自称阪神タイガース評論家（跡地）

純粋に島野さんを偲ぶ一日であって欲しいと思う一方で、今季の大きな心の拠り所となるような一日になってくれないかと期待もする。営業の人は星野−田淵の始球式もあるからドドっと集客も…と期待しているかもしれないが、だったらナイターでやって欲しかったな。


3/4は甲子園チケット一斉発売日だったんだね。仕方なく仕事の手を休めで電話やネットに立ち向かった人が、今年もたくさんいたのだろうね。
売る側にしてみれば、早い段階で裁いてしまうことでキャッシュがぼーんと手に入るのだからこんなに良いことはない。しかし客にしてみれば、まだ予定などわかるはずのない、何ヶ月も前のチケットを買わされて、そのために大事な時間を大きく割かれる。これが客本意の商売のワケがない。現代のテクノロジーと創意工夫をもってすれば、もっと客が喜ぶサービスができるはず。

というわけで、私の遠征計画は今のところまだないのだけれど、行くとしても三アルかなんかでゆるゆると見るから、慌てなくて良いのだ。
それよりも今季は広島市民球場の最終年。広島遠征計画を練ってみようと思ったら、なんと週末Ｔ戦は、９月頭の１回きり。なんということだ。同じ発想の人が集中するぞ、きっと。


二軍のオープン戦は「教育リーグ」という名前で、ぼちぼち始まっている（ファーム公式）。鳴尾浜の初戦は3/12（水）のＨ戦だが、その前3/8（土）に香川オリーブガイナーズとの「交流試合」が組まれたとか（公式）。キャンプで人気急上昇の田中・バルディリスの育成コンビが見られて楽しいかもよ。



さて見残していた3/2倉敷のＢｓ戦を見なおし。杉山江草橋本健玉置阿部で完封リレーの日ね。

・ハシケンは、直球がまだ走ってなかったけど、寒そうだったから、デカい体が暖まらなかったんだね（笑）。それでもコーナーを狙う意識で、「狙いすぎ側」に少しずつ外れる内容は、そう悪くないだろう。スライダー、チェンジアップでカウントを整えたり、打たせたりはできていたので、総身に血が巡るのを待てばいいんじゃない？（笑）。

・玉置は、徹底して変化球の練習。放送では「スラーブ」なんて言っていたけど、確かにカーブのようにひねらないし、スライダーのように切らないし。で、これを右打者のアウトローに集めるべく連投していてまずまずの制球。。
それと、立っている指が見えるくらい緩めに握っておいて抜くような感じで投げていたのはチェンジアップだろう。これも良いと思った。
直球含めバラツキはあるが、どんどん使ったら良いと思うよ。

・阿部が良いじゃない。寒い中、外低めにビシっと決まった直球は140km/hオーバー。追い込んでから打たせたフォークは真ん中低めストライクから落ちてボールになる最高の１球。直球を、意識して高く外したり、スライダーでカウントを整えたり、初球ど真ん中のチェンジアップでタイミングを外してストライクを取ったり。
フォームはイキイキしてるし、緩急が使えて、リズムも良し。見ていて楽しくなる投手だ。
実戦を初めてまともに見たが、え？なになに？こんなん、普通にベンチ入り決定やん（笑）。