2008.02.09 Saturday
東京代々木界隈にあるHAKUJU HALLという小さいながらも最高の音響を備えたホールに、高校の同級生、ピアニストの塩谷"SALT"哲のピアノソロコンサートを聴きに行く。
同級生だから持ち上げると、このピアニストは、ジャズからポップスからクラッシックといったジャンルに縛られることなく、幅広く「音楽」の楽しさ、豊かさを表現できる愉快なアーティストだ。またピアノフォルテってくらいで、このピアノという楽器は小さい音から大きい音まで、またその音色、音質、本当に表現力が豊かなものだとつくづく感じた。
今後、同ホールでしばらく月イチでコンサートがあるみたいなので、ぜひ一度いかが?楽しいよ。
→ リンク(SOGO)
で、コンサートが終わった後、塩谷と「軽くメシ」のつもりが楽しくなっちゃって「ぐいっと飲み」になっちゃった(笑)。まあいろいろと貴重な話を聞けたので、ほんの少しピックアップしてみる。
まあ他にも興味深い話はいくらでもあったんだけど、その道の達人から極意を聞くのは実に面白いものだと思ったワケ。
その他、バカバカしいヨタ話や、それぞれの身のまわりの話などにも花が咲き、夜も明けて電車が動いてから帰宅。死んだように眠る。もうこういう遊びをするにはトシがいきすぎたかな(笑)。夜になっての更新、かたじけない。
それでね、虎ネタをスポーツ紙サイトであさっていたら、合気道の達人を講師に迎えて、講習を行うという記事(デイリー)に関心が向いた。なんでも南社長曰く、91年秋キャンプで同様の講習を行ったら92年にマイク仲田がブレークしただとか。確かに92年は突然変異的にチームがグッと強くなったけれど、その後はフロントの下手もあって一気の「暗黒街道」(笑)。まあ他球団でも取り入れていたりするようなので、良いと思うことはどんどんやったらよろしい。
そこで合気道ってどういうものだろうと、まあとりあえず概略はウィキペディアあたりでサラッと読んでみようと思ったのだ。そうしたら、これがなかなか面白い。
「通常考えられるような腕力や筋力の使用は、逆に体に無用の緊張を生じさせてスムーズな呼吸力や合気の発揮を妨げ、相手の抵抗を招くとして戒められる。このため『脱力』ということが特に推奨される」
おお、これは昨日塩谷から聞いたピアノの極意と同じではないか。そしてこれはきっと投球の極意でもあり、打撃の極意でもあるのだろう。あるいはありとあらゆる芸術やスポーツや技術の極意なのかも知れない。タイガース選手にも何かピン!と来るものがあると良いね。
まあそんなこんなで、とりとめもなく今日はおしまい(笑)。
同級生だから持ち上げると、このピアニストは、ジャズからポップスからクラッシックといったジャンルに縛られることなく、幅広く「音楽」の楽しさ、豊かさを表現できる愉快なアーティストだ。またピアノフォルテってくらいで、このピアノという楽器は小さい音から大きい音まで、またその音色、音質、本当に表現力が豊かなものだとつくづく感じた。
今後、同ホールでしばらく月イチでコンサートがあるみたいなので、ぜひ一度いかが?楽しいよ。
→ リンク(SOGO)
で、コンサートが終わった後、塩谷と「軽くメシ」のつもりが楽しくなっちゃって「ぐいっと飲み」になっちゃった(笑)。まあいろいろと貴重な話を聞けたので、ほんの少しピックアップしてみる。
・ピアノの鍵盤は、低い音でも高い音でも同じ作りになっているから、どんなに高い音でも叩けば出る。だけど他の多くの楽器ではそうはいかない。トランペットで一番高い音を出そうとすれば、もう一所懸命苦しい思いをして出すし、ギターなどの弦楽器でもフレットの幅がせまくなって指使いが苦しくなるし、例えば歌だって最高音を出そうと思えばありったけの技術を振り絞らなければ出ない。だからピアニストでも真ん中の音を弾く時よりも、高い音を弾く時の方がそれ相応の気合いを込めて叩くべきで、そうじゃないピアニストは信じられない(笑)。
・譜面にとらわれず即興で弾く時は、「熱いハート」で感情をぶつけて行きながら、同時に「クールな頭」で自分を俯瞰し、行き先を制御できないといけない。これはなかなかできないことだが、素晴らしい演奏ができた時は、必ずこれができている。
・現在技術的なテーマとして、「脱力」がある。弾き方ひとつで様々な音色に変化させることができるが、ムダな「力み」があると、思ったとおりの音が出せなくなってしまう。必要な時に必要な分だけ力を加えられるかが重要。「脱力」ほど難しいものはない。
まあ他にも興味深い話はいくらでもあったんだけど、その道の達人から極意を聞くのは実に面白いものだと思ったワケ。
その他、バカバカしいヨタ話や、それぞれの身のまわりの話などにも花が咲き、夜も明けて電車が動いてから帰宅。死んだように眠る。もうこういう遊びをするにはトシがいきすぎたかな(笑)。夜になっての更新、かたじけない。
それでね、虎ネタをスポーツ紙サイトであさっていたら、合気道の達人を講師に迎えて、講習を行うという記事(デイリー)に関心が向いた。なんでも南社長曰く、91年秋キャンプで同様の講習を行ったら92年にマイク仲田がブレークしただとか。確かに92年は突然変異的にチームがグッと強くなったけれど、その後はフロントの下手もあって一気の「暗黒街道」(笑)。まあ他球団でも取り入れていたりするようなので、良いと思うことはどんどんやったらよろしい。
そこで合気道ってどういうものだろうと、まあとりあえず概略はウィキペディアあたりでサラッと読んでみようと思ったのだ。そうしたら、これがなかなか面白い。
「通常考えられるような腕力や筋力の使用は、逆に体に無用の緊張を生じさせてスムーズな呼吸力や合気の発揮を妨げ、相手の抵抗を招くとして戒められる。このため『脱力』ということが特に推奨される」
おお、これは昨日塩谷から聞いたピアノの極意と同じではないか。そしてこれはきっと投球の極意でもあり、打撃の極意でもあるのだろう。あるいはありとあらゆる芸術やスポーツや技術の極意なのかも知れない。タイガース選手にも何かピン!と来るものがあると良いね。
まあそんなこんなで、とりとめもなく今日はおしまい(笑)。