自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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玉置まだぁ?
8/18、二軍戦で安藤が実戦復帰の1イニング。
様子を見ながら投球回を長くしていくという。8/18、同じく福原が先発し5回被安打7自責点5という内容。ともに、大一番でチームの役に立つことを強く思い描いているだろうが、まだその日は見えて来ない。


Gは土壇場9回に小笠原同点HRで追いついて延長10回に阿部がサヨナラ満塁HRとド派手な試合。Dは競った試合展開も最後はまわしを掴んで寄り切るような地力勝ち。さてうちはといえば、エース格を中4日で立てたもののピリっとせず、防戦一方の試合展開、攻めてもサッパリうす味、見所の乏しい負けを喫した。前日のウラ返しで首位から2.5差に後退。
確かにC先発大竹の内容は良かった。追い込むと鋭いフォークが来るというので、カウント球を狙えというチームオーダーが出ていたのであろうが、直球にせよスライダーにせよ、しっかり低めに制球できていたため、早打ちで凡打の山という悪い印象が残る攻撃になってしまった。逆の選択肢として、待球策に出て、ウィニングショットのフォークに集中する(低めを見切り、甘くなったら狙う)というのもあるにはあるが、昨日の大竹の出来からすれば早打ち策の方がまだ目があっただろうと思う。
むしろ、大竹が降板した7回以降、逆に粘っていこう、食らいついていこうというチームオーダーが出なかったのが不満だ。大竹の降板は、試合展開の妙。この転機をハッキリした形で敵にも味方にも示してやれば、ここまでサラッとした試合にはならなかった。特に不安一杯で出てきた永川については、「直球見逃し三振はOK、追い込まれてからのフォークだけ見極めて、ストライクならなんとかファールにせよ」くらいの大胆なダメ元チームオーダーができれば面白かったのになぁ。3点という、近そうで遠そうな、ワンチャンスと言いながらも普通は2チャンス必要な、そんな点差が淡泊な攻撃を生んでしまったのかも知れない。
そして、何より前日で完全に解けたと思った例の「フェルナンデスの呪い」が、解けたように見えて、実はかけなおされていたのではないことを祈るばかりだ(笑)。


桜井の守備に思い切りがなくなって来た。気持ちが守りに入っているのかな。ここでガンガン突っ込めるようなら、もっと上手くなれる。突き抜けろよ、広大。


ボーグルソンは久々に悪かった。ここしばらく制球の安定感が抜群だったが、この日は逆ダマ逆ダマまた逆ダマ。ほとんど矢野のミット通りに来なかった。それが程良く荒れてくれる分には三振が取れて良いのだけれど、四球が重なって、勝負球が甘くなるようでは失点に直結してしまう。それほどコントロールに苦しんだボーグルソンだったので、5回3失点は上手くまとめた方だと思う。

その後渡辺が2回、江草、桟原が1回ずつ。同じように四球をからめたピンチを切り抜ける展開だった。結果ゼロなら文句はない。
ただ玉置をねぇ使って欲しいんだけどねぇ。二軍ではもっぱらリリーフ起用、クローザーの経験を積ませて、一軍に上げてからもブルペンで「水渡し係」をやっている映像を見たような気がするので、リリーフなのは間違いないだろう。3点ビハインドの6回、やらせて見たら良いのにと思った。確かに上位からだと行きづらいが、ヤバイと思ったら代えてやったら良いんだから。いったいどういう時なら使っても良いと思っているのか。大差勝ち?そんなら完投させようや。大差負け?そんなんそうそうないで。それとも使わないのがルールか?三人目の捕手と一緒で、緊急用リザーブ?そんなん鳥谷でも誰でも投げるだけならできるわ(笑)。良いチャンスだったのにね。こういうのすごく大切なことだと思う。
とにかく置物投手を作るくらいなら下で投げさせ。それで枠があまるなら代走、守備固めを増やせ。一軍選手には仕事をやらんとね。

Posted by torao at 08:17 | comments(4)
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玉置投手見たいです。
最近、不謹慎ですけど、負けるなら大量失点、勝つなら大量得点、て思ってしまいます。
この前の負けた中日戦でも、上園出すなら玉置だろ〜、てつっこんでしまいました。(ごめんね上園)
どの試合でも勝ちにいくのはいいのですが、肥しになる負け方を期待してます。
| mamatyan | 2007/08/20 11:35 AM |
それにしても、あっさり負けましたね。
こうあっさりだと、負けたという気分すらうすいです。「試合、あったんか?」てな感じです。
なにか、次につながるものを見たかったです。
| 一虎ファン | 2007/08/20 3:15 PM |
確かにフェルナンデスの呪いが一日遅れで来た感じですね。
交流戦明けから、かなりのペースで上位との差を詰めてきたが、その疲れもそろそろ出てくる頃かな。
今年頭角を表した若虎も、色々な思いや壁を感じ始めてるかも。
だからこそ、シーズン一位通過の為のグランドデザインを首脳陣がミクロ視点に、
且つマクロ視点にも明確に示してあげる時期に
来ているのかも知れません。
勢いと言う武器の賞味期限がそろそろ切れる頃。
次の武器は底力か、それとも?
| 西田辺 | 2007/08/20 8:21 PM |
to mamatyanさま
そうなんですよね>肥やしになる負け。
1アウトをやっても走者を進める、そういう負けならOKです。まあそういう時期もぼちぼち終了だとは思うのですが。

to 一虎ファンさま
やっていた彼らも球場のファンに申し訳ないと思っていることでしょう。それとも「さ、明日は試合ないし早く帰って寝よう」って感じだったかな。

to 西田辺さま
このチームに限っては、悪く言うとあまりメリハリが利かない、良く言うと重厚な力がありますので、今までどおりやり続けることが近道のように思います。ちょっと力の入れ方は強くするにしても。
| torao | 2007/08/21 12:21 PM |

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