2007.07.12 Thursday
でもMLB初満塁HRとワールドシリーズ初安打は新庄剛志(笑)。
なんちゅう試合しとんねん(笑)。神宮は両軍合わせて12HRのセ記録。北九州ではパ記録、9回の最長となる5時間6分。10点オーバーのシーソーゲームって、スローピッチソフトボールか(笑)。
合言葉は「JFKを休ませろ」。点は取れ取れ、取られるな。うまいこと5点差つけて目標達成!と思ったら締めは久保田で2イニングス。どうなってんの、Kって誰?意味わからん(笑)。まあ、今日はどんなことがあってもお休みもらえるってことだろうけどさ。
そんなわけで、2回表にせっかく奪った大量リードを吐き出して、バカ試合にしちゃう余裕はないから、全体に球が上ずっている若竹降板は良しとしよう。だけどジャイアンツも四苦八苦している中継ぎ陣を出しているので、もうちょっと余裕のある並び順とイニング数で良いだろう。できれば江草をもう1回。筒井と渡辺、二人で1回。ダーウィンはできれば2回、なんとかハシケンで締められるように持って行って欲しかった。しかし球宴前Gとの6試合の内、流れを決めるような2試合目だったから、慎重に守っていったのは結果的にOKになるかも知れない。岡田監督に当たりが出始めているような気もするし。やる気満々「いつも通りです。休みたい? そんなことないですよ」(サンスポ)という久保田、ありがとうね。
今岡のバッターボックスからはみ出そうなくらい引けた腰をなんとかしてくれ。いやむしろ腰とともにバッターボックスから外した方が良さそうだ。乗っていきたいチーム状態の中で積極性がないのが決定的にダメ。現在打率.282。チョイ前まで3割あったが、このまま行くとあっというまに.250くらいまで落ちそう。今岡を使う唯一の理由は率を持っていたから。こうなっちゃうと自信持って打てるようになるまで外した方が良いと思う。
野口はリード面でもよく試合を制御したし、相変わらず球際に強い打撃も見せたけど、7回の走塁は残念だったなぁ。一死で三塁走者。相手は前進守備、関本の良い当たりの一二塁間ゴロに脇谷が数歩走ってダイビング。立ち上がってホームを見たが野口は突っ込んでいない。打球のコースが見えていない。集中集中!勇気勇気!
木佐貫、久保。どんなに「化けた」と言われようと、何度か抑えられたとしても、どういうわけだか打てそうなイメージがある投手。たぶん顔だと思う(笑)。なんかこう一所懸命でマジメで1点を見つめている感じで、ちょっと不安になると中空を見ちゃう感じの投手。岡島もそうだったんだけど、立派になっちゃって(笑)。
ヒット・アウト・ヒット・アウト・ヒット・アウトで若竹が初回をなんとか1点でしのぐ。直後2回表先頭の金本が木佐貫のたった1球の失投を右中間に放り込む。ここのところの金本は背骨がすっと立っていて軸がぶれない。きっとヒザ痛の影響で下半身に力が入っていないのが良い方に出ているのだろう。そして頭とボールの距離感がバッチリ。センター方向に意識があるから失投を逃さない。逃さないオーラが出るから余計に投手はビビって失投する、この好循環。
ホームランより連打なんていうけど、5人がかり3安打で奪った1点を、主砲の一振りで取り返されたことが4連敗中のジャイアンツには応えたようだ。よくわかる、うちもそういう時期があったから(笑)。内野の連続エラーは動揺、焦りのあらわれ。無死一二塁、このタナボタチャンス、岡田監督は強行を狙っていたね。そうそれで良い。だって打順は下位に向かうし、相手からもらった、大事にしなくて良いランナーなんだからね。また野口が芝居上手いんだなぁこれが。いかにもバントしそうな素振りで初球を見逃し、ここは様子見のボール球が来るのはわかっている。で、2球目、二人のランナーがスタート、ヒッティング、良い当たりが前目のレフトの頭上を越える。1点追加2−1、さらに無死二三塁。はい完全にイケイケモードに入った。藤本がファーストストライクをレフト前に弾き返して3−1、無死一三塁。若竹の送りバント決まって一死二三塁。鳥谷初球をライト右前に運んで5−1。一気に来た。おおこれは、まさに今までウチがやられていたヤツだ(笑)。
若竹の後を受けた江草ががんばっていたが、4回ウラに1点失って2−5。これじゃただの接戦だよ、JFK出すことになっちゃう。と思っていたらまた金本だよ。だいたい3番今岡がダメだから金本から始まっちゃうんだけど、このおっさんが先頭に立って引っ張ることでチームが上手く回っている。何が幸運をもたらすかわからんもんだね。
二番手西村がそこそこ締めていたが、この回から代わった久保が金本にビビって四球。続く林も打席でじっくり構えてカウント2−2から甘く入った直球を痛烈なライト前ヒット。高橋由がやや右に寄ってこのボールを捕った時、金本はまだ二塁上、しかしここから加速して一気に三塁を奪う。打球からすれば、三塁に行くこと自体凄いと言う程でもない。ただ金本の左ヒザの状態が全力疾走にはキツイということを誰もが知っている中で、集中して一歩目のスタートを切り、ポジショニングから正しく判断をし、故障のリスクを気迫で封じ込めて果敢に滑り込んでいく、その存在感の凄さ。決意、覚悟という精神力の塊が、金本という人間の姿を借りて、一三塁間を疾走したように見えた。
神々しいまでのパワーが三塁上にある。打席に向かう桜井にこれ以上ないという程の勇気と集中を与え、マウンドの久保にこれ以上ないという程の不安と動揺を与える。阿部が何を意図して初球、高めのウェストボールを要求したかはわからないが、まるで運命のようなその初球は阿部の中腰に構えるミットとは関係なく真ん中高めに吸い込まれる。桜井のグリップエンドが大上段の構えから一直線に振り下ろされるのは自然の摂理のようだった。バットのやや先と思われたが、桜井天性のヘッドの走りはやや先までが芯である。桜井がしばいたボールは一瞬にしてドームの屋根と平行の軌道に乗った。誰もが確信した。一応、タッチアップのために三塁ベースに歩み寄った金本も確信している。そしてそのレフトへの打球を見やりながら、金本は両手を高々と上げて全身で喜びを表現した。
桜井のプロ入り第1号は、心が洗われるような美しいホームランだった。本当に素晴らしいホームランだった。
なんちゅう試合しとんねん(笑)。神宮は両軍合わせて12HRのセ記録。北九州ではパ記録、9回の最長となる5時間6分。10点オーバーのシーソーゲームって、スローピッチソフトボールか(笑)。
合言葉は「JFKを休ませろ」。点は取れ取れ、取られるな。うまいこと5点差つけて目標達成!と思ったら締めは久保田で2イニングス。どうなってんの、Kって誰?意味わからん(笑)。まあ、今日はどんなことがあってもお休みもらえるってことだろうけどさ。
そんなわけで、2回表にせっかく奪った大量リードを吐き出して、バカ試合にしちゃう余裕はないから、全体に球が上ずっている若竹降板は良しとしよう。だけどジャイアンツも四苦八苦している中継ぎ陣を出しているので、もうちょっと余裕のある並び順とイニング数で良いだろう。できれば江草をもう1回。筒井と渡辺、二人で1回。ダーウィンはできれば2回、なんとかハシケンで締められるように持って行って欲しかった。しかし球宴前Gとの6試合の内、流れを決めるような2試合目だったから、慎重に守っていったのは結果的にOKになるかも知れない。岡田監督に当たりが出始めているような気もするし。やる気満々「いつも通りです。休みたい? そんなことないですよ」(サンスポ)という久保田、ありがとうね。
今岡のバッターボックスからはみ出そうなくらい引けた腰をなんとかしてくれ。いやむしろ腰とともにバッターボックスから外した方が良さそうだ。乗っていきたいチーム状態の中で積極性がないのが決定的にダメ。現在打率.282。チョイ前まで3割あったが、このまま行くとあっというまに.250くらいまで落ちそう。今岡を使う唯一の理由は率を持っていたから。こうなっちゃうと自信持って打てるようになるまで外した方が良いと思う。
野口はリード面でもよく試合を制御したし、相変わらず球際に強い打撃も見せたけど、7回の走塁は残念だったなぁ。一死で三塁走者。相手は前進守備、関本の良い当たりの一二塁間ゴロに脇谷が数歩走ってダイビング。立ち上がってホームを見たが野口は突っ込んでいない。打球のコースが見えていない。集中集中!勇気勇気!
木佐貫、久保。どんなに「化けた」と言われようと、何度か抑えられたとしても、どういうわけだか打てそうなイメージがある投手。たぶん顔だと思う(笑)。なんかこう一所懸命でマジメで1点を見つめている感じで、ちょっと不安になると中空を見ちゃう感じの投手。岡島もそうだったんだけど、立派になっちゃって(笑)。
ヒット・アウト・ヒット・アウト・ヒット・アウトで若竹が初回をなんとか1点でしのぐ。直後2回表先頭の金本が木佐貫のたった1球の失投を右中間に放り込む。ここのところの金本は背骨がすっと立っていて軸がぶれない。きっとヒザ痛の影響で下半身に力が入っていないのが良い方に出ているのだろう。そして頭とボールの距離感がバッチリ。センター方向に意識があるから失投を逃さない。逃さないオーラが出るから余計に投手はビビって失投する、この好循環。
ホームランより連打なんていうけど、5人がかり3安打で奪った1点を、主砲の一振りで取り返されたことが4連敗中のジャイアンツには応えたようだ。よくわかる、うちもそういう時期があったから(笑)。内野の連続エラーは動揺、焦りのあらわれ。無死一二塁、このタナボタチャンス、岡田監督は強行を狙っていたね。そうそれで良い。だって打順は下位に向かうし、相手からもらった、大事にしなくて良いランナーなんだからね。また野口が芝居上手いんだなぁこれが。いかにもバントしそうな素振りで初球を見逃し、ここは様子見のボール球が来るのはわかっている。で、2球目、二人のランナーがスタート、ヒッティング、良い当たりが前目のレフトの頭上を越える。1点追加2−1、さらに無死二三塁。はい完全にイケイケモードに入った。藤本がファーストストライクをレフト前に弾き返して3−1、無死一三塁。若竹の送りバント決まって一死二三塁。鳥谷初球をライト右前に運んで5−1。一気に来た。おおこれは、まさに今までウチがやられていたヤツだ(笑)。
若竹の後を受けた江草ががんばっていたが、4回ウラに1点失って2−5。これじゃただの接戦だよ、JFK出すことになっちゃう。と思っていたらまた金本だよ。だいたい3番今岡がダメだから金本から始まっちゃうんだけど、このおっさんが先頭に立って引っ張ることでチームが上手く回っている。何が幸運をもたらすかわからんもんだね。
二番手西村がそこそこ締めていたが、この回から代わった久保が金本にビビって四球。続く林も打席でじっくり構えてカウント2−2から甘く入った直球を痛烈なライト前ヒット。高橋由がやや右に寄ってこのボールを捕った時、金本はまだ二塁上、しかしここから加速して一気に三塁を奪う。打球からすれば、三塁に行くこと自体凄いと言う程でもない。ただ金本の左ヒザの状態が全力疾走にはキツイということを誰もが知っている中で、集中して一歩目のスタートを切り、ポジショニングから正しく判断をし、故障のリスクを気迫で封じ込めて果敢に滑り込んでいく、その存在感の凄さ。決意、覚悟という精神力の塊が、金本という人間の姿を借りて、一三塁間を疾走したように見えた。
神々しいまでのパワーが三塁上にある。打席に向かう桜井にこれ以上ないという程の勇気と集中を与え、マウンドの久保にこれ以上ないという程の不安と動揺を与える。阿部が何を意図して初球、高めのウェストボールを要求したかはわからないが、まるで運命のようなその初球は阿部の中腰に構えるミットとは関係なく真ん中高めに吸い込まれる。桜井のグリップエンドが大上段の構えから一直線に振り下ろされるのは自然の摂理のようだった。バットのやや先と思われたが、桜井天性のヘッドの走りはやや先までが芯である。桜井がしばいたボールは一瞬にしてドームの屋根と平行の軌道に乗った。誰もが確信した。一応、タッチアップのために三塁ベースに歩み寄った金本も確信している。そしてそのレフトへの打球を見やりながら、金本は両手を高々と上げて全身で喜びを表現した。
桜井のプロ入り第1号は、心が洗われるような美しいホームランだった。本当に素晴らしいホームランだった。