2008.04.14 Monday
開幕第2戦で尻上がりの好投を許してしまったので、今回は何とか序盤で攻略したいところ。ところが初回は赤星ヒット、平野送りバント成功、新井死球の一死一二塁で、頼みの金本が珍しい遊併殺打。速くもない速球に詰まらされる。
2回表は敵失、四球もあって一死三塁の好機があったが、福原の投ゴロで1−2−3の併殺。これはもったいない。こういう時って、投手も妙なプレッシャーがかかってストライク取れなかったりするもの。「ど真ん中のまっすぐを振れ。他は振るな。ウェイトのサインを見逃すな」という指示で投手をビビらせたかったのに。
しかし先発福原、前回のボロボロ投球を立て直す好投。考える間を与えないような早い投球間隔で、打者を追い込んでいった。直球のバックスピンが十分にかかっていて、勢いがあったし、カーブ、フォークが思うところに制球できていた。
5回表、再度下位打線でチャンスを作り一死二三塁で赤星。赤星の遊ゴロは前進守備の琢郎正面、ゴロはゴーのお約束でフォードは本塁憤死。この走塁指示はOKのプレーなんだけど、足のある三走フォードと赤星で、もうちょっといやらしい点の取り方をして欲しかったよなぁ。セーフティスクイズだってありだろう。赤星もどうせゴロ打つなら「叩きつけ」て欲しかった。二死一三塁、平野も平凡な二ゴロで得点ならず。
黙々と抑え続ける福原に、押し込みながら得点できないT打線。6回表は先頭新井が右打ちヒットで出塁。打者金本に細心の注意を払うウッド相川のバッテリー。カウント2−3となって一走新井を動かすが、金本高いところからボールゾーンに沈むカーブにバット回って三振、新井も二塁で刺され一瞬にしてチャンスがしぼむ。えー、昨夜は時間あったけど、みんなほどほどにしといたんだよね?(笑)
次の今岡にヒットが出るちぐはぐさは、流れの悪さの象徴。無得点に終わる。6回までで3併殺、そのうち二つが4番打者の責任では、相手にチャンスが回るのも致し方ない。
そのウラ、先頭相川二塁打。ウッド送れず、琢郎は狙い通り一ゴロを打たせて二死三塁までは持ってくる。仁志には際どい球をボールと言われ四球、二死一三塁。仁志よりイヤな金城を迎える。それでも福原は辛抱して放っていた。左打席に入る金城の外角にキレの良いシュートでカウントを稼ごうとするのだが、これを球審が取ってくれない。本当に良い球なんだけどね。それでも我慢して我慢して、カウント1−2から、4球目のカーブ、矢野は膝元へ落としたかったのだが、やや真ん中に行く、金城はつんのめろうが崩れようが、最後の一押しでヒットにしてしまうある種の職人、狭い一二塁間を打球が抜けてしまう。ベイ先制0−1。
さらに苦しくなった福原は四球で二死満塁とし、佐伯にもカウント2−3。最後は力のあるカットで空振り三振。打線の奮起を待つ。
7回表二死で打順は9番。またしても福原続投で打席へ。次の回、赤星からでチャンスを作ろう。と思ったら福原ヒットで出塁。と思ったら意味不明のリードオフで捕手から一塁の牽制死。一塁に戻る際に足をひねりそうになってたじゃないか、危ないなぁ、へんなの。「盗塁で死ね」のサインかな?
福原はきっちり7回ウラを抑えて、さ、8回表は予定通り赤星から。やっぱり反撃するならこの打順が良い。1−2からど真ん中まっすぐを強振、前に守っている右中間を越えて打球はフェンスまで到達、赤星悠々三塁打!来た来たー!
平野に代えて代打桧山。いやあ風格出てきたねぇ。初球甘めの球を泰然と見逃し。してる場合か!と突っ込みたくなったが、余裕の風格。2−3から外高めのボール球をレフト前へ。ビグビー突っ込んで突っ込んでキャッチ、審判はセーフのジェスチャ、赤星タッチアップからスタートの構え、ビグビーからバックホーム、赤星は三塁に戻る、その間に桧山は二塁へ向かう、捕手から二塁へ送球、それてセーフ!好走塁!無死二三塁に変わる。
だけど今の本当にショートバウンドキャッチなの?抗議する大矢監督。リプレーで見る限り、際どいけれどバウンドしているように見えるけどね。ちょっとカメラの位置が良くないな。
長い抗議が終わって、ベイは投手交代木塚。いつものように気合い十分グイグイ&ひらりのスタイルで新井を追い込んだが、最後はピッチャー返し、打球は平凡な投手ゴロコースなのだが、木塚は投げた後三塁側にいなくなっちゃう投げ方だからセンター前ヒットになる。一人還って同点!1−1、なお無死一三塁。
はい次は、前日インタビューで「明日も阪神の勝利と2001本目のヒットを見に来て」と言った金本。代わったマットホワイトのスライダーにやや泳ぎながらも、公約通りのセンター前ヒット2−1と逆転!なお無死一三塁。
復調を賭ける今岡は浅い右フライで一死。続く鳥谷は「叩きつけ」二ゴロで三塁走者を返す。3−1。これは十分な仕事。
リードを奪って、KFに後を託す。もう流れはすっかり出来上がっていて、オートマチックに試合が終わっていく。この強みがあるのは大きいね。改めてだけど。
先発が我慢する。先発に我慢させる。先発を我慢する。このことで、打線や救援陣との結合が強くなる。今のところ、歯車は確実に噛み合っている。
2回表は敵失、四球もあって一死三塁の好機があったが、福原の投ゴロで1−2−3の併殺。これはもったいない。こういう時って、投手も妙なプレッシャーがかかってストライク取れなかったりするもの。「ど真ん中のまっすぐを振れ。他は振るな。ウェイトのサインを見逃すな」という指示で投手をビビらせたかったのに。
しかし先発福原、前回のボロボロ投球を立て直す好投。考える間を与えないような早い投球間隔で、打者を追い込んでいった。直球のバックスピンが十分にかかっていて、勢いがあったし、カーブ、フォークが思うところに制球できていた。
5回表、再度下位打線でチャンスを作り一死二三塁で赤星。赤星の遊ゴロは前進守備の琢郎正面、ゴロはゴーのお約束でフォードは本塁憤死。この走塁指示はOKのプレーなんだけど、足のある三走フォードと赤星で、もうちょっといやらしい点の取り方をして欲しかったよなぁ。セーフティスクイズだってありだろう。赤星もどうせゴロ打つなら「叩きつけ」て欲しかった。二死一三塁、平野も平凡な二ゴロで得点ならず。
黙々と抑え続ける福原に、押し込みながら得点できないT打線。6回表は先頭新井が右打ちヒットで出塁。打者金本に細心の注意を払うウッド相川のバッテリー。カウント2−3となって一走新井を動かすが、金本高いところからボールゾーンに沈むカーブにバット回って三振、新井も二塁で刺され一瞬にしてチャンスがしぼむ。えー、昨夜は時間あったけど、みんなほどほどにしといたんだよね?(笑)
次の今岡にヒットが出るちぐはぐさは、流れの悪さの象徴。無得点に終わる。6回までで3併殺、そのうち二つが4番打者の責任では、相手にチャンスが回るのも致し方ない。
そのウラ、先頭相川二塁打。ウッド送れず、琢郎は狙い通り一ゴロを打たせて二死三塁までは持ってくる。仁志には際どい球をボールと言われ四球、二死一三塁。仁志よりイヤな金城を迎える。それでも福原は辛抱して放っていた。左打席に入る金城の外角にキレの良いシュートでカウントを稼ごうとするのだが、これを球審が取ってくれない。本当に良い球なんだけどね。それでも我慢して我慢して、カウント1−2から、4球目のカーブ、矢野は膝元へ落としたかったのだが、やや真ん中に行く、金城はつんのめろうが崩れようが、最後の一押しでヒットにしてしまうある種の職人、狭い一二塁間を打球が抜けてしまう。ベイ先制0−1。
さらに苦しくなった福原は四球で二死満塁とし、佐伯にもカウント2−3。最後は力のあるカットで空振り三振。打線の奮起を待つ。
7回表二死で打順は9番。またしても福原続投で打席へ。次の回、赤星からでチャンスを作ろう。と思ったら福原ヒットで出塁。と思ったら意味不明のリードオフで捕手から一塁の牽制死。一塁に戻る際に足をひねりそうになってたじゃないか、危ないなぁ、へんなの。「盗塁で死ね」のサインかな?
福原はきっちり7回ウラを抑えて、さ、8回表は予定通り赤星から。やっぱり反撃するならこの打順が良い。1−2からど真ん中まっすぐを強振、前に守っている右中間を越えて打球はフェンスまで到達、赤星悠々三塁打!来た来たー!
平野に代えて代打桧山。いやあ風格出てきたねぇ。初球甘めの球を泰然と見逃し。してる場合か!と突っ込みたくなったが、余裕の風格。2−3から外高めのボール球をレフト前へ。ビグビー突っ込んで突っ込んでキャッチ、審判はセーフのジェスチャ、赤星タッチアップからスタートの構え、ビグビーからバックホーム、赤星は三塁に戻る、その間に桧山は二塁へ向かう、捕手から二塁へ送球、それてセーフ!好走塁!無死二三塁に変わる。
だけど今の本当にショートバウンドキャッチなの?抗議する大矢監督。リプレーで見る限り、際どいけれどバウンドしているように見えるけどね。ちょっとカメラの位置が良くないな。
長い抗議が終わって、ベイは投手交代木塚。いつものように気合い十分グイグイ&ひらりのスタイルで新井を追い込んだが、最後はピッチャー返し、打球は平凡な投手ゴロコースなのだが、木塚は投げた後三塁側にいなくなっちゃう投げ方だからセンター前ヒットになる。一人還って同点!1−1、なお無死一三塁。
はい次は、前日インタビューで「明日も阪神の勝利と2001本目のヒットを見に来て」と言った金本。代わったマットホワイトのスライダーにやや泳ぎながらも、公約通りのセンター前ヒット2−1と逆転!なお無死一三塁。
復調を賭ける今岡は浅い右フライで一死。続く鳥谷は「叩きつけ」二ゴロで三塁走者を返す。3−1。これは十分な仕事。
リードを奪って、KFに後を託す。もう流れはすっかり出来上がっていて、オートマチックに試合が終わっていく。この強みがあるのは大きいね。改めてだけど。
先発が我慢する。先発に我慢させる。先発を我慢する。このことで、打線や救援陣との結合が強くなる。今のところ、歯車は確実に噛み合っている。