自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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安藤福原
キャンプインから1週間やそこらなのに、なんともう違うユニフォームのチームと対戦だ。
それなら当落線上の若手は、もちろんここにピークを持ってくることになる。JFKや下柳あたりこそ、この時期を意識する必要はないが、本来なら自分のペースを保証されていてもおかしくない安藤、福原まで、昨季期待を裏切ったことで若手と横一線の扱いであると自覚しているようだ。

キャンプ中継のブルペンの様子を見る限り、福原は順調。投げ込みモードに入っている能見や上園らに比べれば、踏み込みや蹴り込みの強さや粘りなど、下半身に若干の加減はあるように見える。でも良いよ。
トップに入った後、前に重心を移しながらも、右肩の側面を打者側に向けている時間を長めにキープする意識が見える。そこからの切り返しの時の、上半身の回転が非常にスムーズ。ひらっと回る動きにキレがある。


安藤はベツモノになったんじゃないかなぁ。フォームのリズムがとてもゆったりしたものになっている。もちろんそれは緩く体を使っているということではなく、逆に「より前でより低くリリースする」という意識が形となって生まれるリズムだろうと思う。リリース前の、ぐっと前に乗って行く時、投げた後の片足立ち、上がった右足の着地、これらはまるで脱力しているかのようにゆったりと動く。だがそれは土台から吸い上げたパワーを、すべてリリースの一点、瞬間に集中させるような、そしてその惰性で運動を収束させているような、そんな感じ。ベツモノというより、もともとの安藤の力を出せる状況に戻っているということか。開幕後の安藤が非常に楽しみだ。


ちょっと前なら安藤と福原、エースの称号を手にするのはどちらか?なんていう扱いだったのに、今や「安藤福原」と2人でひとつみたいになっちゃって、しかも「戦犯ユニット」的扱いだもんね。勝負の世界は厳しいね。まあ2人で4勝じゃしゃあないやな。悔しかったら勝ってみな。もちろん勝つだろうけどね。


ちなみにこの日、マイペース調整だったはずの藤川が初めての本格的なブルペン投球だったのだが、すでに完璧に出来上がっていて笑った。

Posted by torao at 10:17 | comments(5)
[投手]安藤
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本当だったら、2人で30勝近くは見込んでいたであろう両右腕。
それが4勝じゃあねぇ。
怪我の功名で上園のブレイクはあったものの、プラマイでは
全然勘定が合わない。

ベテランが活躍すると、若手が伸びる余地がなくなると言う
意見もあるかも知れないけど、それは逆だと思う。
勝つべき投手がシッカリ結果を残しているチーム状況があって
初めて若手を「試す」ことが出来る。
中日なんかがいい例で、憲伸やマサが自分の仕事をしてくれたお陰で
今の朝倉・中田が台頭できたと思います。
目先の勝ち負けだけじゃなく、チームの将来の為にも
この2人には仕事をして貰わなきゃね。
| 西田辺 | 2008/02/10 11:41 AM |
「安福」のホームページに、こんな「ごあいさつ」が載っていました。

「安福」にご愛顧を賜り、誠に有難うございます。
昨年は、私どもの「安福」に関しまして、皆さまに多大なご迷惑と、ご心配をおかけいたしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
 私どものおります甲子園は、古くから日本国中より訪れる大勢のファンの皆さまをお迎えしてまいりました。チームの勝利を願いたくさんの方たちが甲子園にお参りされます。私どもの「安福」もそんな歴史と、甲子園を訪れる大勢の皆さまに育まれたものでございます。
 「安福」の原点は「安心幸福」。まごころで皆さまをお迎えし、そのすべてのひとたちの幸せを願ってまいりました。それゆえにお出しする投球にも、私どもの仕事にも、一切の間違いがあってはなりません。エースの名に恥じないゲーム作りを守り続けていくことがなにより大切です。そのためには自らに常に厳しい目をむけ、自ら変わり続ける努力が肝要と考えております。
 改めて私どもの投球が全国のファンの皆さまに安心してご覧いただけますよう出直してまいります。野球の原点に立ち帰り、日々丹精こめて投球させていただく、誠心誠意取り組んでまいります。

よーし分かった。期待してるよ!
| おかぼん | 2008/02/10 12:29 PM |
期待してはいけません(笑)。
この二人、「期待すると働かない病」らしいです(昔の佐野さんみたいな)。 太陽投手も含め、期待してないので頑張って下さい。 心から応援しています!
| ジジィ | 2008/02/10 1:36 PM |
去年の1月5日、96歳でお亡くなりになるまで毎日欠かさずチキンラーメンを食べ続けたというのは、インスタントラーメンにとって最大のコマーシャルでした。松下幸之助さんに匹敵する関西の巨星の一人でしたね。安藤百福さん。

こちらの安藤福原さん、去年一年間は喪に服していらしたのでしょうか?
喪も明けたことだし、去年の分も活躍してもらいたいものです。
| いわほー | 2008/02/10 2:13 PM |
to 西田辺さま
「中堅がしっかりしていないチーム」になっちゃっています。それじゃダメです。軸が働きまくって、上と下を巻き込んでいかないとね。

to おかぼんさま
「赤福」の「巻き直し」はけしからんちゅう話ですが、「安福」の「巻き返し」は大いにけっこうちゅう話ですな。

to ジジィさま
とかなんとか言ったって、期待しちゃってるんですよ、おてんとうさまはお見通しです(笑)。

to いわほーさま
あ、そういうことだったんですね。そらまあ大阪を代表する会社の創業者ですから、タイガースの安と福も喪に服さないとね。理由がわかってスッキリしましたよ(笑)。
| torao | 2008/02/10 9:18 PM |

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