2007.08.12 Sunday
昨日は夕方ボブルヘッズ(くわしくはこちら)の練習があって、晩は綱島理友監督のお誕生祝い大宴会。
その前にみんなで綱島ラジウム温泉(ここ)でひとっ風呂浴びて、ビン入りコーヒー牛乳を腰に手をあてて一気飲みして、気分良かったー。このレトロ感はもうたまらないね。
で、お誕生祝い宴会といったって、そこは野球好きの集まり、みんな途中経過が気になってしゃあない(笑)。特にこの集団はベイスターズファンの大将みたいな綱島さんが中心だから、ベイファンがやたら多い。標準分布から言えば倍以上だと思う(笑)。普通に多いタイガースファンの数を凌ぐほど。もう携帯の速報をみんなで更新しまくって、盛り上がった盛り上がった。
まああれだ、そういう空間にいてつくづく思ったことだけど、今年のベイスターズは、こんな時期にAクラス争いから消え去ってしまうほど弱くない。
伝えられるところでは、前日の熱戦の後、選手全員を集めて、「みんな精一杯戦ってくれている。それは本当によくわかっている。だけど精一杯戦って、負けてしまっては、これ以上上に行けない。どうか明日も精一杯戦って、絶対に勝とう」そう鼓舞したんだって。彼らは今、今年一の勝負所を迎えているということなんだと思う。
首位決戦も五分、3位争いも五分。今日、また意地のぶつけ合いだ。
というわけで、今朝になってから録画をチェック。
初回、鳥谷の美しい二塁打、赤星の忠実な二ゴロ進塁打。とても良い出だしで一死三塁。そしてシーツがまた素晴らしいセンター前ヒットを打ったはずだった。ところがベイ先発工藤がそのライナー性の打球をギリギリでグラブで触り、前進守備のセカンド真正面に転がす。もうこの時点で大矢監督の気迫が実を結んじゃっている。工藤は初回につかまえればそのままKO、ここを乗り越えれば楽に試合を作ってしまう、ちょっと脆弱な大投手。1点先制してなお一死一塁で4番、5番ということになっていれば、一気攻略の目もあったと思う。
さてT先発の杉山。普通に良かった。直球の制球は「だいたい」だったが、びゅんと迫ってくる勢いがあって、押し込んでいた。カーブの制球が良く、組み立てやすかったと思う。初回の失点は、林が一二塁間のゴロを掴めなかったエラー、さらにまったく定まらなかったシュートを引っかけて低投、暴投で二進される。村田にはシュートが抜けて死球、二死後、ひっかかり気味のシュートを佐伯にタイムリー。エラーや暴投はもちろんのこと、配球的にもやらずもがなの先制点をやってしまったと思う。
だけどその後は、まずまずだろう。立ち上がりに多投させたシュートを止めて、直球、カーブ、スライダー、フォークで組み立てるようになって、ほぼ安定した投球が続いた。
6回ウラの2点目はちょっとバテた、あるいはツキがなかった。一死からの佐伯の一二塁間ゴロに関本がダイビング、杉山がベースカバーに入ったが、ほんのちょっとタイミングが合わず杉山の足が離れてセーフに。吉村のショートゴロがちょっと変則的なバウンドで鳥谷がダッシュしきれず併殺は一塁セーフで完成せず。二死一塁から内川の三塁線のゴロはそう良い当たりでもなかったが、シーツのポジションが悪かったのか横っ飛び捕れず、併殺崩れで残った吉村が一気に生還してしまう。
で、工藤に良いようにやられていたが、7回表からようやく反撃。赤星ヒット、さらにシーツとのエンドランで無死一三塁。金本がレフトへ浅めの犠飛で1−2。残念だがこの攻めが弱かった。常の金本なら、一二塁間へ強いゴロを打ち、あわよくば1点入ってなお一三塁、悪くても一死二塁を作りに行くだろう。あるいは工藤のへばりを感じ取って、放り込みに行くだろう。
8回、わっしょいわっしょいとたたみかけ、2−2同点としてなお一死満塁でシーツ、金本。ストライクに手が出ず見逃し三振のシーツと、打席中ただ1球来た甘い球に手が出ず、5球来たボール球のうち2つを空振りしてしまった金本。これで負けなきゃどうかしている。横浜の中継ぎ陣が精一杯の力を出し切って勝ったということ。残念だが、この日は大矢監督の執念に屈したということだ。
だから久保田が打たれて負けたとはまったく思わない。と言うよりブルペンに布団を敷いて3人を寝かしとけって言ったろうが(笑)。いや冗談抜きで、この8回ウラは、「同点で迎えた8回ウラ」じゃないんよ。8回表に「完敗を喫した」負け試合なのよ。だからビハインドチームが自分の生存を賭けてマウンドに行くべき場面だった。
鳥谷、赤星、関本はしっかり出塁できたが、クリーンアップで走者を返せず。その焦りが守備のエラー、バントミス、牽制による盗塁死に繋がっていく。この試合はベイスターズの気迫勝ちだ。だが、やられっぱなしの金本でもあるまいし、今はチームの全員が強い精神状態で臨めていると思うので、今日はきっちり強いプレーをやってくれるさ。のう?
で、お誕生祝い宴会といったって、そこは野球好きの集まり、みんな途中経過が気になってしゃあない(笑)。特にこの集団はベイスターズファンの大将みたいな綱島さんが中心だから、ベイファンがやたら多い。標準分布から言えば倍以上だと思う(笑)。普通に多いタイガースファンの数を凌ぐほど。もう携帯の速報をみんなで更新しまくって、盛り上がった盛り上がった。
まああれだ、そういう空間にいてつくづく思ったことだけど、今年のベイスターズは、こんな時期にAクラス争いから消え去ってしまうほど弱くない。
伝えられるところでは、前日の熱戦の後、選手全員を集めて、「みんな精一杯戦ってくれている。それは本当によくわかっている。だけど精一杯戦って、負けてしまっては、これ以上上に行けない。どうか明日も精一杯戦って、絶対に勝とう」そう鼓舞したんだって。彼らは今、今年一の勝負所を迎えているということなんだと思う。
首位決戦も五分、3位争いも五分。今日、また意地のぶつけ合いだ。
というわけで、今朝になってから録画をチェック。
初回、鳥谷の美しい二塁打、赤星の忠実な二ゴロ進塁打。とても良い出だしで一死三塁。そしてシーツがまた素晴らしいセンター前ヒットを打ったはずだった。ところがベイ先発工藤がそのライナー性の打球をギリギリでグラブで触り、前進守備のセカンド真正面に転がす。もうこの時点で大矢監督の気迫が実を結んじゃっている。工藤は初回につかまえればそのままKO、ここを乗り越えれば楽に試合を作ってしまう、ちょっと脆弱な大投手。1点先制してなお一死一塁で4番、5番ということになっていれば、一気攻略の目もあったと思う。
さてT先発の杉山。普通に良かった。直球の制球は「だいたい」だったが、びゅんと迫ってくる勢いがあって、押し込んでいた。カーブの制球が良く、組み立てやすかったと思う。初回の失点は、林が一二塁間のゴロを掴めなかったエラー、さらにまったく定まらなかったシュートを引っかけて低投、暴投で二進される。村田にはシュートが抜けて死球、二死後、ひっかかり気味のシュートを佐伯にタイムリー。エラーや暴投はもちろんのこと、配球的にもやらずもがなの先制点をやってしまったと思う。
だけどその後は、まずまずだろう。立ち上がりに多投させたシュートを止めて、直球、カーブ、スライダー、フォークで組み立てるようになって、ほぼ安定した投球が続いた。
6回ウラの2点目はちょっとバテた、あるいはツキがなかった。一死からの佐伯の一二塁間ゴロに関本がダイビング、杉山がベースカバーに入ったが、ほんのちょっとタイミングが合わず杉山の足が離れてセーフに。吉村のショートゴロがちょっと変則的なバウンドで鳥谷がダッシュしきれず併殺は一塁セーフで完成せず。二死一塁から内川の三塁線のゴロはそう良い当たりでもなかったが、シーツのポジションが悪かったのか横っ飛び捕れず、併殺崩れで残った吉村が一気に生還してしまう。
で、工藤に良いようにやられていたが、7回表からようやく反撃。赤星ヒット、さらにシーツとのエンドランで無死一三塁。金本がレフトへ浅めの犠飛で1−2。残念だがこの攻めが弱かった。常の金本なら、一二塁間へ強いゴロを打ち、あわよくば1点入ってなお一三塁、悪くても一死二塁を作りに行くだろう。あるいは工藤のへばりを感じ取って、放り込みに行くだろう。
8回、わっしょいわっしょいとたたみかけ、2−2同点としてなお一死満塁でシーツ、金本。ストライクに手が出ず見逃し三振のシーツと、打席中ただ1球来た甘い球に手が出ず、5球来たボール球のうち2つを空振りしてしまった金本。これで負けなきゃどうかしている。横浜の中継ぎ陣が精一杯の力を出し切って勝ったということ。残念だが、この日は大矢監督の執念に屈したということだ。
だから久保田が打たれて負けたとはまったく思わない。と言うよりブルペンに布団を敷いて3人を寝かしとけって言ったろうが(笑)。いや冗談抜きで、この8回ウラは、「同点で迎えた8回ウラ」じゃないんよ。8回表に「完敗を喫した」負け試合なのよ。だからビハインドチームが自分の生存を賭けてマウンドに行くべき場面だった。
鳥谷、赤星、関本はしっかり出塁できたが、クリーンアップで走者を返せず。その焦りが守備のエラー、バントミス、牽制による盗塁死に繋がっていく。この試合はベイスターズの気迫勝ちだ。だが、やられっぱなしの金本でもあるまいし、今はチームの全員が強い精神状態で臨めていると思うので、今日はきっちり強いプレーをやってくれるさ。のう?