2005.03.18 Friday
横浜スタジアムでのオープン戦、鳴尾浜での教育リーグとも雨天中止。投手の調整も大変だが、最後のアピールの場が減ってしまうボーダーライン上の選手たちにとっては気が気じゃない。特に野手の控えは、近年希に見る激戦になっている。正田コーチの発言にもあるように、アピールポイントが複数ある者、ポイント絶対値が大きい者、そして何より、レギュラー、準レギュラー、また他の控え選手にはないユニークなポイントを持っている者が強いだろう。現時点で準レギュラークラスと目されるのは、野口、浅井、片岡、関本、桧山またはスペンサーあたりだ。
現在実施中の投票コーナー「評論家たちの声」にあげた9人の選手のうち、開幕ベンチ入りできるのは、3人前後だろう。それぞれのアピールポイントをピックアップしてみる。
投手の左右に関係なく代打のスペシャリストとして実績が最大の売りである町田は、外野と一塁の守備もこなす。準レギュラー級との違いという面では弱い。
葛城も外野と一塁を守り、左の代打として我慢して使ってきた経験値もあるが、成績が伴っていない。オールラウンダーとしての期待が先にある。
久慈は二遊間守備、小技のスペシャリストとして異彩。玄人受けするキャラクターも貴重。ベテランが多いチーム構成をどう捉えるか。久慈の起用方法は首脳陣の考え方一つ。
強肩・俊足の赤松は、期待通りの力があれば貴重な戦力。終盤に威力を発揮する。経験不足、体力不足から、まだプロで活躍するレベルにないようなら下で鍛えるべき。
アピールポイントはただひとつバッティングというのが桜井。それだけならレギュラー級。準レギュラー級が充実している今ならベンチに置くことはできる。ただしまだ若いので二軍で守備を含めてしっかり育てるという考え方も捨てがたい。
どこでも守れる内野手・沖原は、小技、走塁、打撃とどれをとっても準レギュラーと遜色ない。遅いデビューが災いしてか、「名前」というか「格」というかがないだけ。完成した万能選手は捨てがたい。
外野守備が上手く、二三塁もそつなくこなす上坂も特徴がある。守備固め、代走としても使える。打撃にもよいものがあるが、能力を出し切れていない印象がある。
藤本・鳥谷の二遊間に負けない実力を持つ秀太だが、今季ここまで打撃でアピールできていない。決してチャンスを与えられなかったということはなかったが…。守備範囲の広さはトップクラスだが、安定感では久慈が上位。本来、準レギュラーとして扱われていなければいけない選手だ。
外野守備、走塁、実践的な打撃、小技に特長がある中村豊。ベンチのムードメーカーとしての評価も高い。ただしここまで存在感は薄い。
今季の戦い方、試合展開を想定し、実際に使われる選手が選ばれるだろう。そうでなくてはいけない。
現在実施中の投票コーナー「評論家たちの声」にあげた9人の選手のうち、開幕ベンチ入りできるのは、3人前後だろう。それぞれのアピールポイントをピックアップしてみる。
投手の左右に関係なく代打のスペシャリストとして実績が最大の売りである町田は、外野と一塁の守備もこなす。準レギュラー級との違いという面では弱い。
葛城も外野と一塁を守り、左の代打として我慢して使ってきた経験値もあるが、成績が伴っていない。オールラウンダーとしての期待が先にある。
久慈は二遊間守備、小技のスペシャリストとして異彩。玄人受けするキャラクターも貴重。ベテランが多いチーム構成をどう捉えるか。久慈の起用方法は首脳陣の考え方一つ。
強肩・俊足の赤松は、期待通りの力があれば貴重な戦力。終盤に威力を発揮する。経験不足、体力不足から、まだプロで活躍するレベルにないようなら下で鍛えるべき。
アピールポイントはただひとつバッティングというのが桜井。それだけならレギュラー級。準レギュラー級が充実している今ならベンチに置くことはできる。ただしまだ若いので二軍で守備を含めてしっかり育てるという考え方も捨てがたい。
どこでも守れる内野手・沖原は、小技、走塁、打撃とどれをとっても準レギュラーと遜色ない。遅いデビューが災いしてか、「名前」というか「格」というかがないだけ。完成した万能選手は捨てがたい。
外野守備が上手く、二三塁もそつなくこなす上坂も特徴がある。守備固め、代走としても使える。打撃にもよいものがあるが、能力を出し切れていない印象がある。
藤本・鳥谷の二遊間に負けない実力を持つ秀太だが、今季ここまで打撃でアピールできていない。決してチャンスを与えられなかったということはなかったが…。守備範囲の広さはトップクラスだが、安定感では久慈が上位。本来、準レギュラーとして扱われていなければいけない選手だ。
外野守備、走塁、実践的な打撃、小技に特長がある中村豊。ベンチのムードメーカーとしての評価も高い。ただしここまで存在感は薄い。
今季の戦い方、試合展開を想定し、実際に使われる選手が選ばれるだろう。そうでなくてはいけない。