2008.02.10 Sunday
それなら当落線上の若手は、もちろんここにピークを持ってくることになる。JFKや下柳あたりこそ、この時期を意識する必要はないが、本来なら自分のペースを保証されていてもおかしくない安藤、福原まで、昨季期待を裏切ったことで若手と横一線の扱いであると自覚しているようだ。
キャンプ中継のブルペンの様子を見る限り、福原は順調。投げ込みモードに入っている能見や上園らに比べれば、踏み込みや蹴り込みの強さや粘りなど、下半身に若干の加減はあるように見える。でも良いよ。
トップに入った後、前に重心を移しながらも、右肩の側面を打者側に向けている時間を長めにキープする意識が見える。そこからの切り返しの時の、上半身の回転が非常にスムーズ。ひらっと回る動きにキレがある。
安藤はベツモノになったんじゃないかなぁ。フォームのリズムがとてもゆったりしたものになっている。もちろんそれは緩く体を使っているということではなく、逆に「より前でより低くリリースする」という意識が形となって生まれるリズムだろうと思う。リリース前の、ぐっと前に乗って行く時、投げた後の片足立ち、上がった右足の着地、これらはまるで脱力しているかのようにゆったりと動く。だがそれは土台から吸い上げたパワーを、すべてリリースの一点、瞬間に集中させるような、そしてその惰性で運動を収束させているような、そんな感じ。ベツモノというより、もともとの安藤の力を出せる状況に戻っているということか。開幕後の安藤が非常に楽しみだ。
ちょっと前なら安藤と福原、エースの称号を手にするのはどちらか?なんていう扱いだったのに、今や「安藤福原」と2人でひとつみたいになっちゃって、しかも「戦犯ユニット」的扱いだもんね。勝負の世界は厳しいね。まあ2人で4勝じゃしゃあないやな。悔しかったら勝ってみな。もちろん勝つだろうけどね。
ちなみにこの日、マイペース調整だったはずの藤川が初めての本格的なブルペン投球だったのだが、すでに完璧に出来上がっていて笑った。
キャンプ中継のブルペンの様子を見る限り、福原は順調。投げ込みモードに入っている能見や上園らに比べれば、踏み込みや蹴り込みの強さや粘りなど、下半身に若干の加減はあるように見える。でも良いよ。
トップに入った後、前に重心を移しながらも、右肩の側面を打者側に向けている時間を長めにキープする意識が見える。そこからの切り返しの時の、上半身の回転が非常にスムーズ。ひらっと回る動きにキレがある。
安藤はベツモノになったんじゃないかなぁ。フォームのリズムがとてもゆったりしたものになっている。もちろんそれは緩く体を使っているということではなく、逆に「より前でより低くリリースする」という意識が形となって生まれるリズムだろうと思う。リリース前の、ぐっと前に乗って行く時、投げた後の片足立ち、上がった右足の着地、これらはまるで脱力しているかのようにゆったりと動く。だがそれは土台から吸い上げたパワーを、すべてリリースの一点、瞬間に集中させるような、そしてその惰性で運動を収束させているような、そんな感じ。ベツモノというより、もともとの安藤の力を出せる状況に戻っているということか。開幕後の安藤が非常に楽しみだ。
ちょっと前なら安藤と福原、エースの称号を手にするのはどちらか?なんていう扱いだったのに、今や「安藤福原」と2人でひとつみたいになっちゃって、しかも「戦犯ユニット」的扱いだもんね。勝負の世界は厳しいね。まあ2人で4勝じゃしゃあないやな。悔しかったら勝ってみな。もちろん勝つだろうけどね。
ちなみにこの日、マイペース調整だったはずの藤川が初めての本格的なブルペン投球だったのだが、すでに完璧に出来上がっていて笑った。