自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
再学習
ということでshuさん企画の団体観戦。いつもありがとう。
東西(その中間もいたねw)あわせて15人がひとかたまりになって観戦した。さすがにこの状況、もうみなさん西も東もありまへんな(笑)。
うちはご厚意に甘えて、家族3人分チケットを確保してもらっていた。時々かすかな小雨まじりで、寒いくらいの気候。持参した芋焼酎を飲みながら、皆でわいわいがやがや楽しく観戦できたのは良かったかも知れないなぁ。特にこういう試合内容だとね。息子も何度か球場に連れて行っているが、どうやら今までで一番楽しんでいた様子。女性が多かったのが良かったのかな(笑)。私以外ちょっと人見知りな家族なのだが、皆さん気さくにしてもらってありがとう!そんなことで反省会にもご一緒せず、話し足りない感じもあったが、それはまた次の機会にね。


さてタイガースもたいがい弱いのだが、スワローズの強さも半端じゃない。
もちろん最下位を争っているスワローズが本当に強いのかどうか、これはよくよく考える必要があるが、少なくとも今季の中ではもっとも状態が良いのは間違いない。
現地観戦だったし、録画も見なおしていないので、感覚でしかないが、2点失ったジェフの投球は全然悪くなかっただろうと思う。各打者の集中力、威圧感は、遠く離れた内野スタンドでも十分感じられた。

そして石井一。時計の針を10年巻き戻したかのような内容。いや当時はもっと三振か四球という感じだったから、そうではないね。タイガース打者の萎縮もあったのかもしれないが、あれだけ凡ゴロの山を築くのだから、低めへの制球が抜群で、内外、緩急のコンビネーションが良かったのだろう。
「いつもは完投もしない人だからね。いいもの見せてもらったよ」と古田監督。
「今まで出会った中で一番の捕手。もう1回受けてほしい」と石井一(サンスポ)
この日もいっぱいだった神宮球場。もちろん空席を埋めるように一塁側にもタイガースファンが大勢入った。これはここ数年の神宮を知る人なら、当然のことと受け止めるだろう。驚くべきは、スワローズファンの数だ。スワローズの一時代が今、ハッキリとした形で幕を閉じようとしている。そのことがどれだけファンの、選手たちの心に大きなパワーを作り出すか。見せつけられた思いだった。


まあそりゃそうと、こっちはそんなドラマにつきあっている場合じゃないんだけどなぁ。GとDはもうS戦1つずつしか残ってないしさ。


でも今のスワローズにはいろいろとヒントがあったように思う。モチベーションの面では、「古田退団」に決して負けない「優勝争い」があるんだから問題はない。純粋に気持ちをぶつけていったら良いと思う。
Sナインがどんな気持ちでプレーしているのか想像すると、「古田の涙」が悔しさであったのと同様、悔しさをぶつけているんだと思う。特に石井一の投球や宮本の打撃には、そういう気を感じた。済んでしまったことの大きさを痛感する。自分がしたこと、できなかったこと、それによって他の人がどういう目にあったか。振り返って、それを受け入れ、悔恨する。自分にはまだその悔しさを表現する場所があると、ありがたく思いながら、集中力として爆発させる。クリアな気持ちでプレーできているように思う。
もう一つは、新しい力の萌芽。ユウイチ、畠山、川本。結果はともかく、懸命さがプレーに出ている。渇望していたチャンスを目の前にして、恐れを知らぬ思い切りの良さ、がむしゃらさがチームを勢いづかせている。

改めて学ぶまでもなく、今季不調のタイガースを救ったのと同じメカニズムがスワローズで機能しているということ。この日タイガースで数少ない輝いたプレーは、強い気持ちを持ち続けた上園の粘り、積極性が生んだ藤本のヒット(初回、2点目を防いだ中継好返球もあった)、そして厳しい場面で決めた藤原の犠打、くらいついた桜井のヒット。小粒ながらも「勢いの種」は見えた気がする。もちろん窮地を救い、希望を継続させた江草と久保田のナイスピッチも輝いていたけどね。
王道に見えても渋滞しているかも。近道に見えても落とし穴があるかも。遠回りと思っていた道に宝が落ちているかも知れない。「即効性」はそう見えないところにあったりするからわからないものなのだ。

さて、最終回3点ビハインド、なるほどこれを跳ね返すことで優勝できるのか、そう勝手に思いこんでいたが、どうやらそんな簡単なシナリオじゃなかったようだ。ジャイアンツ用のシナリオもかなり良い感じで進んでいるし、ドラゴンズ用のシナリオも悪くなさそうだ。しかしやっぱりタイガース用のシナリオが一番面白そうに思うんだけど、それは私がファンだからだね(笑)。とにかくだ。さあ、ぼちぼちやったろか!
Go!タイガース!

Posted by torao at 10:12 | comments(16)
[阪神]がんばれ!
<< まだまだ! | TOP | 分泌2 >>

5月・6月にタイムスリップした気分です。
今シーズンは終わったから、来シーズン頑張ろう…
もう明日から試合見るのやめよう…
そう言いながら結局毎日見続けてしまいました。

♪勝った負けたと騒ぐじゃないぜ〜♪って歌がありました。
今日からは静観モードに切り替えようと思います。
良い試合たくさん見せてくれた虎戦士に感謝して。
(注:けして諦めたわけではありません)
| x_x | 2007/09/24 11:25 AM |
う〜〜ん、正に「禍福は、糾える縄の如し」で。
つい1週間前まではマジックが〜とか、妙な皮算用で
はしゃいでいたのに。
あの内海への死球からかどうかは分かりませんが、
何かが崩壊し、裏返りましたね。
さして好調でもなかった打線も、ついにドン底へ。
でもまたこの縄が、何処で引っ繰り返るかは分からない。
今日、コロッと返るかも知れない。
でも、引っ繰り返すには、やるべき事をシッカリやる必要がある。
さぁ、残り僅か。
決して諦める事無く、ポジティブに、目の前の1球に喰らい付け。
そこからにこそ、光は射すはず。
胸張って、行こう!
| 西田辺 | 2007/09/24 12:14 PM |
天気が心配でしたが、降られてしまいましたか。お風邪などお召しになりませぬよう。

私はこれからハマスタです。
金曜日に神宮でボコボコにされたので、
なんとか心の傷を癒したいのですけれどね。

石井は凄かったようですね。
神宮の客席の埋まりよう、古田の存在の重みをつくづくと感じます。でも、それに気迫負けしちゃあなぁ…ああ。

とはいえ、まだすべてが終わったわけでなし、CS出られるからいいやとも思いません。だって、つまんないですもんね。
| はみ | 2007/09/24 12:19 PM |
ワンアウト2・3塁でお構いなしにワンバウンドすれすれの気迫の落ちるボールを投げ続けた石井一。
おいおい、キャッチは若手やで。と突っ込んでましたが、あれは石井の荒れ球を体で止め続けた古田への投球だったんだな・・と、ふと今日になって思い返しました。
スピードは全然違うんですけどね。
さあ、阪神タイガース劇場に付き合いますか!
シートベルトよーし!ヘルメットよーし!非常食よーし!
| りさ・ふぇるなんです | 2007/09/24 12:28 PM |
toraoさん 昨夜はお疲れ様でした。

昨夜の負けは 一昨日の負けより冷静に受け止められました。
さほど暴れませんでした(笑)

今タイガースは最悪のバイオリズム
でも念願の1位通過が叶ったとしても
CS 勝たないと日本シリーズにも出られ
ないんですよね。
CS2 の最終戦までは約1ヶ月もあるんですね。

絶対に必ず再びタイガースに
好調の波が来ることを信じています。
| のり玉 | 2007/09/24 12:38 PM |
ケータイからお久しぶりです。

今年も結局、去年と同じ合い言葉になってしまいましたねぇ。

残りの試合「全部勝つ!」
| 宮川 | 2007/09/24 12:57 PM |
何を書こうとしてもボヤきや不平になりそうなので、何も書きません。

こんな日でも、「今日も元気だ野球が見たい」。
| 一虎ファン | 2007/09/24 1:27 PM |
お久しぶりです。
昨日はお疲れ様でした。

ここにきて手痛い四連敗でしたが、まだまだ僅かなゲーム差。ひとつの勝利でがらりと状況は変わるはずなので踏ん張れタイガース!

昨日は石井にテンポよく打ち取られていや〜なムードでしたが、そんな中での久保田の力強い投球は見ていて勇気付けられました。
やはり今シーズンの土台を支え続けている投手、あの背中がある限りまだまだいけます。

そしてtoraoさんのおっしゃる「勢いの芽」は非常に重要ですね。前回はそれがそれが育ったからこそあの10連勝があり、今の優勝争いがあるわけですから。
個人的にはやはり藤本にがんばってもらいたいです。昨日もそうでしたが、いい守備、そしてチャンスのきっかけとなるヒットを打ってチームに少しづつ流れを傾けてくれています。
今シーズンは控えに甘んじていますが、苦しいときこそこういう苦境を味わっている選手の力が必要になるはず!

芽吹き始めた「勢いの芽」。しっかり育って優勝の花を咲かせて欲しいです。
| toto | 2007/09/24 1:43 PM |
試合中は専念して他に用事はしないが、ここまで打てないとパターン崩してみたくもなるわ。横目でTV見ながら書き込み。
“ぼちぼち打とかぁ〜”
| banzai | 2007/09/24 3:02 PM |
残念ながら球児が打たれてしまいまたもや負けてしまいました。一年間JFKに救ってもらったので今更文句は言いませんが、打者のふがいなさは何なんでしょう?点を取ったのは広大のホームランのみこれじゃ勝てないよね。誰かの押し出しも合ったけれど!(笑)ここまで緊張してゲームを楽しめた事に感謝ですかね?
今晩は酒を飲んでも割る酔いしそうなので帰ります。(涙)
| 大虎真弓 | 2007/09/24 6:35 PM |
2007-08-30 am.5:16

赤星選手会長殿

△△市□□区に住む 福○○○(本名)と申します
S@@.@@.@@(@@才)
小学3年から阪神を応援し、今年でファン暦32年です

さて今日は お願いがあって 初めてですがメールさせていただきました

この事は ナインの皆さんは気づいていると思われますが・・・
シーツ選手のことです・・・

チームにとって大切なテーマは『和(チームワーク)』
これを乱す選手が 【主軸(スタメンクラス)に
たった一人でもいたら 必ず そのゲームは負ける】
いや そのシーズンは負けるでしょう

具体的に『乱す』とは 言うまでもなく利己的なプレイですが
悲しいかな 《この時期》になると 利己的な選手は一目瞭然です
周りが皆 真剣だから 必死だから 一丸だから 浮き上がって来るのです
初っ端(ぱな)から和を乱した異例もありますが・・・(2004年の伊良部投手)(2006年の井川投手)

今のタイガースの貧打の『元凶』は
ズバリ シーツ選手だと私は考えています・・・

2005は勝ったから シーツの“それ”は目立たなかったけど
2006 2007と はっきりくっきりと 彼(アンディ)の心が見えてきた
のは おそらく私だけではないと思います

自分のペースが大事なのかチームの前進が大事なのか
本当に 彼に突きつけてみたい
そういう気持ちで一杯です


せめて自分の調子が悪いなら
例えば 相手投手に1球でも多く投げさせるとか
今日の審判のストライクゾーンを探るとか
ネクストバッターに何かヒントを与えるべく 投手の癖(くせ)をあばくとか
いや こんな高度な事は彼には望めないから
せめて いつも空振ってる 外のスライダーの軌道を じっと見てみるとか
(谷繁なんか 2-1で追い込んだ時点で もう笑ってますよ・・・ 本当に情けない限りです・・・)

そして もひとつ これは僕の考え過ぎかもしれませんが

4番金本のペースを乱しているのではないだろうか?と・・・
当然シーツには『3番の役目を果たす』などといった
高度なことは出来ていない訳だから 必然的に4番のする(すべき)ことが変わってきます
(犠牲フライでもいい所が長打狙いに・・・など)狙い球も変わるだろうし 相手のリードすらやりやすく変わってしまう
更には 毎度毎度 目前でチャンスをつぶされる展開に 鉄人といえ 士気が下がるのは当たり前
相当やりにくいはずなのでは?(相当怒っているのでは) と思ってしまいます

監督も 早く打順を見直さないと チーム内の 目に見えない『ひずみ』が
取り返しのつかない事に なりかねないと 率直に感じている次第です
今のままでは どう頑張っても3位・・・

赤星選手会長! 野球は 心のスポーツ と信じているからこそ あなたに お願いするしかなく
メールをさせて頂きました・・・ 
あなたの『人間力』でも この問題の解決は難しいでしょうか?

打順を変えろと言ってるのではなく アンディに何とか 日本の野球の深さを 赤星さんからおしえてあげて頂きたい と切に願うものです・・・
常勝軍団になるべく最後の鍵は この部分ですもんね!

いきなり初顔でヘビーな内容をお許し下さい

PS.いつも応援していますよ
  首 大丈夫ですか?
  種田がベースカバーの時は気をつけてね!(2005/04/24斬り!!)
  出塁した時は 僕もピッチャーじーっと見ていますよ o(^-^)o


   それではまた

  ↑↑↑↑

僕の最後の手段でした・・・
ファンの声には必ず目を通す
人情味ある赤星選手だからこそ
思い切って本名も名乗って書きました。
小っちゃな歯車が一つでも動き出せばと思って・・・

これが悪かったんかなぁ

当人は骨折するわ・・・
チームは 囃(はや)されたら弱い一凶がもろに出てるわ・・・
負けてる原因が解ってない選手(シ氏 ボー氏 HM氏)を いまだに出してるわ
矢野も相変わらず逃げてるわ・・・

あー何を言っても始まらん
後悔しています。
| 福虎 | 2007/09/24 8:26 PM |
悔しい。虚しい。この脱力感というのは何十年前とカワランナァ。何年経ってもおんなじですわ。
| 威虎児 | 2007/09/24 9:46 PM |
今の連敗は春の連敗と違い、受けに入っている様に思える試合が多く見られます。

特に、先の広島遠征あたりからがひどいですね。

もう一度、挑戦者の気持ちを思い出して耐えて勝つ野球を見せてもらいたいと思います。

| 種虎 | 2007/09/25 4:44 AM |
to x_xさま
まあいろいろ言ったところで、なかなか自分の心をどこかへ持っていくことなんてできないわけでして(笑)。

to 西田辺さま
144試合は長いということですね。そしてまだまだここからも意外なほど長く感じる可能性があるということです。

to はみさま
いや降られたというほどでもないんです。ほんのポツポツ程度。
うちがヘボだったのか、石井が凄かったのか。遠くからなのでわかりませんでした。でもヒーローインタビューの石井の顔を見ると、相当気を入れたんだなというのがわかりました。ったくもう、今さら…(笑)。

to りさ・ふぇるなんですさま
>…あれは石井の荒れ球を体で止め続けた古田への投球…
さすが良いこと言う〜!
古田も、米野、福川と決めかねていた後継捕手選びですが、ここに来て川本に決めたんですね。石井もそれを認めたということでしょう。

to のり玉さま
好調の波は、海の波みたいなものではないと私は思います。丸まってしまった鉛筆の先を毎日必死で戦いながら尖らせて、それで勝てるようになるのだと思うんです。投手も打者も。だから優勝を「目指さなくて良い理由」なんて一つもないんだと思います。

to 宮川さま
元気?(笑)
そう、(次からでも)「全部勝つ!」

to 一虎ファンさま
こんな日だからこそですよ!(笑)

to totoさま
継続する粘り強さと、圧縮された気持ちの爆発。この二つがうまく補完し合う時、大きなパワーが生まれるのでしょう。そろそろね。

to banzaiさま
ね、いろいろやってみたくなりますよね(笑)。

to 大虎真弓さま
まだまだ、まだまだ。

to 福虎さま
私信なら、いつまでも自分の胸の内にだけしまっておいた方が良いのでは?
どこかに公開したものなら、わざわざあちこちに書くこともないでしょう。
どっちにしても、内容的に訴える宛先が違いませんか?
「自由」ということかも知れませんが、球団の窓口、経営陣、首脳陣ならともかく、個々の選手を煩わせる行動は私には理解できません(まったくとりあってないとは思いますが)。

to 威虎児さま
おんなじですね、いつまでたっても。その翌日考えることも、まったくおんなじなんですけど(笑)。

to 種虎さま
投げ込む一球一球、待っている一球一球が最先端の勝負なんだという意識で、集中力を持ち続けた戦いをして欲しいと思います。
| torao | 2007/09/25 1:31 PM |
こんにちは、ご褒美目当て以来、2回目のコメントになります。

神宮ハマスタへ、初めての遠征に出かけておりました。神宮ではtoraoさんのお姿をお見かけしました。というか、真後ろのブロックの前の方で観戦してました(笑)。

古田監督を迎える試合前の球場の雰囲気、かなりしみじみしました。生で見るのはこれが最後なんだなぁ、と感慨に浸ってもいました。
でも試合となれば別、こっちはそれどころじゃないんだから、と私も思っていたんですが…残念です。

それでも、選手のプレイを直接見るのはやはりわくわくしますね。しかもこんな競った状況の試合で。「たとえダメだったとしても」とは、まだ言いませんよ(笑)。
| 御崎 | 2007/09/25 3:32 PM |
to 御崎さま
え?そうだったんですか?なーんだ、言ってくれたら良かったのに(笑)。
本当は家族連れじゃなくて、いきり立って見たい試合だったのですが、結果的にあの日はみんなで癒しながら観戦できて良かったのかなぁ(笑)。
| torao | 2007/09/26 12:32 PM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。