自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
関本がいるから
鳴門でおこなわれた西武とのオープン戦は、会心の勝利。相手が送り出した4人の投手すべてから得点を奪ったのが素晴らしい。もっとも全員四球が多く(計10四球)アップアップだったので、この13得点は「参考記録」扱いが妥当だ。
投げる方では、橋本投手が一人目の打者・後藤武に一発を浴びたが、落ち着いて後続を3人で打ち取った。パニックになっても不思議ではない場面だっただけに好感度&獲得経験値は高い。橋本のライバルと目されるダーウィンはこの日もピリッとせず。「外国人枠問題」を発生させるだけの力はなかったか。
吉野・佐久本・中村泰の左腕トリオは、そろって1回ずつをゼロ。ただし佐久本は結果オーライ、中村泰は今回も二死を取った後に連打を食いギリギリでしのぐ。
吉野は安定感がある。なんとかこのまま来てくれれば、本当にものすごくデカい。この人がいなかったから去年は4位だったのだと、すべてを吉野のせいにしたくなる程、良い(笑)。
先発の江草は3回を無失点で「残った」。毎回の3四球は褒められないが、球を散らしてのものなので、それほど悪い印象は残らなかった。投げるリズムも良く、先発投手らしい投球ができた。

打撃陣は「参考記録」なので、まとめて「たいへんよくできました」(笑)。
ただし特筆すべきは関本。初回、先制3ランHRは素晴らしい打撃だった。内角高めに素早く反応し、ヒジをたたんで小さく振り抜くと、打球は左中間に驚くほど伸びていった。コースに逆らわず弾き返す技術と、ツボに来た球を放り込む魅力を持つ打者。本当にベンチに置くのはもったいない。しかし関本の存在があるからこそ、「レギュラークラス」の危機意識が高まるということは多いにあるだろう。ケガはもちろん、ちょっとした打撃不振でも、すぐさま関本に取って代わられるという恐怖感は、チームにとってかなり良い方向に働いている。そして関本に続く存在も各ポジションに育ってくれば、その時は最強チームの称号を手にしているだろう。

Posted by torao at 07:34 | comments(7)
[野手]関本
<< ヒッティングマーチ狂奏曲 | TOP | 野球の音、観客の声 >>

追いつめられた選手が一投・一打に見せる気迫や気概はすばらしいですね。おおげさに言えば居住まいを正してしまいます。満塁で見せた的場の一打もそうでしたね。高めのボール球のスライダーを右へ…。シビレます。
| BSミツルH | 2005/03/04 12:20 PM |
セッキー!セッキー!セッキー!
| ichiken | 2005/03/04 6:32 PM |
to BSミツルHさま
そう言われれば、的場選手は感動的な選手です。打撃も感動的ですし、ここまでの歩みもドラマチックです。気づけば祈りに近いものを捧げています。ケガしませんように、と。

to ichikenさま
かなり盛り上がっていますね(笑)。そりゃそうと、知らなかったなぁ、I.C.H.I.K.E.N.が頭文字をつなげたものだったとは(詳しくはichikenさんのページの上の方を読むとわかる、いや辞書でも引かないと意味はわからないw)
| torao | 2005/03/04 11:21 PM |
たとえ控えだとしても、関本は相手チームにとって、いや〜な存在になりそうですね。彼ほどの選手が控えとは……。
ピッチャー交替のタイミングで「代打・関本」のコールで沸きに沸く甲子園球場。嗚呼、目に浮かびます。
| 鳴尾浜小町 | 2005/03/05 12:16 AM |
to 鳴尾浜小町さま
あ、そうですね。このままだと右の代打の切り札という存在になる…。背中の「3」が力をくれそうですね(笑)。
| torao | 2005/03/05 8:44 AM |
>I.C.H.I.K.E.N.が頭文字をつなげたものだったとは

ムフフ
| ichiken | 2005/03/05 11:40 PM |
グフフ
| torao | 2005/03/06 9:08 AM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。