2008.03.06 Thursday
見下ろすつもりはないけれど、カープが伝統的な持ち味を復活させるのは大いに歓迎したい。
金本がビックリの今季初打席HR。笑うしかない。
ルー・フォードもHR。ぐにゃぐにゃした構え、短い足、へんな顔。やっぱりこいつ面白い(笑)。
先発争いは、かな。
これでレースは、
安藤+2、福原+1、ボーグルソン+1、アッチソン0、下柳0、金村曉−1、杉山未登板…てな感じ。
投手星野、捕手田淵、打者岡田の始球式で始まった島野さんの追悼試合。オープン戦とはいえ、一コーチの追悼試合というのは異例中の異例だろう。しかしそれをまったくやりすぎだと感じないのは、02年復帰以来、タイガースのチーム強化に大きく貢献したことを、皆が実感しているからだ。
目立つこと、大きなことをするわけじゃない。偉い人の評価が欲しいワケでも、地位や名声を欲するのでもない。
ただひたすら目の前の仕事に集中し、ただひたすら仕事の仲間を思いやる。
結果は出ていなくても頑張っている人を励まし、力を持っているのに頑張りが足りない人を叱り、苦労の末に掴んだ成功を我がことのようにともに喜ぶ。
通りいっぺんのつきあいや、馴れ合いではなく、一人一人と真剣に向き合ってきたから、かくも盛大な追悼試合が行われたのだろう。
ガオラで放送したサンテレビ制作の中継では、島野さんの経歴を紹介するVTRが流れた。ちょっと意外だったのが、1985年の優勝の時は、島野さんサンテレビの解説だったんだね。ビールかけでバースや岡田にインタビューをしていた若き日の島野さんがちょっと意外だった。時代感覚がわからなくなっちゃう。
島野さんが亡くなった時、選手たちの声を拾い集めただけの記事を作った。
→ 切り貼り(12/18)
この日の試合後も、同じように印象的な言葉が並んでいたので切り貼りしたい。
鳥谷「入団したばかりのころ『試合に出ていない時でも今のうちから頑張っておけ』と言われました。それは今でも胸に残っています」
今岡「これまで(島野さんに)教えてもらったことを、今年はすべてやっていきたいという、その気持ちです。勝負強さ、打点を積み重ねたい」
金本「本当は内野ゴロを打って一塁への全力疾走を見せようと思っていた。ボクの全力疾走を、こっそり一番、褒めてくれた人なんでね」
赤星についてはサンスポが上手い記事を書いたので敬意を表して全文引用。
選手会長のキミがそれをやったら良い。小さな体の真ん中に抱かれた島野さんの笑顔。歓喜の輪の中で二度三度と宙を舞う。
絵はしっかりと描けた。選手、首脳陣、球団職員、その他関係者、そしてファン。全員の力でその絵を現実にしよう。
金本がビックリの今季初打席HR。笑うしかない。
ルー・フォードもHR。ぐにゃぐにゃした構え、短い足、へんな顔。やっぱりこいつ面白い(笑)。
先発争いは、かな。
これでレースは、
安藤+2、福原+1、ボーグルソン+1、アッチソン0、下柳0、金村曉−1、杉山未登板…てな感じ。
投手星野、捕手田淵、打者岡田の始球式で始まった島野さんの追悼試合。オープン戦とはいえ、一コーチの追悼試合というのは異例中の異例だろう。しかしそれをまったくやりすぎだと感じないのは、02年復帰以来、タイガースのチーム強化に大きく貢献したことを、皆が実感しているからだ。
目立つこと、大きなことをするわけじゃない。偉い人の評価が欲しいワケでも、地位や名声を欲するのでもない。
ただひたすら目の前の仕事に集中し、ただひたすら仕事の仲間を思いやる。
結果は出ていなくても頑張っている人を励まし、力を持っているのに頑張りが足りない人を叱り、苦労の末に掴んだ成功を我がことのようにともに喜ぶ。
通りいっぺんのつきあいや、馴れ合いではなく、一人一人と真剣に向き合ってきたから、かくも盛大な追悼試合が行われたのだろう。
ガオラで放送したサンテレビ制作の中継では、島野さんの経歴を紹介するVTRが流れた。ちょっと意外だったのが、1985年の優勝の時は、島野さんサンテレビの解説だったんだね。ビールかけでバースや岡田にインタビューをしていた若き日の島野さんがちょっと意外だった。時代感覚がわからなくなっちゃう。
島野さんが亡くなった時、選手たちの声を拾い集めただけの記事を作った。
→ 切り貼り(12/18)
この日の試合後も、同じように印象的な言葉が並んでいたので切り貼りしたい。
鳥谷「入団したばかりのころ『試合に出ていない時でも今のうちから頑張っておけ』と言われました。それは今でも胸に残っています」
今岡「これまで(島野さんに)教えてもらったことを、今年はすべてやっていきたいという、その気持ちです。勝負強さ、打点を積み重ねたい」
金本「本当は内野ゴロを打って一塁への全力疾走を見せようと思っていた。ボクの全力疾走を、こっそり一番、褒めてくれた人なんでね」
赤星についてはサンスポが上手い記事を書いたので敬意を表して全文引用。
画面の中で笑っている“オヤジ”の顔が、涙でにじんだ。試合開始前、05年の優勝で胴上げされる島野氏の映像に、心が揺さぶられた。その瞬間、赤星は大きな目標を心の中で決めた。
「(今季)優勝して、誰かが島野さんの写真を持って、胴上げしてもいいんじゃないか」
03年のように、あの笑顔で宙を舞ってほしい。自分たちにできる一番の恩返し案を掲げ、優勝への思いを再確認した。
高ぶった気持ちはバットに乗り移った。一回は中前打で出塁し、金本の2ラン本塁打をおぜん立て。三回は内野安打。八回には永川の内角直球に詰まりながら右前へ。5打数3安打の猛打賞だ。
「コーチというか、グラウンドのお父さんみたいな感じ。誰かが死球を受けると、僕らより先にガッと前に出てくれた」
試合中も懐かしい記憶が頭をよぎった。ビデオルームにこもっていると、島野氏が隣にきてくれることが何度もあった。「あのクセわかるか?」「おう、ええとこ見てるなあ」。相手のクセをどちらが先に見抜くか、そんな競争が楽しかった。
盗塁談義に花を咲かせたこともあった。「オレも60盗塁くらいしたけど、お前はクイック全盛期でこれだけ走れる。自信を持てよ」。言葉の端々にあふれる優しさがうれしかった。
「変なプレーをしてたら、上からどやされる。勝たないと。優勝して一番喜んでくれるのは島野さんだと思う」
絶対に成し遂げたい目標ができた。強い思いを胸に、レッドは優勝を目指して突き進む。
選手会長のキミがそれをやったら良い。小さな体の真ん中に抱かれた島野さんの笑顔。歓喜の輪の中で二度三度と宙を舞う。
絵はしっかりと描けた。選手、首脳陣、球団職員、その他関係者、そしてファン。全員の力でその絵を現実にしよう。