自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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サマー乱打
ガトームソン、ドーピングで処分。
発毛剤というのもワケわからんし、検査したのは1ヶ月ほど前だったのに、勝利投手になった翌日に処分というのもワケわからん。とりあえず今後また処分者が出るのか、それとガトームソンの頭髪に注目だ。


赤松、二軍戦で5試合連続二塁打を記録。こんなことを気にしている人はそうそうおるまい、えっへん(笑)。


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全国各地猛暑でふーふー。35度だ37度だって体温じゃねぇっつうの。
そら投手もへばる時期やわ。全国各地から乱打乱戦祭りの便りが届く。
仙台は18518人、4時間01分、両軍計23安打でE7X-6M。田中の「神の子」っぷりも大したもんだ。
名古屋は38190人、3時間57分、両軍計20安打でD5-6G。バッテリーのエラーやミスで川上撃沈。とりあえずD頑張れ。乗らない程度に(笑)。
広島は12040人、3時間31分、両軍計26安打でC7-3S。こんな試合がアッサリした試合に見える(笑)。Sは8月2勝7敗。前日は代打オレもあったようだが、古田PMきついねぇ。
神戸は12978人、4時間08分、両軍計25安打で、Bs7X-5H。7回終了5-0リードを8回一気に追いつかれたBsだが、延長11回タフィーのサヨナラ2ランで乱戦にケリ。


そして極めつけ横浜は観衆23455人、試合時間「9回・中断なし」で4時間34分、両軍計25安打で、YB6-8T。総出場選手数は両軍計35人(笑)。でも不思議と「バカ試合」とは言いたくない、必死に頑張っている姿が印象に残る、内容を感じる試合だった。見てはないけど他球場もそうだったんじゃないかな。


上園は2回4安打4四球2失点じゃ代えられても文句は言えない。ただ私も大矢監督同様、まさかJFKが使えないはずのこの試合で、「次期エース候補」上園に3回表でスパッと代打を出してくるとは考えていなかった。1点は取ったが二死になって走者は二塁、8番関本を敬遠して、二死一二塁。代打葛城はものの見事に左中間突破で、敬遠の関本まで生還させる。まんまと裏をとって、点をとることによって、JFKを休ませることに成功…させるはずだったんだけどね(笑)。

渡辺がイマイチ自分を信じ切れなかったか。いつもはストライクゾーンに対して勝ち気に食い込んでくるようなギリギリのボールが、ナヨっと逃げていく。カウントが欲しい時の球が媚びるように甘く寄る。暑さ、疲れ、なのかなぁ。2イニング目は、シーツのトンネルもあったが、連打を浴びて失点。さらにベテラン佐伯にど真ん中に入る緩いカーブを狙い打たれ、まさかの同点3ラン。低い身長を利した「なんちゃってライジング」を信じて、強い気持ちでインハイをえぐらないとナベは生きない。

江草はまあいつもの適当な投球で(笑)、最後もとっちらかして去っていったんだけど、なぜか勝ち投手(笑)。そういう巡りなんだね。意外と中盤でこういうテキトーなとっちらかった投手が出てくると、相手もイライラしそうだ(笑)。ただ最後連続四球の後、一死一二塁で佐伯を3球三振に仕留めたアウトハイへの直球は素晴らしかった。びゅいんとベース板を斜めに走って行った。野口らしく相手の意表をついたというのもあるけど、あのケレンミのなさが江草の醍醐味。
6回二死一二塁。久保田、代わりっぱなの初球スライダーを狙い打たれてゴロが三遊間真っ二つ…これを鳥谷が横っ飛びでギリギリ止める。ボールこぼれてアウトにはできなかったがいっぱいいっぱいのナイスプレーで命拾い。満塁になってくれりゃしめたもの。迷いなく150km/hオーバーインコースグイグイ3連発で3球三振。さすが野口やねぇ。久保田イニングまたぎの7回にも代打下園にグイグイ直球3球三振があった。こういうのって投手やチームを乗せるよね。良いよー。打たれてたらボロカス言ってるけど(笑)。

8回ジェフ。球は行っているんだけどベイの必死な粘りで四球とヒットで無死一二塁のピンチ。打者村田。けっこうドキドキするなぁ。よっしゃ、高め直球で6−4−3。佐伯の投ゴロはフライのように高く跳ねたがギリでアウト、ほーっ(笑)。

ラストは球児。ハマスタのリリーフカーは昔のパレードみたいなスポーツカーでカッコイイよね。そしてこいつのまっすぐが絶好調。吉村に格の違いを見せつけると、うるさい内川はフォークでいなして、相川にはまっすぐなしで三振。初めだけビャっと見せて、後は軽くチョイ。上手い!



ベイスターズは、流れを掴んでかさにかかるような野球をやってくると強い。しかし守りや走塁については粗っぽいという印象がある。二度犠打決められなかった野口、タイムリートンネルのシーツなど、タイガースも偉そうに言えないけれど、そういう緩いところにベイの弱みがあるということを意識して攻めていた。少々強引でも果敢に攻め込むことで、その小さな差が大きく広がり、勝敗を分けた。
この日同点HRも打ったレフト佐伯の守備力を徹底的に衝いた。3回は四球で出た金本が一死から桜井の左越二塁打(これも上手い外野手なら捕れている)で一気に生還した。
6回も四球で出た鳥谷(この日も無安打ながら貴重すぎる出塁)がシーツのレフト線二塁打で一気に帰ってくる。処理の緩慢さ、肩の弱さが計算に入っている。しかもバックホームされる間にシーツは三塁を奪っている。これがこの日のハイライトプレーだ。ボールの通るコースを横切るように進むっていうのはなかなかできることじゃない。だけど中継のショート石井が佐伯の弱肩をフォローするために深くまで追うことがわかっているから、計算上行けるのだ。鳥谷、シーツともにナイスラン。いやあ、良い走塁だよねぇ。
一死三塁だから金本は楽に初球外を外野フライ狙いで楽々達成。トドメの2点リードとなる。
二死後、林がヒットで二死一塁。桜井カウント2−3。一走林はオートマチックスタート。2球ファールのあと桜井がレフト前ヒット、当然深く守っていた佐伯が少し右に走って打球を処理し、また深くまで追ってきた石井に送球する。この時、吉竹コーチは「伊原コーチ」だった(笑)。そうだ行け!林3塁を回る、深いところから石井バックホーム、相川ブロック、林まともにつっこむ、ぶつかる、本塁に足は届いていない、相川ボールを掴んでいる、アウトー!林が投手よりに逃げるスライディングができればタッチをかわせたかも知れないし、もうちょっとぶちかましが上手ければ捕球を妨害できたかも知れない。2球ファールの影響で、3塁を回った時スピードがちょっと落ちたようにも思った。もちろん相手だって、十分警戒していて、もうやられまいと必死だったしね。それでもクロスプレーになった。本当にシビレたよ。イイ!



いいかい、相手は「絶対3位に入る」を目標に、必死でうちを倒しに来ているんだからね。驕らず、ひるまず。真正面から圧力をかけるストロングスタイルを緩めるなよ。そして今日という今日はJFKの公休日だ。できればブルペンに布団を敷いて寝かしておいて欲しいくらいだ。先発は杉山と報じられているが、そのつもりでしっかり投げて欲しいし、打つ方もそのつもりでね。

Posted by torao at 09:56 | comments(7)
[球団スタッフ]吉竹
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熱闘ハマスタでしたね。

渡辺も押し出しやキツ〜い被弾を経験して、一人前になっていくのでしょう。今が一皮むけるところ。
先発陣不調に猛暑が重なって、負担大の中継ぎ陣ですが、ビビる気持ちを封印して、投げ込んでほしいです。
| 一虎ファン | 2007/08/11 11:09 AM |
ぼくもニュースでしか見てないんですけど、一昨日のドラゴンズ井端が見せた走塁(1塁3塁で1塁に井端。ウッズのショートライナーがショートのグラブをはじいてレフトに転がる感に一気に一塁からホームまで帰ってきた井端の走塁)。あれを吉竹コーチ見て「これ、オレもやってみたい!」って思ったのかな、って思ってみてました(笑)

アンディのサードまで行った点もtoraoさんがおっしゃるように見事やったと思います。現状の金本選手を考えると速いストレートは振りにいってもほとんど振りまけてますから、バッティングカウントで変化球待ってストレート見逃してるケースが多いですよね。「犠牲フライを打ちに行く」というのはその金本選手の現状をを考えれば、最も負担が少なく、結果も出やすくなる。鳥谷、シーツの走塁。
ほんまにあそこが勝因やと思いました。

せやけど、鳥谷、いつの間にかエライしぶい活躍になってますよね。ポイントで見せる好守備とヒットではない出塁。ここに来て意外にもむっちゃ「二番ショート」っぽくなってきました。なんなんでしょうか?彼(笑)
| コーチ | 2007/08/11 11:27 AM |
こんにちはー☆
1軍の試合をテレビでなかなか見れない私は昨日、
炎天下の中、ファーム観戦していました。それで、、、
>赤松、二軍戦で5試合連続二塁打を記録。こんなことを気にしている人はそうそうおるまい、えっへん(笑)。

お茶目なtoraoさん♪
観戦へ行く前、10日の記事を拝見していたので、
1回表に先頭打者で、いきなり二塁打を放ったものですから、
「torao大先生、嬉しいやろうな〜」と思いましたw
(死球を受け、痛がっていたな〜部分は隠しておこう/何故)
中村豊選手も坂選手も元気ハツラツとしておりましたよ☆
ちなみに、昨日の先発は福原投手でした!!(驚)
※どうでもいいんですけど、うちのブログのURLが変わっておりますことをお伝えします。
 って、かな〜り前なんだけどね(苦笑)
| よっちゃん | 2007/08/11 2:43 PM |
長い試合でした。
帰ってからいそいそと、録画時間の延長(笑)
前日スタメン落ちの桜井が猛打賞。
昨日の彼のヒーローインタビューを聞いて感じたんですが、
ホームランも猛打賞も、普通にやれば普通に出来るんだ
と、信じ切っている。
確信に近いものを持っている。
結果に対して全く恐れる所がない。
勿論、浜中のスタメンは彼に良い刺激を与えているが、
決して揺れる事はない。
少なくとも表向きにはそう感じさせる。
これがもし本物なら、一軍昇格のタイミングと
本人の充実度がピッタリ合ったのかも。
また一つ大きくなった気がする。
| 西田辺 | 2007/08/11 6:29 PM |
to 一虎ファンさま
そうそう、打たれて良いんですよ、JFKじゃないんだから打たれて当たり前なんです。開き直って、打たれるけど、打ち返してね!って投げたら良いと思うんです。

to コーチさま
ドラゴンズは、堂上兄なんていうニュースターも出てきて、また良い雰囲気が出始めましたね。どこも決め手もないけど、悪くもないです。
鳥谷、「なんなんでしょうか?彼(笑)」と問われれば、「あれはなんも考えてない」と答えましょう(笑)。いや、ホント不思議な選手やわー。

to よっちゃんさま
いやいやスマンスマン、リンク直しました。
名古屋も死にそうに暑いらしいですが、行きましたか、お疲れさまです。
二軍選手がはつらつとやっているというお知らせは、とても嬉しいですね。また新しく上がってくる選手がいると良いんだけどなぁ。

to 西田辺/さま
そういえば8/12の録画を見て、桜井のライトの守備力がびっくりするくらいまたアップしていました。ライン際の球をスライディングキャッチしたり、ゴロヒットにチャージしてきて素速く中継に返球したり。当たり前のことを当たり前にやっていました。
面白いですね、人間心がけ一つで、ここまでガラッと変わるんですね。
| torao | 2007/08/12 10:49 AM |
toraoさん、こんにちは。
今期前半は見ててイライラして(こちらでも苦言を書いて)たんですが、
今は守備も走塁も積極的でスピード感があって見てて楽しいですよね。
ホント『心がけ一つ』、金本さんのゲキのおかげなんでしょうね。
がんばれ今岡!
| ume | 2007/08/13 10:43 AM |
to umeさま
金本のゲキが、転機になりましたね。本当は口で言いたいタイプじゃないのですが、口で言うしかないほど、だったのでしょう。そしてそれを皆敏感に感じられる人たちだったんでしょうね。
| torao | 2007/08/13 10:53 AM |

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