2008.07.09 Wednesday
ここまで良い形で2位以下を引き離す展開になっては、我慢してフォードを使う理由がどこにもないので正解だろう。貴重な二軍戦で使うのもどうかとは思うが、まだこの先キラっと光る場がないとも限らないので、ちゃんとやっとけ。
初回二死から、先制2点タイムリーを放った林が、試合中早々に引っ込んだ。2塁走者として牽制で帰塁する際に左ヒザをひねったとか。場合によると再離脱、抹消ということもありそう。「5番問題」の正解としてハマり、ようやく調子も上向いて、そろそろ一発も出るかな、なんて思っていた矢先のことで残念だ。
でも仕方ないので、これからどうしようか。葛城あたりをそのままポンと入れてやる手がある。本当はあまり左右関係ない打者だからね。それからライトに平野を入れるという手もある。その場合の打順は8番(か9番)が素直なので、6番鳥谷以下を1つずつ繰り上げるのがスッキリだが、頑なに守り通してきた「6番鳥谷」には手をつけないかな。
でもそれこそ2番関本に手はつけにくいからね。林の状態が軽ければ、とりあえず「代役」なのだろうが、さてどうなるか。
9回表、5−1、4点リードで藤川登場。いろいろな考え方がある中での一手であるから、もちろん間違いではない。でも私が好きなのは、クローザーやセットアッパーは魂を燃やして投げるのだという考え方。だからお前にしかできない仕事を任せる。いつその状況になっても出られるようにしておいてくれってやつ。
登板間隔や、前回登板時の内容が悪い時など、実戦で調整ということもあるから、ことはそう単純ではないが、基本はそうあって欲しいと思う。4点差なら球児の出番ではない。渡辺がクロージングにチャレンジ。もしセーブシチュエーションが出来れば、有無を言わさず藤川にスイッチ。渡辺もそれがイヤなら一人で終わらせろ、そっちの方が好みだ。
この日の藤川は、直球の走りが本来のものでなく先頭ラミレスに一発を浴びる。続く谷への初球を見て、矢野はフォーク連投、谷を遊ゴロで一死。続く阿部にもカーブ、フォーク、フォークで高いバウンドの投ゴロ、好守の藤川が珍しくこれを弾いてエラー、一死一塁。さらに飲んでかかった坂本が直球を右前に痛打、一死一二塁。前の試合、自分のチームが寺原を逆転した試合のことも頭をよぎるが、代打大道を一邪飛で二死。しかし走らない直球を古城に簡単に弾き返されて5−3、なお二死一三塁、打者高橋由となると、もう球児の顔から体からイヤな汗がぼたぼたしたたり落ちる。ヨシノブには直球を一つも投げられず、変化球でストライクも取れず1−3から四球で二死満塁。代打鈴木尚にも冴えない投球が続き、カーブ、直球、フォークでカウント1−2。2球目の直球をストライクと言ってもらえたが、シュート回転してしまう微妙な球だった。
4球目、ようやく藤川らしい間合いで外角低めに151km/hの速球が決まり2−2。最後はインハイのボール気味直球に手が出て遊飛で試合終了。
ここ数年、酷使酷使と言われながらも、最高のパフォーマンスを最大限引き出してきたスタッフたちに支えられているのだから、体調面の心配はないのではないかと思う。最後の一つ前の球、ちゃんと球児のボールを投げられていた。
やりたいと思う気持ちはあっても、なぜかできない時がある。体は精神が司っていて、その精神のメカニズムは、常に理屈通り働いているわけじゃないということ。
関東はじめ多くの地域では地上波放送がなかったようだ。
チェックポイントだけ。
・前回不安だったジェフは、落ち着いて良い内容。久保田も良かった。コンディション、モチベーションは本人、スタッフみんなで気をつけないといけない。
・岩田は悪いなりの好投。まず勝ちを付けてやるという日だったが、その甘さが後ろの投手に悪影響を及ぼすのだと、厳しく捉えて欲しい。
・「組替え」の矢野が特に変わったリードをしたとは思わないが、的を絞らせなかった。
・なんだかんだ言っても、これでスンヨプあたりが万全で戻ってきたら、やっぱりイヤだなGは。どんなに優位に加点しても、一発ドカンでやられそうな気になる。染み込んだ習性だけど(笑)。
・こつこつヒットと四球を重ねる打線は立派。主砲ブレーキでも5点取ったもんね、偉い。林、関本、バル、グッジョブ。
あと二つはグライシンガー、内海と来るらしい。うちの打線好調の波もそろそろ引くころだ。この二人を打てずに、自信を持たせてしまうようでは、いくらぶっちぎりの優勝をしたところで、その後の「心配の種」になってしまう。
ヒット数は重要じゃないよ、打てない投手からどうやって点を取るか、チャンスをどうやってひねり出して、それをどうやってこじ開けて、どうつけこむか。もうそういう高い意識でやっていかないとね。
初回二死から、先制2点タイムリーを放った林が、試合中早々に引っ込んだ。2塁走者として牽制で帰塁する際に左ヒザをひねったとか。場合によると再離脱、抹消ということもありそう。「5番問題」の正解としてハマり、ようやく調子も上向いて、そろそろ一発も出るかな、なんて思っていた矢先のことで残念だ。
でも仕方ないので、これからどうしようか。葛城あたりをそのままポンと入れてやる手がある。本当はあまり左右関係ない打者だからね。それからライトに平野を入れるという手もある。その場合の打順は8番(か9番)が素直なので、6番鳥谷以下を1つずつ繰り上げるのがスッキリだが、頑なに守り通してきた「6番鳥谷」には手をつけないかな。
でもそれこそ2番関本に手はつけにくいからね。林の状態が軽ければ、とりあえず「代役」なのだろうが、さてどうなるか。
9回表、5−1、4点リードで藤川登場。いろいろな考え方がある中での一手であるから、もちろん間違いではない。でも私が好きなのは、クローザーやセットアッパーは魂を燃やして投げるのだという考え方。だからお前にしかできない仕事を任せる。いつその状況になっても出られるようにしておいてくれってやつ。
登板間隔や、前回登板時の内容が悪い時など、実戦で調整ということもあるから、ことはそう単純ではないが、基本はそうあって欲しいと思う。4点差なら球児の出番ではない。渡辺がクロージングにチャレンジ。もしセーブシチュエーションが出来れば、有無を言わさず藤川にスイッチ。渡辺もそれがイヤなら一人で終わらせろ、そっちの方が好みだ。
この日の藤川は、直球の走りが本来のものでなく先頭ラミレスに一発を浴びる。続く谷への初球を見て、矢野はフォーク連投、谷を遊ゴロで一死。続く阿部にもカーブ、フォーク、フォークで高いバウンドの投ゴロ、好守の藤川が珍しくこれを弾いてエラー、一死一塁。さらに飲んでかかった坂本が直球を右前に痛打、一死一二塁。前の試合、自分のチームが寺原を逆転した試合のことも頭をよぎるが、代打大道を一邪飛で二死。しかし走らない直球を古城に簡単に弾き返されて5−3、なお二死一三塁、打者高橋由となると、もう球児の顔から体からイヤな汗がぼたぼたしたたり落ちる。ヨシノブには直球を一つも投げられず、変化球でストライクも取れず1−3から四球で二死満塁。代打鈴木尚にも冴えない投球が続き、カーブ、直球、フォークでカウント1−2。2球目の直球をストライクと言ってもらえたが、シュート回転してしまう微妙な球だった。
4球目、ようやく藤川らしい間合いで外角低めに151km/hの速球が決まり2−2。最後はインハイのボール気味直球に手が出て遊飛で試合終了。
ここ数年、酷使酷使と言われながらも、最高のパフォーマンスを最大限引き出してきたスタッフたちに支えられているのだから、体調面の心配はないのではないかと思う。最後の一つ前の球、ちゃんと球児のボールを投げられていた。
やりたいと思う気持ちはあっても、なぜかできない時がある。体は精神が司っていて、その精神のメカニズムは、常に理屈通り働いているわけじゃないということ。
関東はじめ多くの地域では地上波放送がなかったようだ。
チェックポイントだけ。
・前回不安だったジェフは、落ち着いて良い内容。久保田も良かった。コンディション、モチベーションは本人、スタッフみんなで気をつけないといけない。
・岩田は悪いなりの好投。まず勝ちを付けてやるという日だったが、その甘さが後ろの投手に悪影響を及ぼすのだと、厳しく捉えて欲しい。
・「組替え」の矢野が特に変わったリードをしたとは思わないが、的を絞らせなかった。
・なんだかんだ言っても、これでスンヨプあたりが万全で戻ってきたら、やっぱりイヤだなGは。どんなに優位に加点しても、一発ドカンでやられそうな気になる。染み込んだ習性だけど(笑)。
・こつこつヒットと四球を重ねる打線は立派。主砲ブレーキでも5点取ったもんね、偉い。林、関本、バル、グッジョブ。
あと二つはグライシンガー、内海と来るらしい。うちの打線好調の波もそろそろ引くころだ。この二人を打てずに、自信を持たせてしまうようでは、いくらぶっちぎりの優勝をしたところで、その後の「心配の種」になってしまう。
ヒット数は重要じゃないよ、打てない投手からどうやって点を取るか、チャンスをどうやってひねり出して、それをどうやってこじ開けて、どうつけこむか。もうそういう高い意識でやっていかないとね。