2008.03.12 Wednesday
先発福原は、すべての球が高く、簡単にミートされていた。4回2失点の評価は「−1」。厳しい言い方だが、昨日の内容では昨年からの上積みがたいして期待できそうにない。「試合を作る投手」「そこそこのイニングを投げて、ちょっと借金を作る」という「数年前の福原」そのものではないだろうか。
安藤+4、ボーグルソン+2、岩田+2、アッチソン0、下柳0、福原0、杉山−1、金村曉−3。
この試合のハイライトは、5回表。Tの投手は二番手阿部。素晴らしかったなぁ。外角低めへの直球が、勢い、制球ともに完璧。ビタっ!ビタっ!と決まる。グイグイ攻め込んで、アウトローいっぱいで谷を見逃し三振、アウトローいっぱいで亀井も連続見逃し三振、ラミレスには追い込んでからアウトローへの見事なスライダーでタイミングを外し空振り三振!いやあ見事な三者三振だった。
いやあ、もうお腹いっぱい(笑)。もうアピールいらんから、キープキープ、ステイステイ(笑)。
不調に苦しんで二軍で投げ込んできた渡辺が2回。Gもメンバーを落としていた中だがなんとか無失点でまとめた。まだボールに力が戻ってない。力というより、気持ちだわね。「打ってみろ」というようなナベ特有の気っぷの良さが足りない。少しずつ自信を取り戻していければね。
ラストは金村大。売り出し中の坂本に4本目のヒット(赤星ファインプレー寸前)を喫したが、円谷、古城、寺内は相手にせず3連続三振。良い経験はしているよね。
渡辺が戻ってくると、一軍ブルペンのメンバー構成は、またちょっとややこしくなるね。あわせて、若手投手の勢いが出てくると、直接関係ないはずの先発ローテについても、「なんか若手が欲しいなあ」というマインドに繋がってくるかも知れないね。福原、金村曉あたりはヒヤヒヤになって来るかもね。この時期に来ての、阿部たちのイキの良い投げっぷりはチームにとって非常によろしい。
実は見逃せないのが、阿部と同時に捕手が小宮山に代わっていたこと。5回からの5イニングス、マスクを被ってその間0点。8つの三振を導き、盗塁もビシっと刺した。キャッチングの姿勢、サインのリズムともに良し。打撃はまったくもってさっぱりだけど、リードはけっこう良かったと思うよ。広いストライクゾーンに助けられたというのもあるのだけど、それを上手く活用したとも言える。首脳陣の評価も、狩野・清水を抜いたんじゃないかな。
打つ方では、G先発外国人枠に入るかどうかわからない左サイドハンドのバーンサイドに手を焼き、代わった吉武、さらには右アンダーハンドの会田を打てず。
でもバーンサイドからの2得点は、失投を叩いた矢野の大HRと、二死からの鳥谷のしぶといタイムリー。良い点の取り方だった。
後半目立ったのは坂。鳥谷に代わってショートの守備に入る。良い守備しているよ。キャンプで見た時はそれほどと思わなかったんだけどね、あれは室内だったから、やっぱり動きが違ったんだね。左右深くまで足を使って打球を追う。グラブとボールの接触では上半身の柔らかさを感じさせる。三遊間の深いところで追いついたフットワーク(内野安打)、二遊間深くまで追ってキャッチして、ローリングしながら一塁送球したファインプレーは見ていて「おっ!」と唸らせた。
打っても、8回ウラ一死一三塁のダメ押し機に、前進守備の外野の頭を越える、右中間フェンスダイレクトの2点二塁打で、久々に結果を出した。主力級の西村相手だから価値は大きい。
特に、ショート守備で良いところを見せたのは大いにアピールになった。待望の鳥谷の地位を脅かす存在に名乗り。
8回一死一二塁、2−2同点、G投手西村。公式戦さながらの緊迫した場面。G+で解説をしていた掛布氏が1球ごとに打席の葛城を絶賛していた。曰く、決勝の場面で、簡単に内のまっすぐでカウントは取れない。外低めの変化球をヒットすることと、ボールになるフォークを見極めることを考えるべきで、それができている。確かに変化球にタイミングの合ったファールと、手を出したくなるフォークにきちっとバットが止まっている。次にインサイドの直球を見逃してストライク。掛布氏、良い。考えていない球だから手が出なくて良い。次も同じ球、ファール。掛布氏、1つ見たことで対応できる。フォークを見切って、掛布氏「さあバッテリー、投げる球がないですよ」。フルカウントからインロー直球、見事に弾き返して、鋭く一二塁間を破るタイムリー、二走二塁打でチャンスを作った浅井も良いスタートで決勝点を奪う。
えーとねー、ものすごく内容のある打席だったよ。最新toraoオーダーなら、3番レフト金本、4番サード新井、5番ファースト葛城だな。レベル高いと思ったよ、掛布氏の受け売りになっちゃうけど(笑)。
安藤+4、ボーグルソン+2、岩田+2、アッチソン0、下柳0、福原0、杉山−1、金村曉−3。
この試合のハイライトは、5回表。Tの投手は二番手阿部。素晴らしかったなぁ。外角低めへの直球が、勢い、制球ともに完璧。ビタっ!ビタっ!と決まる。グイグイ攻め込んで、アウトローいっぱいで谷を見逃し三振、アウトローいっぱいで亀井も連続見逃し三振、ラミレスには追い込んでからアウトローへの見事なスライダーでタイミングを外し空振り三振!いやあ見事な三者三振だった。
いやあ、もうお腹いっぱい(笑)。もうアピールいらんから、キープキープ、ステイステイ(笑)。
不調に苦しんで二軍で投げ込んできた渡辺が2回。Gもメンバーを落としていた中だがなんとか無失点でまとめた。まだボールに力が戻ってない。力というより、気持ちだわね。「打ってみろ」というようなナベ特有の気っぷの良さが足りない。少しずつ自信を取り戻していければね。
ラストは金村大。売り出し中の坂本に4本目のヒット(赤星ファインプレー寸前)を喫したが、円谷、古城、寺内は相手にせず3連続三振。良い経験はしているよね。
渡辺が戻ってくると、一軍ブルペンのメンバー構成は、またちょっとややこしくなるね。あわせて、若手投手の勢いが出てくると、直接関係ないはずの先発ローテについても、「なんか若手が欲しいなあ」というマインドに繋がってくるかも知れないね。福原、金村曉あたりはヒヤヒヤになって来るかもね。この時期に来ての、阿部たちのイキの良い投げっぷりはチームにとって非常によろしい。
実は見逃せないのが、阿部と同時に捕手が小宮山に代わっていたこと。5回からの5イニングス、マスクを被ってその間0点。8つの三振を導き、盗塁もビシっと刺した。キャッチングの姿勢、サインのリズムともに良し。打撃はまったくもってさっぱりだけど、リードはけっこう良かったと思うよ。広いストライクゾーンに助けられたというのもあるのだけど、それを上手く活用したとも言える。首脳陣の評価も、狩野・清水を抜いたんじゃないかな。
打つ方では、G先発外国人枠に入るかどうかわからない左サイドハンドのバーンサイドに手を焼き、代わった吉武、さらには右アンダーハンドの会田を打てず。
でもバーンサイドからの2得点は、失投を叩いた矢野の大HRと、二死からの鳥谷のしぶといタイムリー。良い点の取り方だった。
後半目立ったのは坂。鳥谷に代わってショートの守備に入る。良い守備しているよ。キャンプで見た時はそれほどと思わなかったんだけどね、あれは室内だったから、やっぱり動きが違ったんだね。左右深くまで足を使って打球を追う。グラブとボールの接触では上半身の柔らかさを感じさせる。三遊間の深いところで追いついたフットワーク(内野安打)、二遊間深くまで追ってキャッチして、ローリングしながら一塁送球したファインプレーは見ていて「おっ!」と唸らせた。
打っても、8回ウラ一死一三塁のダメ押し機に、前進守備の外野の頭を越える、右中間フェンスダイレクトの2点二塁打で、久々に結果を出した。主力級の西村相手だから価値は大きい。
特に、ショート守備で良いところを見せたのは大いにアピールになった。待望の鳥谷の地位を脅かす存在に名乗り。
8回一死一二塁、2−2同点、G投手西村。公式戦さながらの緊迫した場面。G+で解説をしていた掛布氏が1球ごとに打席の葛城を絶賛していた。曰く、決勝の場面で、簡単に内のまっすぐでカウントは取れない。外低めの変化球をヒットすることと、ボールになるフォークを見極めることを考えるべきで、それができている。確かに変化球にタイミングの合ったファールと、手を出したくなるフォークにきちっとバットが止まっている。次にインサイドの直球を見逃してストライク。掛布氏、良い。考えていない球だから手が出なくて良い。次も同じ球、ファール。掛布氏、1つ見たことで対応できる。フォークを見切って、掛布氏「さあバッテリー、投げる球がないですよ」。フルカウントからインロー直球、見事に弾き返して、鋭く一二塁間を破るタイムリー、二走二塁打でチャンスを作った浅井も良いスタートで決勝点を奪う。
えーとねー、ものすごく内容のある打席だったよ。最新toraoオーダーなら、3番レフト金本、4番サード新井、5番ファースト葛城だな。レベル高いと思ったよ、掛布氏の受け売りになっちゃうけど(笑)。