2008.07.23 Wednesday
まずは今月末の補強期限を前に、クリス・リーソップ投手(25)と来季までの契約。右パワー投手として、まずは藤川が五輪召集される時期にリリーバーとしての期待がかかる。
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→デイリー
7/21付けでフォードを抹消し、狩野を登録。さらに7/22付けで岩田を抹消し、庄田を登録。岩田は球宴期間まで利用したミニキャンプ的再調整だろう。良いと思う。狩野、庄田は下からの推薦に従ったと考えられる。ここらあたりおそらく二軍を含めたコーチの意見を取り入れて信賞必罰が徹底されているように思う。後は当たりが出始めた桜井をコーチ陣がどう判断しているか。山田、桟原なんかも結果が出ているようだね。フォードは弱点を修正し、アベレージヒッターとして劇的な変化がない限りはあえて使う意味がないかもね。
試合の中での「信賞必罰的人事」がズバズバと好結果をもたらして見事な逆転勝利。この日ばかりはその指揮を執った岡田監督を褒めるべきだろうと思う。
先発上園が、立ち上がりに失敗。エラーも絡んだが、力みから制球力、球の走りも悪くなり立ち直れなかった。前日岩田で落としていて、好調な自分で連敗を止めるという気負いがあったのかもね。G戦は初先発だったというし。2回4失点(自責2)。
2回ウラ上園に打順が回ると代打矢野、3回からは阿部&矢野にバッテリー交換。阿部が素晴らしい投球で3,4回をピシャっとやると、4回ウラは関本四球のチャンスメークからミツの繋ぎ右前ヒットでG清水が後逸するチョンボ、1点返してなお無死二塁。ここで阿部に代打庄田。陣容からすれば右が欲しいのだが、左右関係なく結果を出した者を上げるという姿勢は良い。そしてすぐ使うのも良い。絶対に右方向に転がすという形で振ったのは金本イズム。でもしばらく見ないうちに金本コピーのフォームは止めたんだね。打球は一ゴロ、これをガッツがエラーで無死一三塁。続くバルディリスが先制に繋がるエラーを取り返す中前タイムリー(庄田ナイスラン三塁へ)で続き、なお一三塁から矢野も左前タイムリーで3−4と迫る。なお無死一二塁。ここで1番スタメンの浅井がバント空振りで二走バルが戻れずタッチアウト。その後浅井はハーフスイング(振ってないけどね)を空振り三振、平野も三振で同点逆転のチャンスを逃す。
5回表は浅井に代えて1番に江草を入れて投手、エラーを誘う進塁打で貢献した庄田をライトに残す。ここ好きだったな。浅井を責めるわけじゃないよ、こういう日もある。でも3打席もらって結果を出せず、しかも自分を犠牲にしてでもチームに貢献すべきところで0点の内容だったのだからチャンスを失うのは仕方ない。こういう厳しさは当然あるべき。
江草はまた良いんだか悪いんだか(笑)。良いなと思う時は急にバタバタするし、おいおい!なんて思う時は、勝負球にビックリするような良い球が行ったり。面白いんだけどね。この日も狙ったところに決まっていたとは言い難いが結果オーライの快投。
5回ウラ、一死から金本の平凡な一ゴロを小笠原がまたもエラー。関本が追い込まれながら、決め球の逃げるチェンジアップを泳ぎ打ちで右前ヒット。今のセキは下半身がどっしり沈んでいるから、打とうが守ろうがバントしようが何でもOKだ。一死一二塁、降臨中の高橋光が軽く左前にクリーンヒット、ラミレスの守備位置が異常に深いので金本楽々生還、同点。0−4でスタートしたとは思えない雰囲気となった。続く庄田が今度は自分のスイング、左対左?関係なし!綺麗な打ち方でセンター前、一死満塁。わっしょいわっしょい続く中、G先発内海KOで越智に代わる。内海はバックに足を引っ張られたが、9安打だからKOと言って良いだろう。
さて一死満塁、ここで前の打席タイムリーのバルディリスに代打桧山。ここが勝負と攻め立てた。だけど神様は今ミツに乗り換えちゃったからなぁ(笑)。しかしゲッツーと紙一重のゴロが一二塁間の真ん中に転がり、二ゴロの間に三走者すべて進塁、これで逆転5−4、さらに二死二三塁が残る。その結果だけ見ればレフトへの犠牲フライよりずっと良いんだから、さすがベテラン、狙い通りの打球を転がす技術が素晴らしい。えーと、そうだよね?まさか結果オーライ、ただのラッキーじゃないよね?(笑)
9番矢野がたたみ掛けの2点タイムリーをセンター前に落として7−4。たった今4点を逆転したばかりなのに、もうこの3点差でなんだか勝負あったって感じになるから不思議。
その後は渡辺、久保田、ウィリアムス、藤川と1回ずつ繋ぐ。久保田と藤川が1安打ずつ打たれたが、それぞれみんな良かった。上園がKOされて、イヤな試合と思ったのだが、リリーフ陣が自分のことじゃなくてチームのために繋いでいく、自分の役割をしっかり果たす、そういう気持ちを取り戻すような良い試合になっちゃった。その転換期はやっぱり阿部の好投にあったと思うし、庄田の進塁打にあったと思う。与えられたチャンスで気負わずにチームに貢献することだけ考える。それを徹底させるのが首脳陣の仕事。こっちのミスを上回る、相手のミスに助けられたという「低レベル戦」ではあったけれど、ホント、結果的にタイガースにとっては良い試合になった。
で、3連敗の危機から這いだしたら、マジック46が点灯。その数字は大きすぎるけれども、「まさか」がない限りまずは大丈夫。
まあもっとも去年のタイガースが、まさにそれをやったんだけどね。その後、チキチキマシン猛レースのゼロゼロマシンみたいにゴールライン手前でガス欠しちゃったけど(笑)。ただ去年は三つ巴の接戦になって、マジックが出なかったからね。今年とは全然違うよ。
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7/21付けでフォードを抹消し、狩野を登録。さらに7/22付けで岩田を抹消し、庄田を登録。岩田は球宴期間まで利用したミニキャンプ的再調整だろう。良いと思う。狩野、庄田は下からの推薦に従ったと考えられる。ここらあたりおそらく二軍を含めたコーチの意見を取り入れて信賞必罰が徹底されているように思う。後は当たりが出始めた桜井をコーチ陣がどう判断しているか。山田、桟原なんかも結果が出ているようだね。フォードは弱点を修正し、アベレージヒッターとして劇的な変化がない限りはあえて使う意味がないかもね。
試合の中での「信賞必罰的人事」がズバズバと好結果をもたらして見事な逆転勝利。この日ばかりはその指揮を執った岡田監督を褒めるべきだろうと思う。
先発上園が、立ち上がりに失敗。エラーも絡んだが、力みから制球力、球の走りも悪くなり立ち直れなかった。前日岩田で落としていて、好調な自分で連敗を止めるという気負いがあったのかもね。G戦は初先発だったというし。2回4失点(自責2)。
2回ウラ上園に打順が回ると代打矢野、3回からは阿部&矢野にバッテリー交換。阿部が素晴らしい投球で3,4回をピシャっとやると、4回ウラは関本四球のチャンスメークからミツの繋ぎ右前ヒットでG清水が後逸するチョンボ、1点返してなお無死二塁。ここで阿部に代打庄田。陣容からすれば右が欲しいのだが、左右関係なく結果を出した者を上げるという姿勢は良い。そしてすぐ使うのも良い。絶対に右方向に転がすという形で振ったのは金本イズム。でもしばらく見ないうちに金本コピーのフォームは止めたんだね。打球は一ゴロ、これをガッツがエラーで無死一三塁。続くバルディリスが先制に繋がるエラーを取り返す中前タイムリー(庄田ナイスラン三塁へ)で続き、なお一三塁から矢野も左前タイムリーで3−4と迫る。なお無死一二塁。ここで1番スタメンの浅井がバント空振りで二走バルが戻れずタッチアウト。その後浅井はハーフスイング(振ってないけどね)を空振り三振、平野も三振で同点逆転のチャンスを逃す。
5回表は浅井に代えて1番に江草を入れて投手、エラーを誘う進塁打で貢献した庄田をライトに残す。ここ好きだったな。浅井を責めるわけじゃないよ、こういう日もある。でも3打席もらって結果を出せず、しかも自分を犠牲にしてでもチームに貢献すべきところで0点の内容だったのだからチャンスを失うのは仕方ない。こういう厳しさは当然あるべき。
江草はまた良いんだか悪いんだか(笑)。良いなと思う時は急にバタバタするし、おいおい!なんて思う時は、勝負球にビックリするような良い球が行ったり。面白いんだけどね。この日も狙ったところに決まっていたとは言い難いが結果オーライの快投。
5回ウラ、一死から金本の平凡な一ゴロを小笠原がまたもエラー。関本が追い込まれながら、決め球の逃げるチェンジアップを泳ぎ打ちで右前ヒット。今のセキは下半身がどっしり沈んでいるから、打とうが守ろうがバントしようが何でもOKだ。一死一二塁、降臨中の高橋光が軽く左前にクリーンヒット、ラミレスの守備位置が異常に深いので金本楽々生還、同点。0−4でスタートしたとは思えない雰囲気となった。続く庄田が今度は自分のスイング、左対左?関係なし!綺麗な打ち方でセンター前、一死満塁。わっしょいわっしょい続く中、G先発内海KOで越智に代わる。内海はバックに足を引っ張られたが、9安打だからKOと言って良いだろう。
さて一死満塁、ここで前の打席タイムリーのバルディリスに代打桧山。ここが勝負と攻め立てた。だけど神様は今ミツに乗り換えちゃったからなぁ(笑)。しかしゲッツーと紙一重のゴロが一二塁間の真ん中に転がり、二ゴロの間に三走者すべて進塁、これで逆転5−4、さらに二死二三塁が残る。その結果だけ見ればレフトへの犠牲フライよりずっと良いんだから、さすがベテラン、狙い通りの打球を転がす技術が素晴らしい。えーと、そうだよね?まさか結果オーライ、ただのラッキーじゃないよね?(笑)
9番矢野がたたみ掛けの2点タイムリーをセンター前に落として7−4。たった今4点を逆転したばかりなのに、もうこの3点差でなんだか勝負あったって感じになるから不思議。
その後は渡辺、久保田、ウィリアムス、藤川と1回ずつ繋ぐ。久保田と藤川が1安打ずつ打たれたが、それぞれみんな良かった。上園がKOされて、イヤな試合と思ったのだが、リリーフ陣が自分のことじゃなくてチームのために繋いでいく、自分の役割をしっかり果たす、そういう気持ちを取り戻すような良い試合になっちゃった。その転換期はやっぱり阿部の好投にあったと思うし、庄田の進塁打にあったと思う。与えられたチャンスで気負わずにチームに貢献することだけ考える。それを徹底させるのが首脳陣の仕事。こっちのミスを上回る、相手のミスに助けられたという「低レベル戦」ではあったけれど、ホント、結果的にタイガースにとっては良い試合になった。
で、3連敗の危機から這いだしたら、マジック46が点灯。その数字は大きすぎるけれども、「まさか」がない限りまずは大丈夫。
まあもっとも去年のタイガースが、まさにそれをやったんだけどね。その後、チキチキマシン猛レースのゼロゼロマシンみたいにゴールライン手前でガス欠しちゃったけど(笑)。ただ去年は三つ巴の接戦になって、マジックが出なかったからね。今年とは全然違うよ。