自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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負けたけど満足
他の人はどうだかわからないが、私は満足した。
金土の二日がかりで05年9月7日の「The Game」を再現したと思ったら、日曜の試合では「怒濤の追い上げ、一歩及ばず」という06年の1シーズンをまるまる縮小版にしたような試合。ひょっとするってえと、今日からのG3連戦で07年シーズンの振り返りがあって、そして08年の優勝が見えてくるのかな?なんて勝手な妄想を膨らます。また楽しからずや(笑)。

これも勝手な物言いだけど、ナゴヤドームのタイガースファンも十分に満足したことだと思う。私の知る限り、ナゴヤに出かけるTファンは本当に「熱心(かなり配慮した言葉をつかえば)」であるからして、おそらくこの日曜だけ観戦したという人は少数派だったりするんじゃないだろうか。つまり3連戦の内、2試合以上ナゴヤドームに足を運んだ人が多そうな気がする。で、ナゴヤドームに足繁く通う人たちは、基本どMなわけで、金曜土曜の連勝は、もちろん嬉しいのだが、心の底では満足できていなかったのだ。しら〜っとした空気が流れるような四球、エラー、気を失いそうになる連打に、鈍器で後頭部を殴られるような走者たまっての一発。消えかかる意識の中で、「ああここはナゴヤドームだ」とつぶやくのがナゴヤのTファンなのだ(イメージ映像)。
だからまずこれで満足感を得て、しかもあの信じられない「逆転しない程度の猛反撃」というスペクタクルまで体感し、超ロングランわっしょいで息も絶え絶え、まさに「どMに捧げる最高の試合」となった(笑)。

さらに勝手を重ねると、「岡田タイガース」および「おっさんトリオ」の集大成として、この08シーズンはタイガースが日本一になるわけだが(もちろんこれは決定事項)、それにあたりクラシリにドラゴンズが登場しないなんていうのは、はっきり言って「欠陥シナリオ」なのだ。そりゃ新生俊足高田スワローズも、清貧ブラウンカープも、謎の原ジャイアンツ愛も良いよ。しかしこの5年ずっとしのぎを削ってきた「妖術使いと妖獣落合ドラゴンズ」にフェイドアウトされちゃ寂しすぎるではないか。
ま、そういうわけで、この敗戦については、ありとあらゆる角度から逃げ道を確保できるのであった。首脳陣が同じことしてたら困るけどさ(笑)。



金村はだんだん内容が悪くなっているのが気になるが、きっと修正できるだろう。緩慢な外野守備や、つまらないエラーや、流れを変えてしまうボール打ちは、個人の失敗で済まさず、チームとしての教訓にすればマイナス面だけじゃない。
「あわや」を持ってきたのは、阿部と石川の好投。石川はこうやって場慣れしていけば次のステップに行けるし、阿部についてはもう一段上で投げさせるべきだと思わせた。次に連続KOされた先発は、即時阿部とローテ交代だ!(金村曉リーチ)

それと阿部と石川が投げた6〜8回、とても良い守備が連発したんだよね。ルーが好ダッシュでライナーを掴んだり、鳥谷が井端の遊ゴロを華麗に裁いたり、森野の投ゴロをジャンピングキャッチした阿部も格好良かったし、石川が打たれたヒット性の打球を鳥谷、平野、金本がことごとく好プレーでアウトにした。もっとも石川がとっても良い精神状態で投げていたからこそ良いところに打球が飛んだのだとは思う。

では最後にとってもワクワクした9回表の攻撃を記録して終了。
フォード レフト前ヒット 無死一塁 2−7
野口 一邪飛(ノリ好プレー) 一死一塁 2−7
バルディリス 中前 一死一二塁 2−7
赤星 中前 一死満塁 2−7
平野に代わって高橋光 左前タイムリー(代走藤本)一死満塁 3−7
鳥谷 三塁後方ポテンタイムリー 一死一二塁 5−7
金本 右前タイムリー 一死一二塁 6−7
関本 左飛 二死一二塁 6−7
石川に代わって矢野 左前 二死満塁 6−7
フォード 三ゴロ 試合終了 6−7

Posted by torao at 09:13 | comments(9)
[阪神]たわいない話
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やはり、ミスが出ると勝てませんね。
阿部&石川、素晴らしかったです。
フォード、ちょっと厳しいかな?!
| ジジィ | 2008/07/21 9:22 AM |
9回の反撃は私はここで初めて知ったのですが、中日はじめ他球団に「阪神戦では何点とっておけが9回裏まで安心街道をいけるのか」との不安感を持たせるほどの粘り強さ。

阪神戦は面白い、だからどの球場も対阪神が
ドル箱になるのでしょうね。
| 虎こそ命 | 2008/07/21 10:41 AM |
たしかに、名古屋ドームに通う阪神ファンはMかもしれない
3連戦を観戦して感激したのは、第3戦でいままで何回も見た中日リードの試合
所が、8回裏の好守備を見て決して諦めない選手達を見て、本当に阪神は強いと確信
試合が終わり帰途についても、阪神ファンの満足そうな顔 今日はこのへんで勘弁しといたるの言葉
40年間阪神ファンを貫き通しているけれど、今が一番強いチームだと確信しました
| 愛知の阪神ファン | 2008/07/21 10:51 AM |
「The Game」の時とほぼ同じ席で、あの時と同じ様な興奮を覚えました。
おっしゃるとおり「超ロングランわっしょい」ほんと疲れました。
私も愛知の阪神ファンさんと同じくらいのファン暦ですが、ほんと今年の阪神が一番強いと思います。
試合に負けたけどすごく楽しかったです。(前半はダラダラでしたが…)
| pyonta | 2008/07/21 1:39 PM |
欲張りすぎですが、あの場面、フォードにも「優勝直通、阪神電車」に乗ってほしかったです。
ま、そうなると、セの灯は完全に消えてしまったでしょうけれど。
それに、CSでヤクルトと戦うのもあまりぞっとしませんし。(どっちやねん。)
| 一虎ファン | 2008/07/21 3:50 PM |
よく一緒に観戦に行く友人が、昨日ナゴドに行ってて、「負けてもオモロかったで〜」と終戦直後にメールがありました。
滅多にない、負けたチームのファンの方が勝ったチームのファンより満足度の高いゲームでしたね。

もし今年、阪神が栄冠を掴むのなら、勿論その物語の中には、ドラゴンズは絶対不可欠な存在ですよ。
まぁ、放っておいても最後にゃ出てくるでしょうけどね(笑)
| 西田辺 | 2008/07/21 5:46 PM |
引退した上司がナゴドは「もう行かん。
あそこは、魔物 が棲んでいる。」
と、聞いてから10年が過ぎました。
昌に、川上に、荒・井バ・カプスの3人B男に完敗また完敗・・本当にランナーズハイM
呪縛は・・消えた?そんな・・でも
面白い球場です。M生活30年にとって、
やっぱ 当たりです。 Toraoさん
| L in ナゴド | 2008/07/21 5:56 PM |
こちらお昼の気温が37.1度。
不快指数というより拷問的暑さの中、最後の一線だけを残す超高度な拷問…悶え狂いましたわ。
| やっぱりトラ! | 2008/07/22 12:07 AM |
金曜日のナゴド。下柳と川上の投げ合いで六回裏、森野のドンづまりが追いすがる鳥谷の先にポトリ。
この時はさすがに私もこたえた。もうこんなしんどいのはたくさんだ!
今年からスカパーで全試合観れるようになった。おとなしくテレビの前でボヤいてよっと。

私の観戦勝率たるやナゴドでの相性の悪さに輪をかけて異常に低い!
快進撃の今季でさえこれが四試合目だがいいところなし・・・
第1戦 中田にワンサイド完封負け。
第2戦 序盤の2点のみで12回引き分け。クボタンの4イニング力投に応えられず。
第3戦 タカラヅカ公演タイアップ甲子園遠征。赤松決勝打で広島に1−0完封負け。
第4戦 ここまで川上に手も足も出ず。4戦目にして3度目の完封負けか・・・

私は貧乏神か疫病神かはたまたジャイアントヒンダか。
36イニングで2得点なんて。よりによって首位独走のシーズンにだよ。
最低限これだけは守ろう。もうtoraoさんのブログにこれから観戦に行くとかのはしゃいだ書き込みはしない。皆さんの心を掻き乱し不安感を増幅させるだけだ。

金本の起死回生のホームランが飛び出すまでのわずかな時間にいろんなことが頭に浮かんだ。
遠い昔のジャイアンツV9の最後の年、マジック1で迎えたナゴヤ球場の129試合目とか・・・

やっぱり野球場の雰囲気は格別です。どんなにつらい目に遭おうともやめられない。
あの時確かに何かに誓ったけど、実は行ってきましたという書き込みはこれからもさせていただきたく・・・
はい、土曜日も行ってきました。

 
| とらぽるた | 2008/07/22 1:28 AM |

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