2007.08.06 Monday
4位ベイスターズは粘り強く、ピッタリ追走して来る。そして首位ジャイアンツが打線好調、8月負けなしの5連勝で突き放しにかかっている。
明日8/7からのG戦(東京ド)で「今一番強いのはどっち?」が明らかになる。優勝争いという意味ではまだ時期的に早いが、4.5差あるタイガースとしては、3タテを食らうようなヘマだけはできない。ちなみに、金本は「1位通過」という言葉を使っているが、規定上、「1位=リーグ優勝」と定義されているんだから、「優勝しか考えていない」で良いんじゃない?それで従来同様、オマケとして日本一への挑戦権が付いてくるんだけど、今年からは予選が必要になると。
もちろん、現在の戦いぶりが非常に良いだけに、追う者としてはこのG3連戦は最低限勝ち越したいけどね。
とにかく、また今年も真夏まで興奮できるシーズンにしてくれて、タイガースに感謝だ。エライっ!(笑)
カープを3タテ。週末、たくさん集まった市民球場のカープファンには申し訳ないが、こっちもここで足踏みはしていられない。
この3連戦、両チームの対比が鮮明だった。守備のミス、走塁のミス、併殺打を重ねて試合を崩したカープに対し、好守、好走塁、進塁打で試合を作っていったタイガース。しかしシーズン序盤、カープが対戦成績で圧倒していたように、その「差」「違い」はちょっとしたこと。がっぷりよつに組んだ時はまったくの互角。ドシっと構えて、相手の両まわしを掴んで、正面からジリジリと寄っていける自信があるのはどっちなのか。組み合っている内にアゴが上がったり、ヒジが伸びてしまうのはどっちなのか。力比べではかなわないと、引いたり、はたいたり、いなしたりしてしまうのはどっちなのか。相撲では心技体という言葉を使うが、なるほどまず「心」なのだな、そう感じた3連戦だった。
3回表一死から、鳥谷先制6号ソロHRで黒田攻略が開始。逃げていく高めのシュート、上から叩いてレフトに飛ばす鳥谷独特の打撃が久々に来た。この好調期もライト側への打球が目立っていたが、こうやって長打が広角に出るようになれば絶好調。この春、鳥谷はとんでもないことになると皆が思っていた、あの状態までようやく戻ってきた。打率は三割目前、ここからやったれや。
気落ちしたところを赤星が中前にクリーンヒット。さらに気落ちしつつ赤星の足を警戒している初球に、シーツがまさかのセフティバント。これが絶妙のコースに転がり、慌てた黒田ボールが手につかず、一死一二塁。これが大きかった。
どよーんと気落ちした黒田、なんとか金本を上手く打ち取ったが、三塁寄りに転がったボテボテ投ゴロは内野安打性、前回登板時打球直撃の影響もあってか、裁く足が鉛のよう。結局一塁への送球は高投大悪送球。2点目が入る。さらに一死一三塁から林がバットの先で拾った中前ヒットで3点目、一死一二塁から桜井が中前クリーンヒットで満塁とし、一死満塁矢野が仕事キッチリ、狙って打ったボテボテ二ゴロ、アウトは1塁のみで4点目。強いチームの点の取り方だった。
岩田。辛抱して使っていると思う。プロ初白星なんていうことは、どうでも良いのよ。相手先発エース黒田と投げ合って、先に降りることにはなったものの、先に点は与えなかった。3回と1/3、失点2という記録を残して、チームに勝利をもたらした。もし優勝したら、あの時、黒田に対して岩田で負けなかったことがどれだけ大きかったか。そう言えるような投球だったんだからね。
個人的にやらなきゃいけないことは、どうやって力むかを身につけること。力んだら外れちゃう状態から、力んだら甘くなる状態までは来た。あとは力むと良いボールが行くようにすれば良いだけだ。下に行くことになるかも知れないけど、上にいる気持ちでやり続けろ!
「JFKを休ませろ」の合言葉だが、いつもいつもそればかりではダメなんだな。JFKが今後一切出る機会がなかったら、彼らも商売上がったりなわけだからね(笑)。そういう意味では、前日休みで、月曜休みのこの試合は、「JFKに楽をさせろ」が合言葉。1点差はしんどいし、3点差は緩む。ベストの2点差で、「どうぞ皆様本日もよろしくお願い致します」って感じ(笑)。
慣れない休み明けの久保田は、同点機を作るまであたたまらなかったみたい。でも最後東出、梵の連続三振の直球は凄かった。あれ、当たっても絶対バット折るよなぁ。あ、その前に林ナイスプレー。あれ抜けてたら、こんなんエラソウに書いていられない(笑)。
藤川が久しぶりに三者連続ストレートで空振り三振のパンチアウト。勝負の夏場過ぎまで力をためておくために変化球の使い方を研究してきて、その成果を形にしてみせる季節が来たという感じ。フィニッシュは同じでも、打者の意識、頭の中は去年より余計に混乱している。
もうこの上は望まないよ。末永く藤川の直球を鑑賞していく上で、ここいらが絶妙の折り合いだと思う。ウィニングショットのライジングは、これからさらに良くなって行きそうだしね。さすが球児だわ。
(追記:10:00おもいっきり付け足しでゴメンW)
岩田の後、厳しい流れををまとめた、渡辺&杉山はよく頑張った。後輩に手本を見せることができたね。こうやって「格」ってのができていくんだなぁ、と思った。
明日8/7からのG戦(東京ド)で「今一番強いのはどっち?」が明らかになる。優勝争いという意味ではまだ時期的に早いが、4.5差あるタイガースとしては、3タテを食らうようなヘマだけはできない。ちなみに、金本は「1位通過」という言葉を使っているが、規定上、「1位=リーグ優勝」と定義されているんだから、「優勝しか考えていない」で良いんじゃない?それで従来同様、オマケとして日本一への挑戦権が付いてくるんだけど、今年からは予選が必要になると。
もちろん、現在の戦いぶりが非常に良いだけに、追う者としてはこのG3連戦は最低限勝ち越したいけどね。
とにかく、また今年も真夏まで興奮できるシーズンにしてくれて、タイガースに感謝だ。エライっ!(笑)
カープを3タテ。週末、たくさん集まった市民球場のカープファンには申し訳ないが、こっちもここで足踏みはしていられない。
この3連戦、両チームの対比が鮮明だった。守備のミス、走塁のミス、併殺打を重ねて試合を崩したカープに対し、好守、好走塁、進塁打で試合を作っていったタイガース。しかしシーズン序盤、カープが対戦成績で圧倒していたように、その「差」「違い」はちょっとしたこと。がっぷりよつに組んだ時はまったくの互角。ドシっと構えて、相手の両まわしを掴んで、正面からジリジリと寄っていける自信があるのはどっちなのか。組み合っている内にアゴが上がったり、ヒジが伸びてしまうのはどっちなのか。力比べではかなわないと、引いたり、はたいたり、いなしたりしてしまうのはどっちなのか。相撲では心技体という言葉を使うが、なるほどまず「心」なのだな、そう感じた3連戦だった。
3回表一死から、鳥谷先制6号ソロHRで黒田攻略が開始。逃げていく高めのシュート、上から叩いてレフトに飛ばす鳥谷独特の打撃が久々に来た。この好調期もライト側への打球が目立っていたが、こうやって長打が広角に出るようになれば絶好調。この春、鳥谷はとんでもないことになると皆が思っていた、あの状態までようやく戻ってきた。打率は三割目前、ここからやったれや。
気落ちしたところを赤星が中前にクリーンヒット。さらに気落ちしつつ赤星の足を警戒している初球に、シーツがまさかのセフティバント。これが絶妙のコースに転がり、慌てた黒田ボールが手につかず、一死一二塁。これが大きかった。
どよーんと気落ちした黒田、なんとか金本を上手く打ち取ったが、三塁寄りに転がったボテボテ投ゴロは内野安打性、前回登板時打球直撃の影響もあってか、裁く足が鉛のよう。結局一塁への送球は高投大悪送球。2点目が入る。さらに一死一三塁から林がバットの先で拾った中前ヒットで3点目、一死一二塁から桜井が中前クリーンヒットで満塁とし、一死満塁矢野が仕事キッチリ、狙って打ったボテボテ二ゴロ、アウトは1塁のみで4点目。強いチームの点の取り方だった。
岩田。辛抱して使っていると思う。プロ初白星なんていうことは、どうでも良いのよ。相手先発エース黒田と投げ合って、先に降りることにはなったものの、先に点は与えなかった。3回と1/3、失点2という記録を残して、チームに勝利をもたらした。もし優勝したら、あの時、黒田に対して岩田で負けなかったことがどれだけ大きかったか。そう言えるような投球だったんだからね。
個人的にやらなきゃいけないことは、どうやって力むかを身につけること。力んだら外れちゃう状態から、力んだら甘くなる状態までは来た。あとは力むと良いボールが行くようにすれば良いだけだ。下に行くことになるかも知れないけど、上にいる気持ちでやり続けろ!
「JFKを休ませろ」の合言葉だが、いつもいつもそればかりではダメなんだな。JFKが今後一切出る機会がなかったら、彼らも商売上がったりなわけだからね(笑)。そういう意味では、前日休みで、月曜休みのこの試合は、「JFKに楽をさせろ」が合言葉。1点差はしんどいし、3点差は緩む。ベストの2点差で、「どうぞ皆様本日もよろしくお願い致します」って感じ(笑)。
慣れない休み明けの久保田は、同点機を作るまであたたまらなかったみたい。でも最後東出、梵の連続三振の直球は凄かった。あれ、当たっても絶対バット折るよなぁ。あ、その前に林ナイスプレー。あれ抜けてたら、こんなんエラソウに書いていられない(笑)。
藤川が久しぶりに三者連続ストレートで空振り三振のパンチアウト。勝負の夏場過ぎまで力をためておくために変化球の使い方を研究してきて、その成果を形にしてみせる季節が来たという感じ。フィニッシュは同じでも、打者の意識、頭の中は去年より余計に混乱している。
もうこの上は望まないよ。末永く藤川の直球を鑑賞していく上で、ここいらが絶妙の折り合いだと思う。ウィニングショットのライジングは、これからさらに良くなって行きそうだしね。さすが球児だわ。
(追記:10:00おもいっきり付け足しでゴメンW)
岩田の後、厳しい流れををまとめた、渡辺&杉山はよく頑張った。後輩に手本を見せることができたね。こうやって「格」ってのができていくんだなぁ、と思った。