできない出来の悪さ。もう、次に備えて練習するしかないね。次、ドラゴンズか。まあしゃあないな、試練試練。また申し訳ないけど、スタンドの力で後押しが必要。まったく世話の焼ける…(笑)。
今後の相手ローテも左投手が続くのだそうだ(サンスポ)。広澤コーチのブログにもあるように、濱中、関本の不振脱出は、チームとしての方針らしい。それならそれで良いと思う。だけど、関本はちょっとヒドイね。振り出しのタイミングが遅くて、しかも開くのが早くて上から叩くものだから、何回打っても二ゴロにしかならない構造のスイングになっている。でもね、素人でも野球やらゴルフやらやっていると、その気持ちはホント良くわかるんだよなぁ。練習ではちゃんとできていたことが、ゲームになるとなぜかサッパリ。あれはいったいなんなんだろう。まだそれだけ技術的に備えが足りなくて、精神的な準備も不足しているということなんだろうけどね。濱中の方は、いつポコンと出てもおかしくないような気もするのだけど、関本はちょっと大きく変えてあげないといかんね。
と、こうも6番8番の打率が悪いと、どうしてもそこに目が行ってしまうけど、野球は6番と8番がやるもんじゃない。みんなでやるもん、中でも点は上位から中軸が取るもん。濱中、関本の不調が、その本丸に重大な影響を与えてしまっているというのが現在の危機的状況なのだ。簡単に言っちゃえば、関本と濱中が打たないと、ウチは左投手を打てるヤツが極端に少ないということ。
いつも参考にしている「TIGERS DATA LAB.」さんから、データを使わせていただき、下表に06季の対右、対左の打撃成績をまとめてみた。OPSというのは出塁率+長打率で求められる指標で、得点への貢献度と密接に関連するといわれているもの。
赤星、鳥谷、金本は左を苦にするタイプであるとは感じていたが、こうして目の当たりにすると、けっこうショッキングなものがある。
また濱中の対左は驚異的なものがあり、打率だけ見ると関本の対左は良くないようだが、得点への貢献度で見れば対左の方が遙かに上で、しかもハイレベルであることがわかる。逆に言えば、濱中と関本が打てないのなら、左投手にとってタイガース打線は非常に与しやすい相手と言える。
サンプルが少ない林は、おそらくそれほど左を苦にしないタイプではないかと類推できるが、対左での濱中のポテンシャルを捨ててしまうのは惜しいという首脳陣の方向性はわからんでもない。林のことは、心の底から左でも使ってみたいと思っているだろうが…。
というわけで、スタンドからの「林出せー」「藤本出せー」「岡田あほー」の声にもめげず、岡田監督はもうしばらく左には濱中、関本で行くだろう。甲子園で何かが変わってくれないと、ホントしんどい日々が続きそうだ。
小嶋は良く投げた。コレ!というボールについては、前回の方が切れていたが、全体のまとまり、落ち着きは今回の方がちょっと良かったかな。ただ、全体に球が高く、打ち損じに助けられていた印象はある。逆に言えばまだまだ上がある内容だから、調整をしっかりして、援護を信じて、次も我慢。
江草も相変わらず無責任に(笑)良い感じで投げていたね。なんだかやっぱりJFKとSHEに帰結してしまうのか…。先発より中継ぎ以降に比重のある現タイガースの投手スタッフでは、名誉なことと思って頑張って欲しい。だから査定もそういう目で見てあげないといかんよ。
なすすべなく完敗。お手上げ。6安打1四球。7出塁のうち、足が本調子でない金本が3つ(3安打)。赤星盗塁機に走れず、金本今岡林得点機に打てず、他は他でさっぱり感じなし。高橋尚は直球、スライダーともキレ良し、精度良し。最後まで絞りきれなかった。それならそれでやるべきことは、脇役陣が厳しいコースをカットして球数を放らせるということなのだが、なかなかそれすらできない出来の悪さ。もう、次に備えて練習するしかないね。次、ドラゴンズか。まあしゃあないな、試練試練。また申し訳ないけど、スタンドの力で後押しが必要。まったく世話の焼ける…(笑)。
今後の相手ローテも左投手が続くのだそうだ(サンスポ)。広澤コーチのブログにもあるように、濱中、関本の不振脱出は、チームとしての方針らしい。それならそれで良いと思う。だけど、関本はちょっとヒドイね。振り出しのタイミングが遅くて、しかも開くのが早くて上から叩くものだから、何回打っても二ゴロにしかならない構造のスイングになっている。でもね、素人でも野球やらゴルフやらやっていると、その気持ちはホント良くわかるんだよなぁ。練習ではちゃんとできていたことが、ゲームになるとなぜかサッパリ。あれはいったいなんなんだろう。まだそれだけ技術的に備えが足りなくて、精神的な準備も不足しているということなんだろうけどね。濱中の方は、いつポコンと出てもおかしくないような気もするのだけど、関本はちょっと大きく変えてあげないといかんね。
と、こうも6番8番の打率が悪いと、どうしてもそこに目が行ってしまうけど、野球は6番と8番がやるもんじゃない。みんなでやるもん、中でも点は上位から中軸が取るもん。濱中、関本の不調が、その本丸に重大な影響を与えてしまっているというのが現在の危機的状況なのだ。簡単に言っちゃえば、関本と濱中が打たないと、ウチは左投手を打てるヤツが極端に少ないということ。
いつも参考にしている「TIGERS DATA LAB.」さんから、データを使わせていただき、下表に06季の対右、対左の打撃成績をまとめてみた。OPSというのは出塁率+長打率で求められる指標で、得点への貢献度と密接に関連するといわれているもの。
赤星、鳥谷、金本は左を苦にするタイプであるとは感じていたが、こうして目の当たりにすると、けっこうショッキングなものがある。
また濱中の対左は驚異的なものがあり、打率だけ見ると関本の対左は良くないようだが、得点への貢献度で見れば対左の方が遙かに上で、しかもハイレベルであることがわかる。逆に言えば、濱中と関本が打てないのなら、左投手にとってタイガース打線は非常に与しやすい相手と言える。
サンプルが少ない林は、おそらくそれほど左を苦にしないタイプではないかと類推できるが、対左での濱中のポテンシャルを捨ててしまうのは惜しいという首脳陣の方向性はわからんでもない。林のことは、心の底から左でも使ってみたいと思っているだろうが…。
というわけで、スタンドからの「林出せー」「藤本出せー」「岡田あほー」の声にもめげず、岡田監督はもうしばらく左には濱中、関本で行くだろう。甲子園で何かが変わってくれないと、ホントしんどい日々が続きそうだ。