自称阪神タイガース評論家（跡地）

まあ今年は真ん中に平日がどーんとあるし、祝日と土日が被っていてあまりゴールデンな感じがないので、ごっつ・ウィーク（ＷＥＡＫ）にはならないかな（笑）。

当初想定のスタメンの中で、たった二人しかいないドツボの１割打者を、かわるがわる５番に起用しようとするオーダーは大問題だが、結果的に開幕からカード負け越し知らずで、貯金は量産の１２。まだ全体の６分の１を消化したに過ぎないから、何も浮かれることではない。
されど６分の１である。奮発して買ってきた丸いケーキを思い浮かべてみよう。まず真ん中に切って半分、その半分を３つに割ったのが６分の１。その先端部の角度は６０度である。うわあこんなに食べて良いの？いちごは２つ欲しいなぁ、いただきまーす。ほらけっこう大きいのだ（笑）。

しかしぴたりとついているドラゴンズも強い。うちの投手力もたいがい凄いのだが、数字上はもっと良いのがドラゴンズ（防御率、うち2.30、ドラ1.87）。
うちとしては、けっこう目一杯頑張っている攻撃力だが、ドラゴンズは総得点でうちの上を行く（うち８８，ドラ９６）。特に違うのがＨＲ数でうち９、ドラ２８。まあ、うちのＨＲ数の少なさが他と比べて際立っているんだけどね。逆にピストル打線のつながり方が凄いとは言える。
ただＤの場合は、いずれ打線の核となる井端とウッズがイマイチなのにコレというのがね。

まあそれを言えばそんなもんじゃないはずなのがジャイアンツ打線で、気が乗ってくりゃチーム打率もぐいぐい上げてきて、不安定な投手力をカバーするような勢いが出てくるのだろう。いや全然出てこなくてかまわないのだが、出てくると思っていた方が、いざ出てきた時にムカつかないで済む（笑）。

それにしても大矢さんとこのベイスターズが元気ないよね。チーム打率リーグ首位の.268なのに、総得点がリーグ５位。ムダ打ち、残塁が多く、あと１本が出ないということか。それにもまして他から大きく離されたリーグワーストの防御率4.59で、ナインの士気も上がらないというのが実情か。頼みの外国人や主力投手に故障、不調が続出したのが痛すぎる。ただまるで藪さん（現メジャーリーガー）を思い出させる「突発性ビッグイニング症候群」の寺原をリリーフに回したのは、意外とヒットかも知れないね。後は「今年は捨て」くらいの気持ちで、若い投手をガンガン使ってくるだろうからちょっと変化してくるんじゃないかな。

カープはチーム防御率（3.25リーグ３位）、チーム打率（.258リーグ２位タイ）の割りには借金４と勝ち星に結びついていない。標榜する機動力がイマイチ機能しないのと、スタメンや打順の決め方といった、戦い方の問題で苦労している。しかしベテラン高橋建の好調や若手投手の台頭でチームは自信をつけている最中。ブラウン監督の退場をきっかけにまとまってくれば鯉のぼりの季節に合わせて昇ってくるかもね。

さて今日からは依然としてなかなかしぶとく手堅い野球でドラゴンズを苦しめたスワローズが相手。後半の投手も良いし、イヤらしい攻撃をしてくる。
ハッキリ言ってうちも今は攻撃力にゆとりがないのに、よゆうしゃくしゃくのオーダー組んだりしくさるから、序盤ボケボケしていると勢いのあるリリーフ陣にやられてしまう。
引き続き２コマ獲りのアグレッシブな走塁と、思い切った守備で、勢いに乗っていかないとね。さ、大型連勝いってみよ！