2008.04.27 Sunday
「85年以来」…ああ、この甘美な響き(笑)。
というワケで、前年日本一チームに敵地で負け越さず、前年リーグ優勝チームのエースを粉砕(そのエースの状態など知ったことか)。23年ぶりの日本一への軌道に完全に乗ったと言っても過言ではない(明らかに過言)。
葛城の打撃技術は相当高い。遠くへ飛ばす、芯に当てる、スイングスピードとタイミングを合わせる、ファールで逃げる、いずれも高いレベルに達している。この春、それをずっと見せつけられた。左投手も苦にしないところも見せた。守備力は外野、一塁とも中の上くらいはあり、何度も言うようだがレギュラー確保には十分だった。
それでも開幕はベンチ止まり。代打でチャンスが与えられればきっちり結果を出した。それでもスタメンはない。やっと回ってきたと思ったら、いきなり不振の今岡に代わって、金本の後ろの5案を打てと言う。しかも左右の併用、むちゃくちゃと言えばむちゃくちゃだ。
ビビって弱々しいスイングで前日は結果が出なかった。この日も1打席目は上原のフォークに合わせるだけの弱い振り。でも以後は吹っ切れたように自分のスイングができた。きっちり振り切って打ち上げた同点の犠飛、右中間をあっという間に切り裂いた逆転の三塁打。スッキリしたわ。葛城の力を大きな舞台で見せることができて、なんだか自分のことのように嬉しかった。
岩田プロ初完投で3勝目。
マウンド上でぐっと拳を握りしめて、ヨシッと気合いを入れるたびに「自信パラメータ」が上書きされていく。試合の中で成長していく投手を見るのは本当に楽しい。萌える(笑)。
岩田が自主トレで井川の門下に入ったのはどういう経緯だか知らないけれど、若い井川に感じた魅力に似たものを岩田に感じる。溢れ出るひたむきさと奥底に除く強情。大声援に気後れしない入り込み、集中力。開き直り、荒々しさ。
制球面の完成度はまだまだでも、各球種の構成が素晴らしい。右打者の懐をつく直球は怖がらせる角度がある。外角に逃げていくシュート系もある。そしてこの球を左打者にも投げているのが強み。4打席の中でシュート系を1つ見せておくだけで、組み立ての大きな柱となる曲がりの大きなスライダーへの対応が鈍る。さらにこのスライダーよりふくらみの大きい軌道を描くカーブがクセモノ。上がって下がるカーブを見せられると、高めボールのスライダーにも反応してしまう。加えて忘れた頃にフォークがある。
ど真ん中を使っていく野口とは好相性だね。見ていて楽しい102球スイスイだった。
2試合の「勝ちなし」で萎縮しかけたところを、やっぱり今年の売りである積極的な走塁と先発投手の強い心で反発。勝ち越したいね。
そうそう勝ち越し記録にしても球児のセーブ記録にしても、引き分けはノーカウントにしてくれや。連勝記録だってそうなんだから、ねえ。
というワケで、前年日本一チームに敵地で負け越さず、前年リーグ優勝チームのエースを粉砕(そのエースの状態など知ったことか)。23年ぶりの日本一への軌道に完全に乗ったと言っても過言ではない(明らかに過言)。
葛城の打撃技術は相当高い。遠くへ飛ばす、芯に当てる、スイングスピードとタイミングを合わせる、ファールで逃げる、いずれも高いレベルに達している。この春、それをずっと見せつけられた。左投手も苦にしないところも見せた。守備力は外野、一塁とも中の上くらいはあり、何度も言うようだがレギュラー確保には十分だった。
それでも開幕はベンチ止まり。代打でチャンスが与えられればきっちり結果を出した。それでもスタメンはない。やっと回ってきたと思ったら、いきなり不振の今岡に代わって、金本の後ろの5案を打てと言う。しかも左右の併用、むちゃくちゃと言えばむちゃくちゃだ。
ビビって弱々しいスイングで前日は結果が出なかった。この日も1打席目は上原のフォークに合わせるだけの弱い振り。でも以後は吹っ切れたように自分のスイングができた。きっちり振り切って打ち上げた同点の犠飛、右中間をあっという間に切り裂いた逆転の三塁打。スッキリしたわ。葛城の力を大きな舞台で見せることができて、なんだか自分のことのように嬉しかった。
岩田プロ初完投で3勝目。
マウンド上でぐっと拳を握りしめて、ヨシッと気合いを入れるたびに「自信パラメータ」が上書きされていく。試合の中で成長していく投手を見るのは本当に楽しい。萌える(笑)。
岩田が自主トレで井川の門下に入ったのはどういう経緯だか知らないけれど、若い井川に感じた魅力に似たものを岩田に感じる。溢れ出るひたむきさと奥底に除く強情。大声援に気後れしない入り込み、集中力。開き直り、荒々しさ。
制球面の完成度はまだまだでも、各球種の構成が素晴らしい。右打者の懐をつく直球は怖がらせる角度がある。外角に逃げていくシュート系もある。そしてこの球を左打者にも投げているのが強み。4打席の中でシュート系を1つ見せておくだけで、組み立ての大きな柱となる曲がりの大きなスライダーへの対応が鈍る。さらにこのスライダーよりふくらみの大きい軌道を描くカーブがクセモノ。上がって下がるカーブを見せられると、高めボールのスライダーにも反応してしまう。加えて忘れた頃にフォークがある。
ど真ん中を使っていく野口とは好相性だね。見ていて楽しい102球スイスイだった。
2試合の「勝ちなし」で萎縮しかけたところを、やっぱり今年の売りである積極的な走塁と先発投手の強い心で反発。勝ち越したいね。
そうそう勝ち越し記録にしても球児のセーブ記録にしても、引き分けはノーカウントにしてくれや。連勝記録だってそうなんだから、ねえ。