2008.06.10 Tuesday
さて今日のゲームプラン、というか「第一希望」はなんだったか。勝利数が止まっている下柳に勝ちをつけようってのはまずあったろうね。そして連投になっている勝利パターンのリリーフに休養をってのもあったろう。当然、打つ方が頑張って大差をつけて、太陽、ハシケン、阿部で終わらせる試合にしたいってのが理想だったろう。4回に4点取ったところでそうなるかもと思ったが、Bsの応戦もあって結局はEKJFを投入することになった。そこまで圧倒的な攻撃力はないということ。そして、大石Bsが戦闘態勢を整えつつあることも強く感じた。防戦リレーも強かったし、4点ビハインドでも、機動力を活用してチャンスメークし、大砲に繋げていく反撃(6回表)、同じくプレッシャーをかけて相手のミスを誘っていく反撃(8回表)は、とても手強かった。もし8回濱中の打球に赤星が追いつけなければ、一塁走者ローズの代走坂口まで生還し1点差になっていた。こういう野球をしていれば必ずチームの結束力は強くなる。後半戦Bsがパを盛り上げそうだね。
ところでヒーローインタビューは今年40歳の同級生トリオ、「夢の競演」となったわけだ。きっとこれが楽しみだというファンも大勢いるのだろうと思うのだが、実は私はそうでもない(笑)。いや良いとは思うんだよ、こう、ファンを喜ばせて、ファンもわーって反応して、こうお互いの感謝の気持ちをやりとりするっての。ホント、良いとは思うんだ。でもどうも苦手なのよ。なんか恥ずかしくなっちゃうのよ、こっちが(笑)。なんていうか、この、男一人喫茶店で超豪華なフルーツパフェを注文したいけど、やっぱそれは恥ずかしくてできない…みたいな、いや全然違うな(笑)。
いやもう一つ、こう入っていけない理由は、アナウンサーが仕切るってことなのよ。もうだって、甲子園のヒーローインタビューって、もうあれでしょ?ジャンルとしては「演芸」だよね?スポーツアナに任せるのはどうかと思うよ。もう吉本から適任者を連れてくるべきなんじゃないかな。そうでないのなら、ちゃんとしたインタビューやって欲しい。「打席に入る時の心境は」「打った時の感触は」「ファンへメッセージをお願いします」は廃止して、クールなやつにして欲しいな。
ま、とりあえずおっさんらのコントちゃう、インタビューの模様は、yuさんのところあたりで詳しくどうぞ(笑)。
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試合内容の方は、細かいところは違っても、毎日同じことの繰り返しのよう。それらがごく当たり前に出るようになっている。しっかり守って、抜け目なく走る。チャンスでやるべき仕事、狙いを決めて実行する。それはとても素晴らしいこと。
4回の4点の美しいことったらないね。関本遊失(ほぼヒット)、新井レフト線二塁打で無死二三塁。金本の三塁線を破るレフト前ヒットで2点先制。この時三走関本は三塁の守備位置から好判断でスタートを切っている。もし北川が横っ飛びで捕っていても生還できただろう。足はかなり遅いが打球判断は良い。続く葛城が一二塁間を破るライト前、送球を焦る濱中がファンブルすると金本は三塁へ。和田コーチ、金本ともそれを予測していたかのようなプレーだ。さらに慌てた濱中が三塁へ悪送球する間に葛城も二塁へ。ハマちゃん、「タイガース品質」って言われないようにしっかりな。鳥谷は外よりをうまくミートしてレフトへ犠飛、やや浅めだったため、ローズがムキになってバックホーム、中継の頭を越える高いボールであると見た瞬間、葛城も抜け目なく三進する。ローズはギャンブルプレーをするよりも素速く中継まで低い球を返して、二走の進塁を許してはいけない。しかし葛城はこれを予測していたのだと思う。一死三塁で矢野が外よりをライトへ犠飛。そして誰もいなくなった。なんて美しい。
その誰もいなくなったあと、藤本がこっそり美しいヒットを打った。藤本本来のバッティング。低めに落ちる変化球にしっかり食らいついて、低いライナーで右中間方向に落とす。それだよそれ。
得点には繋がらなかったけど犠打も2つ決めた。そして形の上の「楽勝」を実現したのは、シモを助けた2つのゲッツーだ。
5回表無死一塁、後藤の一二塁間方向への鋭いゴロ、難しいバウンドで追いつき捕球すると素速く反転、鳥谷へピシッと送球、鳥谷も軽やかな身のこなしで一塁へビシュッ!アウトー!
6回表Bsの反撃、ローズタイムリーで1点失ってなお一死一三塁、北川。三遊間への強い遊ゴロ、鳥谷も俊敏に追いついて厳しい体勢から藤本へピシッ、藤本踏ん張って一塁へ手首を効かせるピューッ、アウトー!
そして8回、ジェフが投ゴロで併殺を焦って、二塁送球が悪送球になり鳥谷飛びつくも取れない。しかし打球に反応した後、バックアップに回っていた藤本がこれを抑えて、素速く三塁へ送球。飛び出した走者を殺すことはなかったが、進塁を防ぎ、失点を防いだ。
この日の勝因は、4点取ったことより、1点で防いだこと。そしてそれは、好投の先発下柳、三者三振で締めた藤川ら投手陣の踏ん張りもあったが、藤本をはじめバックの堅い守備があったから。
カッコよかったよ、藤本!(笑)
ところでヒーローインタビューは今年40歳の同級生トリオ、「夢の競演」となったわけだ。きっとこれが楽しみだというファンも大勢いるのだろうと思うのだが、実は私はそうでもない(笑)。いや良いとは思うんだよ、こう、ファンを喜ばせて、ファンもわーって反応して、こうお互いの感謝の気持ちをやりとりするっての。ホント、良いとは思うんだ。でもどうも苦手なのよ。なんか恥ずかしくなっちゃうのよ、こっちが(笑)。なんていうか、この、男一人喫茶店で超豪華なフルーツパフェを注文したいけど、やっぱそれは恥ずかしくてできない…みたいな、いや全然違うな(笑)。
いやもう一つ、こう入っていけない理由は、アナウンサーが仕切るってことなのよ。もうだって、甲子園のヒーローインタビューって、もうあれでしょ?ジャンルとしては「演芸」だよね?スポーツアナに任せるのはどうかと思うよ。もう吉本から適任者を連れてくるべきなんじゃないかな。そうでないのなら、ちゃんとしたインタビューやって欲しい。「打席に入る時の心境は」「打った時の感触は」「ファンへメッセージをお願いします」は廃止して、クールなやつにして欲しいな。
ま、とりあえずおっさんらのコントちゃう、インタビューの模様は、yuさんのところあたりで詳しくどうぞ(笑)。
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試合内容の方は、細かいところは違っても、毎日同じことの繰り返しのよう。それらがごく当たり前に出るようになっている。しっかり守って、抜け目なく走る。チャンスでやるべき仕事、狙いを決めて実行する。それはとても素晴らしいこと。
4回の4点の美しいことったらないね。関本遊失(ほぼヒット)、新井レフト線二塁打で無死二三塁。金本の三塁線を破るレフト前ヒットで2点先制。この時三走関本は三塁の守備位置から好判断でスタートを切っている。もし北川が横っ飛びで捕っていても生還できただろう。足はかなり遅いが打球判断は良い。続く葛城が一二塁間を破るライト前、送球を焦る濱中がファンブルすると金本は三塁へ。和田コーチ、金本ともそれを予測していたかのようなプレーだ。さらに慌てた濱中が三塁へ悪送球する間に葛城も二塁へ。ハマちゃん、「タイガース品質」って言われないようにしっかりな。鳥谷は外よりをうまくミートしてレフトへ犠飛、やや浅めだったため、ローズがムキになってバックホーム、中継の頭を越える高いボールであると見た瞬間、葛城も抜け目なく三進する。ローズはギャンブルプレーをするよりも素速く中継まで低い球を返して、二走の進塁を許してはいけない。しかし葛城はこれを予測していたのだと思う。一死三塁で矢野が外よりをライトへ犠飛。そして誰もいなくなった。なんて美しい。
その誰もいなくなったあと、藤本がこっそり美しいヒットを打った。藤本本来のバッティング。低めに落ちる変化球にしっかり食らいついて、低いライナーで右中間方向に落とす。それだよそれ。
得点には繋がらなかったけど犠打も2つ決めた。そして形の上の「楽勝」を実現したのは、シモを助けた2つのゲッツーだ。
5回表無死一塁、後藤の一二塁間方向への鋭いゴロ、難しいバウンドで追いつき捕球すると素速く反転、鳥谷へピシッと送球、鳥谷も軽やかな身のこなしで一塁へビシュッ!アウトー!
6回表Bsの反撃、ローズタイムリーで1点失ってなお一死一三塁、北川。三遊間への強い遊ゴロ、鳥谷も俊敏に追いついて厳しい体勢から藤本へピシッ、藤本踏ん張って一塁へ手首を効かせるピューッ、アウトー!
そして8回、ジェフが投ゴロで併殺を焦って、二塁送球が悪送球になり鳥谷飛びつくも取れない。しかし打球に反応した後、バックアップに回っていた藤本がこれを抑えて、素速く三塁へ送球。飛び出した走者を殺すことはなかったが、進塁を防ぎ、失点を防いだ。
この日の勝因は、4点取ったことより、1点で防いだこと。そしてそれは、好投の先発下柳、三者三振で締めた藤川ら投手陣の踏ん張りもあったが、藤本をはじめバックの堅い守備があったから。
カッコよかったよ、藤本!(笑)