2007.11.17 Saturday
仕方のないことだけど、人気者、特に子どもに人気の二人だから、ちょっと寂しいよね。ただ、もうこのまま何もしない「自由競争」だけで行くのなら、もう「低予算組」は割り切って、若いピチピチハツラツ路線で行くだけだよね。それはそれで楽しい見せ物になる…可能性はあるんだから。
昨夜の家人との会話。家人「オシム監督倒れちゃったんだって」私「えー!?あの日本代表の?」家人「そうオシムさん」私「なんで?どうしたの?」家人「脳梗塞で集中治療室だって」私「えー!…ショック…仙一さん…」家人「センイチさん?」私「?」家人「ホシノじゃなくてオシム!」私「あーオシム監督。あらまあ…」
まあ、いずれにせよ笑うような話じゃないんだけどね。
オシム監督、奇跡の回復を願う。
赤松が契約更改を終えて、「アホ返上」会見を行ったという。
「山脇(守備走塁)コーチから“毎日10分、座禅をしろ”とか“読書をしろ”と言われました。いろんなことに取り組んでいきたいです」(スポニチ)
ああ、そらええこっちゃ。
「漫画は好きだけど小説は苦手。まずは表紙から読まないと…。いい本があれば教えてもらいたい。最初は字が大きいやつじゃないとダメですかね」(サンスポ)
もうしゃべるな。アホ返上会見のはずが、アホ披露会見になてまう(笑)。
ボビーはありがたいガイアツだよなぁ。オーナー連中に向かってこうやってモノを言ってくれるんだから。
バレンタイン監督が大リーグ日本開催批判(ニッカン・共同配)
「年金や給料、労働環境など、大リーグの方がいいと思われないシステムをつくらないと。これは監督レベルではなく、オーナーレベルで決まること。私は提案しているだけ」
そうそう、スター選手の年俸をMLBと競ることなんて後回しでいいのよ。競れるような構造じゃないんだから。
そのアメリカじゃ「バリー・ボンズ偽証罪で起訴」がビッグニュースになっているらしい(毎日)。スポーツは人を興奮させる興業だけれど、その力は子どもたちには「教育」となる。健康や命と引き替えに成功を手にすることや、抜け駆けのズルをすることがまかり通っちゃ行けない。
タイガースもしっかり対策して欲しいね。WADAコーチが適任?ダジャレかよ。
ボンズの件は、アメリカの価値観というのが関係するんだろうね。パワーとパワーの勝負、目にも留まらぬ剛速球vsどこまで飛んで行くのかというでっかいホームラン。もっと力を、もっと筋肉を、そういう流れから、薬物に走るのだろう。
所詮身体が違うからだけど、日本ではそういう「パワー種目」をも技術でパワー不足を克服しようという発想がある。スピードガンではクルーンに遙かに及ばなくても、スピン量を増やすことで球速が落ちない藤川球児の快速球。インパクトの一点に気を集中させる王貞治の合気道打法。もちろん変化球や制球力、バットコントロールや小技、走塁という、「技術種目」が得意なのは言うに及ばず。
ところがだ。思うにその技術を伝承し、広めていくための、組織的指導体制があるのか整っているのかと言えば、そうでもないだろう。もったいない話だ。おっさん野球から、少年野球まで、これだけの競技人口があるのに、高い技術力をすみずみまで広めて行こうという考えにはあまりなっていないように思う。
子どもの頃、「強くバットを振るには腕だけじゃなくて腰で振れ」と教わった。はじめに非力な子どもに教える方法としてはこれでOK。だけど最終的には腰の回転運動を止めてタメを作らないとバッティングフォームになって行かない。これを時期をみながら、体系立ったドリルで教えていくには、相当なコーチングについての知識と実力が必要だと思う。
トッププロの持っている技術が、各レベルに適応する形ですみずみまで行き渡るようになれば、日本の野球力はまだまだ上がるだろう。
ぐだぐだと書いて言いたいことはいつも一緒。プロアマ一本に繋がったピラミッド型の野球組織がないことは不幸の極み。
現状のプロにはその気概も理念もないようだから、せめてアマ協会側で新トップリーグの組織を画策してみたらどうだろうね。
昨夜の家人との会話。家人「オシム監督倒れちゃったんだって」私「えー!?あの日本代表の?」家人「そうオシムさん」私「なんで?どうしたの?」家人「脳梗塞で集中治療室だって」私「えー!…ショック…仙一さん…」家人「センイチさん?」私「?」家人「ホシノじゃなくてオシム!」私「あーオシム監督。あらまあ…」
まあ、いずれにせよ笑うような話じゃないんだけどね。
オシム監督、奇跡の回復を願う。
赤松が契約更改を終えて、「アホ返上」会見を行ったという。
「山脇(守備走塁)コーチから“毎日10分、座禅をしろ”とか“読書をしろ”と言われました。いろんなことに取り組んでいきたいです」(スポニチ)
ああ、そらええこっちゃ。
「漫画は好きだけど小説は苦手。まずは表紙から読まないと…。いい本があれば教えてもらいたい。最初は字が大きいやつじゃないとダメですかね」(サンスポ)
もうしゃべるな。アホ返上会見のはずが、アホ披露会見になてまう(笑)。
ボビーはありがたいガイアツだよなぁ。オーナー連中に向かってこうやってモノを言ってくれるんだから。
バレンタイン監督が大リーグ日本開催批判(ニッカン・共同配)
「年金や給料、労働環境など、大リーグの方がいいと思われないシステムをつくらないと。これは監督レベルではなく、オーナーレベルで決まること。私は提案しているだけ」
そうそう、スター選手の年俸をMLBと競ることなんて後回しでいいのよ。競れるような構造じゃないんだから。
そのアメリカじゃ「バリー・ボンズ偽証罪で起訴」がビッグニュースになっているらしい(毎日)。スポーツは人を興奮させる興業だけれど、その力は子どもたちには「教育」となる。健康や命と引き替えに成功を手にすることや、抜け駆けのズルをすることがまかり通っちゃ行けない。
タイガースもしっかり対策して欲しいね。WADAコーチが適任?ダジャレかよ。
ボンズの件は、アメリカの価値観というのが関係するんだろうね。パワーとパワーの勝負、目にも留まらぬ剛速球vsどこまで飛んで行くのかというでっかいホームラン。もっと力を、もっと筋肉を、そういう流れから、薬物に走るのだろう。
所詮身体が違うからだけど、日本ではそういう「パワー種目」をも技術でパワー不足を克服しようという発想がある。スピードガンではクルーンに遙かに及ばなくても、スピン量を増やすことで球速が落ちない藤川球児の快速球。インパクトの一点に気を集中させる王貞治の合気道打法。もちろん変化球や制球力、バットコントロールや小技、走塁という、「技術種目」が得意なのは言うに及ばず。
ところがだ。思うにその技術を伝承し、広めていくための、組織的指導体制があるのか整っているのかと言えば、そうでもないだろう。もったいない話だ。おっさん野球から、少年野球まで、これだけの競技人口があるのに、高い技術力をすみずみまで広めて行こうという考えにはあまりなっていないように思う。
子どもの頃、「強くバットを振るには腕だけじゃなくて腰で振れ」と教わった。はじめに非力な子どもに教える方法としてはこれでOK。だけど最終的には腰の回転運動を止めてタメを作らないとバッティングフォームになって行かない。これを時期をみながら、体系立ったドリルで教えていくには、相当なコーチングについての知識と実力が必要だと思う。
トッププロの持っている技術が、各レベルに適応する形ですみずみまで行き渡るようになれば、日本の野球力はまだまだ上がるだろう。
ぐだぐだと書いて言いたいことはいつも一緒。プロアマ一本に繋がったピラミッド型の野球組織がないことは不幸の極み。
現状のプロにはその気概も理念もないようだから、せめてアマ協会側で新トップリーグの組織を画策してみたらどうだろうね。