2007.07.10 Tuesday
交流戦が明けて、セ・リーグに流動的な雰囲気が漂い始める。トップのG、打つ方は相変わらず好調だが、先発、中継ぎとも投手が打たれる試合が増えて、現在3連敗中。追うドラゴンズもむかつくまでの強さは影を潜めた。一方不調だったスワローズが勢いに乗る。乗せたのはウチだけど(笑)。カープがえらいことになっちゃって抑えられる投手がいない状態。でもウチは8月初旬まで対戦なし。そういえば序盤カープにやられっぱなしだよなぁ。
「阪神=強い」。スポーツ紙上で、聞き慣れない、ピンとこない言葉(笑)を立て続けに見る。一つは3連戦終わって落合監督の言葉「強いな、阪神は」(中スポ)。もちろんお世辞半分、妖術半分、自分のところをすこしでも持ち上げて行こうという意図だろうが、ちょっと意外。
もう一つは、今日先発予定の内海「結果が出ているとはいえ阪神は強い」(サンスポ)。内海なんてまったく打ててないんだから、ホントは「阪神なんてチョロい」って言いたいんちゃうん?と思ってしまうが、意外とそんな感じで思っているのかも知れないね。
セの各チームとは久しぶりに当たるので、開幕当初のイメージがいったんクリアになるのは、ウチにとって良いことなのかも知れない。
イメージ 心の中に思い浮かべる姿や情景(三省堂「大辞林 第二版」)
実に軽い言葉だが、プレーの構成要素であるフィジカルとメンタルの根幹にあるのがイメージなんだから、これほど重要なものはない。投手でも打者でも練習でフォーム固める。それはすなわち頭の中のイメージと実際の動きを同化させる過程のこと。気持ちで負けない、プラス思考、アグレッシブに、モチベーションを高めて、勝負強さ…すべてのメンタルトレーニングの基本は想像力をベースにする。イメージはとても大切なもの。一番大切なものかも知れない。
そうそうイメージと言えば、応援のイメージもやっぱり大事。うちのチャンステーマ「わっしょい」と「チャンスマーチ」はかなり強力な部類。やっぱり人数が多いからね。だけどナゴドで最近ずっとやっている「川又チャンス」ってやつも強力だね。宇宙戦艦ヤマトみたいなメロのやつ。あの暗い単調なメロのリフレインと、「打て・打て・打て・打て・打って打って打ちまくれ」というたたみかけ。あのエンドレスは気が狂いそうになるね(笑)。「男を上げろ」もこれを狙ったんだと思うけど、やっぱり甲子園球場やタイガースの色には合わないかな(笑)。
ずっと見続けていると、元気の良い相手チームや、去年おととしの強い頃との対比で、どうしようもない「弱さ」を感じてしまう。でもおそらく実際対戦する相手にとって、「強そう」「弱そう」「勝てそう」「負けそう」そういうイメージってのは、強さの絶対値じゃないのだろうと思う。むしろ強くなっている途中なのか、弱くなっている途中なのか、その矢印の向き、スピード、加速度というものが重要なのだと思う。
例えばジャイアンツとスワローズの強さの絶対値を比べれば、長期戦だろうが短期戦だろうが明らかにGが上、強さポイントは95対50くらい。ところがGは投手の調子が下がって90ポイントに急降下中、一方Sは日替わりヒーローが刺激になって打線&中継ぎのモチベーションUPで強さポイントは60に急上昇。実際には絶対値ではまだ30ほどの開きがあっても、イメージの世界では「止まっている数値」は重要じゃなくなる。
プレーの一つ一つ、1球1球に勝ち負けがあり、その連続が勝負。一つ一つの勝負に双方のイメージが密接に影響を与えている。
タイガースが「波に乗れない」最大の理由は、動きの鈍さ。上向きになる→のそっと上向き→速度そのまま→勢いで負ける→下向きになる。だいたいトシをとって、賢くなるとこういう傾向になるよね。調子に乗ってバカなんてできない、慎重に慎重に一歩一歩…そうやっているうちに先を越されちゃう、なんてね。乗る時は何も考えないで流れに身を任せてバーンと行っちゃえばいいのよ。アホでもなんでもかまいやしない、行ったもん勝ち、やったもん勝ち、どこまでも図に乗って、相手飲み込んでやっちまえばいいのよ、足元けっ飛ばされるその時までは(笑)。ここらへん金本が言ったアグレッシブな走塁とも密接にリンクする部分だと思う。ここ遠征続きでチームメイトと時間と多く過ごす時期、金本さすがに良いタイミングで動いたよね。
ここまでサッパリの福原も、東京ドームのG戦とくれば、なんとなく好投しそうなイメージがあるし、ひょっとしたら相手もそんなイメージを持ってくれるかもしれない。ホームラン打ちそうなイメージもあるし(笑)。
ローテはTが福原、若竹、そして今季初登板の岩田!Gが内海、木佐貫、久保(または姜・福田)だって。正直こっちも頼りないローテのめぐりではあるんだけど、トップを行くGに「後半Tは手強い相手」というイヤなイメージを植え付けて、なんとか勝ち越したい。できれば全部(笑)。乗っちゃえ!
「阪神=強い」。スポーツ紙上で、聞き慣れない、ピンとこない言葉(笑)を立て続けに見る。一つは3連戦終わって落合監督の言葉「強いな、阪神は」(中スポ)。もちろんお世辞半分、妖術半分、自分のところをすこしでも持ち上げて行こうという意図だろうが、ちょっと意外。
もう一つは、今日先発予定の内海「結果が出ているとはいえ阪神は強い」(サンスポ)。内海なんてまったく打ててないんだから、ホントは「阪神なんてチョロい」って言いたいんちゃうん?と思ってしまうが、意外とそんな感じで思っているのかも知れないね。
セの各チームとは久しぶりに当たるので、開幕当初のイメージがいったんクリアになるのは、ウチにとって良いことなのかも知れない。
イメージ 心の中に思い浮かべる姿や情景(三省堂「大辞林 第二版」)
実に軽い言葉だが、プレーの構成要素であるフィジカルとメンタルの根幹にあるのがイメージなんだから、これほど重要なものはない。投手でも打者でも練習でフォーム固める。それはすなわち頭の中のイメージと実際の動きを同化させる過程のこと。気持ちで負けない、プラス思考、アグレッシブに、モチベーションを高めて、勝負強さ…すべてのメンタルトレーニングの基本は想像力をベースにする。イメージはとても大切なもの。一番大切なものかも知れない。
そうそうイメージと言えば、応援のイメージもやっぱり大事。うちのチャンステーマ「わっしょい」と「チャンスマーチ」はかなり強力な部類。やっぱり人数が多いからね。だけどナゴドで最近ずっとやっている「川又チャンス」ってやつも強力だね。宇宙戦艦ヤマトみたいなメロのやつ。あの暗い単調なメロのリフレインと、「打て・打て・打て・打て・打って打って打ちまくれ」というたたみかけ。あのエンドレスは気が狂いそうになるね(笑)。「男を上げろ」もこれを狙ったんだと思うけど、やっぱり甲子園球場やタイガースの色には合わないかな(笑)。
ずっと見続けていると、元気の良い相手チームや、去年おととしの強い頃との対比で、どうしようもない「弱さ」を感じてしまう。でもおそらく実際対戦する相手にとって、「強そう」「弱そう」「勝てそう」「負けそう」そういうイメージってのは、強さの絶対値じゃないのだろうと思う。むしろ強くなっている途中なのか、弱くなっている途中なのか、その矢印の向き、スピード、加速度というものが重要なのだと思う。
例えばジャイアンツとスワローズの強さの絶対値を比べれば、長期戦だろうが短期戦だろうが明らかにGが上、強さポイントは95対50くらい。ところがGは投手の調子が下がって90ポイントに急降下中、一方Sは日替わりヒーローが刺激になって打線&中継ぎのモチベーションUPで強さポイントは60に急上昇。実際には絶対値ではまだ30ほどの開きがあっても、イメージの世界では「止まっている数値」は重要じゃなくなる。
プレーの一つ一つ、1球1球に勝ち負けがあり、その連続が勝負。一つ一つの勝負に双方のイメージが密接に影響を与えている。
タイガースが「波に乗れない」最大の理由は、動きの鈍さ。上向きになる→のそっと上向き→速度そのまま→勢いで負ける→下向きになる。だいたいトシをとって、賢くなるとこういう傾向になるよね。調子に乗ってバカなんてできない、慎重に慎重に一歩一歩…そうやっているうちに先を越されちゃう、なんてね。乗る時は何も考えないで流れに身を任せてバーンと行っちゃえばいいのよ。アホでもなんでもかまいやしない、行ったもん勝ち、やったもん勝ち、どこまでも図に乗って、相手飲み込んでやっちまえばいいのよ、足元けっ飛ばされるその時までは(笑)。ここらへん金本が言ったアグレッシブな走塁とも密接にリンクする部分だと思う。ここ遠征続きでチームメイトと時間と多く過ごす時期、金本さすがに良いタイミングで動いたよね。
ここまでサッパリの福原も、東京ドームのG戦とくれば、なんとなく好投しそうなイメージがあるし、ひょっとしたら相手もそんなイメージを持ってくれるかもしれない。ホームラン打ちそうなイメージもあるし(笑)。
ローテはTが福原、若竹、そして今季初登板の岩田!Gが内海、木佐貫、久保(または姜・福田)だって。正直こっちも頼りないローテのめぐりではあるんだけど、トップを行くGに「後半Tは手強い相手」というイヤなイメージを植え付けて、なんとか勝ち越したい。できれば全部(笑)。乗っちゃえ!