自称阪神タイガース評論家（跡地）

Ｈが全勝で、Ｅが全敗か。スタートは怖い。ロケットスタートに越したことはないが、ぼちぼち出られれば御の字だなぁ。


落合監督「五輪で１０人抜かれても十分戦える戦力は整った」（スポニチ）。
きいいい！すぐそういうこと言うんだから、ムカツク！（笑）。うちだってな、スタメン８人抜かれても、ライトとセカンドの補欠で補っちゃうし、たとえＪＦＫを抜かれたって金村大、玉置、筒井の「ＫＴＴ（頭文字はくれぐれも英字で。漢字はＮＧ）」で補っちゃう。だから１１人抜かれても大丈Ｖ！（笑）


昨日、開幕メンバー予想をやったが、その後の情報を加味させつつ細かく見ていきたい。

（オーダー）
１番赤星・２番平野の上位は今年の楽しみだ。平野はオープン戦でも左投手からのヒットが多く、また打席内では落ち着きないほど投手を揺さぶる（ようで自分が揺さぶられているようでもある）。盗塁も果敢に試み、成功率も高かった。
平野の心配は、小さい体で２００％のプレーをするから故障がちなところ。これは表裏一体なんだね。代走、守備固め、代打と使い勝手も良いので、時にはベンチスタートとしてパンクさせないように使うことも大事だ。それは赤星も同様。

３番は新井なんだろうなあ。ガッツあるプレースタイル、そしてカウントや状況によっては広角の打撃をするので、不向きということはない。ただ、４〜６番に置いてより自由度を与えたいという気持ちはある。フォードが３番に入れられるようだと素直な並びになる。

４番金本はそれで行くと決めたならもちろん文句はない。

「５番サード今岡」に文句はないが、決まっていく過程がチーム全体を納得させるものでなかったのが残念。結果が出せていないのだから、長いシーズンを見据えても「一塁葛城・三塁新井」の実戦テストをすべきだった。前２年実績が残せていない選手に対する扱いとしては悪手。「今岡復活にＴの浮沈がかかる」というキャッチフレーズは良し。そのためにも這い上がってこさせないといけなかったのではないか。５番は新井が素直な手。

６番鳥谷。打撃も上昇気味で、今岡後の「ウラ１番」と考えれば悪くはない。３番フォード・５番サード新井とするなら６番ファースト葛城でも良い。

７番フォード。まあこの辺にいたらイヤらしいことはイヤらしい。桜井は優位な状況から十分なチャンスをもらって勝てなかったのだから、まずは現状を受け入れてここから巻き返して欲しい。

８番矢野。野口との併用にはなるだろう。下位打線にも楽しみがあって良い感じだ。

（先発ローテ）
複数のスポーツ紙で、ボーグルソンに代えて杉山を開幕ローテメンバーに入れると伝えられる。良いんじゃないかな。調子の良い者を使ったら良いと思う。
ただし情報操作の狙いもあって、ボーグルソンを外して来ると思ったら、外したのはアッチソンだったなんてこともあるかもね。金村曉の声も上がっていたがファームでのテストはイマイチだったみたい。いずれ予備軍が豊富なのは去年より良い状況。
安藤・岩田・福原・アッチソン・下柳・杉山

（救援投手）
藤川・ウィリアムス・久保田は、それぞれに不安は感じているだろうが、もはや評価は不動。加えて、実績のある江草・渡辺とオープン戦で飛び出した阿部の６人で確定だろう。１枠増えれば、ロングも期待できる玉置か上げ潮左腕の筒井、または金村大にもチャンス。ここも予備軍含めて競争は激しい。

（捕手）
浅井がキャンプ、オープン戦を通じ、いっさい捕手の練習をしていなかったので、緊急時は別として捕手二人制は採らないだろうと予想していたが、ここに来て二軍戦で「捕手復帰」（サンスポ）。二人制のオプションを確保するという意味では悪いことではない。
ただし次世代捕手の枠をはじめから無くして、二人制を基本とすることには反対だ。確かに実力者が二人もいては、本当の意味で主力捕手として育つことはない。責任を背負わされて初めて、１００点満点中７０点以上取れるようになる。だけど、週１スタメンマスクや、大差時の終盤に受けるという経験だけでも３０点だった実力を５０点、６０点までは引き上げることはできる。
目先の１枠がもったいなく感じられるのはわかるけど、ここは我慢して小宮山なら小宮山にあげて欲しい。

（控え野手）
左が桧山・葛城・坂・藤本。右が桜井・関本・浅井。これだと一人多いかな。フォードに守備固めが要らないようだと平野が二塁で固定となるため…。だけど本当に固めたいなら、ライト平野、二塁藤本、三塁関本（坂）が良いと思うよ。代走がイマイチ。浅井をリザーブ捕手に考えるならなおのこと代走が弱い。