2008.07.30 Wednesday
Gに3タテ食らってきて、意気消沈しているかと思いきや、タイガース相手には伸び伸びしてきやがる(笑)。
要は、まずホームランで点を取られるような攻撃には弱いんだな。結局この日も予定外のボーグルソンの一発と、ぎりぎり飛び込む高橋光のライトへの一発が効いた。守備力はかなり高いから、フィールド内の勝負には自信があるのだろう。今のスワローズのチームカラーなら、狭い神宮より、広くて風もHRを妨げる甲子園のような球場の方が戦いやすいかも知れないね。
それと、足でかき回す攻撃への対策としては、「気にしない」ってのも一つだと思う。いやまあそう鷹揚に構えてばかりもいられないが、結局神経質になって、気にしすぎて、傷口を拡げてしまうことが最悪なわけで、「なあにチョコマカしたって、1点入るか入らんかやろ」と開き直って、打者との力勝負に持って行けば良い、そんな考え方もある。
だけどやっぱりイヤな相手だ。前進してきた時は別にして、左右に振られた時の赤星は送球のコントロール、強さとも落ちることを見越して、ガンガン走ってくる。エラーじゃないところで稼がれる1コマは脅威。2アウトにしてでもバントで走者を進塁させる。ある程度の技術がある打者には、高確率でエンドラン。またほとんどの走者がかなりの走力を持っているから、どこからでも盗塁の仕掛けができる。スクイズのサインなんてノープレッシャー、決まればもうけもんくらいの感覚で出してくる。一二塁からダブルスチール、この日のように一三塁からトリックプレーのダブルスチール。んま、本当に、よくこれだけの短期間でチームの意識を変えて、調練できたものだと関心しちゃう。いや逆に高校、大学でやってきたプレーを思い出させているだけなのか。打ち方は基本、外角低め直球を逆方向にゴンとぶつける打ち方。
野球には色々な勝ち方があって、特にタイガースのような、「総合力」で勝利を重ねるチーム、別の言い方をすると、図抜けた個人力がなく、ちょっと鈍いところがあるチームを倒すには、ここまで徹底すれば良いという見本なのかも知れないね。イヤな野球だけど、やってる方はけっこう楽しいだろう。やられている方は、かなりイライラするけどね(笑)。
だけど勝った。天気も味方にしたけど、とにかく勝った。オールスターブレークまでの対戦成績も、唯一、分の悪いS戦だったがタイに戻した。そこは評価してやりたいね。
特にこの試合では、関本の三盗や、ちょっとした好走塁、セーフティバントと、相手の向こうを張るような攻撃で得点できたのが良かった。「それでも負けないぜ」という格好良さ。しぶとく一二塁間を破った金本の久々タイムリーが嬉しかった。
ヒヤヒヤながらも、ボーグルソン、リーソップ、ウィリアムスのリレーで逃げ切り。しかし日本式機動力野球を、アメリカ式空爆野球で駆逐したみたいで、なんとなく複雑な心境ではあるな(笑)。まあこの際、勝つためならなんだって良いのだ。
要は、まずホームランで点を取られるような攻撃には弱いんだな。結局この日も予定外のボーグルソンの一発と、ぎりぎり飛び込む高橋光のライトへの一発が効いた。守備力はかなり高いから、フィールド内の勝負には自信があるのだろう。今のスワローズのチームカラーなら、狭い神宮より、広くて風もHRを妨げる甲子園のような球場の方が戦いやすいかも知れないね。
それと、足でかき回す攻撃への対策としては、「気にしない」ってのも一つだと思う。いやまあそう鷹揚に構えてばかりもいられないが、結局神経質になって、気にしすぎて、傷口を拡げてしまうことが最悪なわけで、「なあにチョコマカしたって、1点入るか入らんかやろ」と開き直って、打者との力勝負に持って行けば良い、そんな考え方もある。
だけどやっぱりイヤな相手だ。前進してきた時は別にして、左右に振られた時の赤星は送球のコントロール、強さとも落ちることを見越して、ガンガン走ってくる。エラーじゃないところで稼がれる1コマは脅威。2アウトにしてでもバントで走者を進塁させる。ある程度の技術がある打者には、高確率でエンドラン。またほとんどの走者がかなりの走力を持っているから、どこからでも盗塁の仕掛けができる。スクイズのサインなんてノープレッシャー、決まればもうけもんくらいの感覚で出してくる。一二塁からダブルスチール、この日のように一三塁からトリックプレーのダブルスチール。んま、本当に、よくこれだけの短期間でチームの意識を変えて、調練できたものだと関心しちゃう。いや逆に高校、大学でやってきたプレーを思い出させているだけなのか。打ち方は基本、外角低め直球を逆方向にゴンとぶつける打ち方。
野球には色々な勝ち方があって、特にタイガースのような、「総合力」で勝利を重ねるチーム、別の言い方をすると、図抜けた個人力がなく、ちょっと鈍いところがあるチームを倒すには、ここまで徹底すれば良いという見本なのかも知れないね。イヤな野球だけど、やってる方はけっこう楽しいだろう。やられている方は、かなりイライラするけどね(笑)。
だけど勝った。天気も味方にしたけど、とにかく勝った。オールスターブレークまでの対戦成績も、唯一、分の悪いS戦だったがタイに戻した。そこは評価してやりたいね。
特にこの試合では、関本の三盗や、ちょっとした好走塁、セーフティバントと、相手の向こうを張るような攻撃で得点できたのが良かった。「それでも負けないぜ」という格好良さ。しぶとく一二塁間を破った金本の久々タイムリーが嬉しかった。
ヒヤヒヤながらも、ボーグルソン、リーソップ、ウィリアムスのリレーで逃げ切り。しかし日本式機動力野球を、アメリカ式空爆野球で駆逐したみたいで、なんとなく複雑な心境ではあるな(笑)。まあこの際、勝つためならなんだって良いのだ。