2005.03.20 Sunday
金本選手のふくらはぎは本当の軽傷だったらしくすでに練習を再開し、3/21は出場予定。入れ替わりに片岡選手が左ふくらはぎに張りを訴えた。矢野も含め、今春はベテランのふくらはぎに不安が集中した。この日オープン戦の解説をしていた吉田氏、真弓氏によれば、打撃練習偏重がもたらしたものでは?ということだった。球団は研究の余地有り。
杉山投手が一軍復帰登板。右手ブラリの「岩隈のマネ」になって、相変わらずコントロールが悪いもののイキのいい真っ直ぐが来ていた。オープン戦の初っ端に期待を込めて投げさせるもボロボロに打ち込まれ、自信をなくしてしまいそうなところだったが、首脳陣は上手く手を打った。結果的に良いタイミングで上昇気流に乗ってきたと言えるだろう。ただあのモーションは好きじゃないけどね。
自然と3人目の捕手枠を固めていた浅井が2安打2打点1HRの活躍。現在の主戦・野口捕手も安定感があり、オープン戦終盤の矢野捕手の状態によっては、開幕直後から不安一杯の矢野捕手を無理矢理スタメンで起用することもないように思う。
エース井川投手が乱調。立ち上がり2イニングスで3失点、結局5回を投げて10安打を喫した。3回以降は打たれながらも追加点を与えず、また無四球だったことは良かったが、出来としてはかなり悪かった。本人の弁「デーゲームがきらい」では済まない。
前回は投球後の形が良かった。地面を蹴った左足は、打者と正対するように下ろされていた。土台が強ければ、前方への重心移動を素早く、しかも急停止できる。前方への運動が急停止すれば、ボールを持った腕が前方に放り出される。この慣性エネルギーを利用することが井川の良い時の秘密。
対照的にこの日、投球後の左足は三塁側までねじれていった。悪い時の形である。こういう時は、土台の支えが弱く、上体の力でなんとかしようと無理がかかり、リリースのタイミングは早くなり、球は高めに浮く。井川が悪い時はいつもこの形だ。
それでも少しずつ修正し、下の弱さに合わせて、上も弱く振ることでバランスを取り直したのは経験のなせる技だろう(まったく力感のない弱々しい投球になってしまったが)。
この際、コンディションを見極め、バランスを調整する練習はできたと前向きに見てあげることにする。
杉山投手が一軍復帰登板。右手ブラリの「岩隈のマネ」になって、相変わらずコントロールが悪いもののイキのいい真っ直ぐが来ていた。オープン戦の初っ端に期待を込めて投げさせるもボロボロに打ち込まれ、自信をなくしてしまいそうなところだったが、首脳陣は上手く手を打った。結果的に良いタイミングで上昇気流に乗ってきたと言えるだろう。ただあのモーションは好きじゃないけどね。
自然と3人目の捕手枠を固めていた浅井が2安打2打点1HRの活躍。現在の主戦・野口捕手も安定感があり、オープン戦終盤の矢野捕手の状態によっては、開幕直後から不安一杯の矢野捕手を無理矢理スタメンで起用することもないように思う。
エース井川投手が乱調。立ち上がり2イニングスで3失点、結局5回を投げて10安打を喫した。3回以降は打たれながらも追加点を与えず、また無四球だったことは良かったが、出来としてはかなり悪かった。本人の弁「デーゲームがきらい」では済まない。
前回は投球後の形が良かった。地面を蹴った左足は、打者と正対するように下ろされていた。土台が強ければ、前方への重心移動を素早く、しかも急停止できる。前方への運動が急停止すれば、ボールを持った腕が前方に放り出される。この慣性エネルギーを利用することが井川の良い時の秘密。
対照的にこの日、投球後の左足は三塁側までねじれていった。悪い時の形である。こういう時は、土台の支えが弱く、上体の力でなんとかしようと無理がかかり、リリースのタイミングは早くなり、球は高めに浮く。井川が悪い時はいつもこの形だ。
それでも少しずつ修正し、下の弱さに合わせて、上も弱く振ることでバランスを取り直したのは経験のなせる技だろう(まったく力感のない弱々しい投球になってしまったが)。
この際、コンディションを見極め、バランスを調整する練習はできたと前向きに見てあげることにする。