2008.08.04 Monday
一軍練習、この後、下柳を登録するので、現在の28人から一人は落ちる。
リスタート1試合目は、21安打19点というワンサイドの勝利でスタート。ベイ先発の真田が、後半開幕投手の重責を果たせなかったということに尽きる。
1回表、ヒット出塁の赤星が2番平野の初球に盗塁成功。送って一死三塁。3番に入った鳥谷の投ゴロで赤星本塁突入、挟殺となってタッチアウト、二死二塁。金本とはまともな勝負をせず、5番関本。ところがここでストライクが入らず4球で四球。二死満塁。葛城が2−1と追い込まれてから、甘いチェンジアップをあわやスタンドインというフェンス直撃の二塁打で走者一掃。真田とベイスターズにとっては、この3点の取られ方があまりにも悪すぎた。
赤星3安打2得点3打点1盗塁、8,9回はベンチでお休み。赤星シフトの間隙を縫うレフト打ちが冴えた。
平野2内野安打3得点。もろい三振2が玉に瑕。しかし絶対届かないヒット性の打球にも飛びつく守備時の姿勢は確実にチームを鼓舞している。
鳥谷2安打3得点1打点。凡打やファールでもきっちりとボールを捉えていたし、6回吉原から取った押し出し四球は内容があった。守備でも平野同様よく飛びついていた。
金本5安打4得点6打点。いつもの金本の「文句なしヒット」ではなく、右に左にラッキーヒットが連発。試合展開もあって、初球から気楽に打っていた。
関本2安打3得点2打点。15,16点目となる2ランは完璧な今季第4号。お祭りムードを盛り上げた。
葛城2安打1得点3打点。初回のがとにかく大きかった。
桜井が9回代打で登場。春だったら打ちたくて打ちたくて、くるくる回っていた逃げ球を、しっかりガマンして見切った。評価して良い四球。
庄田4安打2得点2打点。相手外野陣の連携ミスによるラッキーヒットが出たら、後は自分のバッティングで左右に打ち分けた。インパクト大。
小宮山が8,9回に今季初マスク。9回に打席がまわってバット短く持ってライト前に記念すべきプロ初ヒット。初タイムリーのおまけ付き。
先発安藤は悪くなかったけど、自他ともに「納得はできない」という内容か。フォークがしかるべき球道を描けないのが辛い。内角直球、シュートの制球が悪いのも簡単に打ち取れない要因だろう。試合を作っているのは間違いないし、援護に恵まれて10勝しているということは「勝てる投球」をしていると言うべきなのだろうが、まあとにかくもう一段上がって欲しいと思ってしまう安藤の投球だった。
阿部が7,8回。9回は橋本健。ベイ投手陣が「なんのために投げているのか」わからなくなりながら打ち込まれているのに対し、阿部、橋本健は、このワンサイドゲームでもしっかりと目標を持って投げていた。
阿部はいつもどおり。伸びやかな速球にうっとりする。相手の打者もちょっとうっとりしているように思う(笑)。もう次のステージに上げてやらないとダメだよ。
橋本健も良かった。低めに決まった速球には思わず「ほう」と声が出た。まあ実績あるんだからね。現在の「阿部ポジション」からやらせて良さそう。
景気づけの大勝となったが1勝は1勝。お祭り騒ぎのおかげで、上げたばかりの若手にチャンスが回ったことの方が喜ばしいこと。特に好印象を残した4安打の庄田、無難なマスクとプロ初ヒット、初タイムリーの小宮山にとっては幸運な日になった。
二軍から5人いっぺんに一軍昇格なんて、岡田タイガースにはなかったこと。これはもちろん五輪のおかげだ。そもそも小宮山にとってこんなラッキーな偶然はない。そして8,9回の守りに、先に昇格していた狩野ではなく小宮山が指名されたのは、このバカげたワンサイドゲームのおかげだ。上げてもらっても活躍の場すら与えられず、チーム事情で下げられるなんていうことが日常茶飯事のこの世界で、小宮山は本当に偶然に恵まれた。
しかしこの5人に入れたことは偶然じゃない。ライバルがある中で、地道に努力を重ねてきたことが評価されて選ばれたんだからね。他の誰かじゃなく小宮山。それは必然だったのだ。そして試合の最後に打席が回ったのは偶然だが、そこで狙い通りに一二塁間を鋭く破ったのは必然だ。自分の力でチャンスを掴み取り、何もなかった自分の略歴書に、初ヒットと初打点を書き込んだのだ。
ナイスヒット、小宮山!一気に行けるところまで行ったれ!
リスタート1試合目は、21安打19点というワンサイドの勝利でスタート。ベイ先発の真田が、後半開幕投手の重責を果たせなかったということに尽きる。
1回表、ヒット出塁の赤星が2番平野の初球に盗塁成功。送って一死三塁。3番に入った鳥谷の投ゴロで赤星本塁突入、挟殺となってタッチアウト、二死二塁。金本とはまともな勝負をせず、5番関本。ところがここでストライクが入らず4球で四球。二死満塁。葛城が2−1と追い込まれてから、甘いチェンジアップをあわやスタンドインというフェンス直撃の二塁打で走者一掃。真田とベイスターズにとっては、この3点の取られ方があまりにも悪すぎた。
赤星3安打2得点3打点1盗塁、8,9回はベンチでお休み。赤星シフトの間隙を縫うレフト打ちが冴えた。
平野2内野安打3得点。もろい三振2が玉に瑕。しかし絶対届かないヒット性の打球にも飛びつく守備時の姿勢は確実にチームを鼓舞している。
鳥谷2安打3得点1打点。凡打やファールでもきっちりとボールを捉えていたし、6回吉原から取った押し出し四球は内容があった。守備でも平野同様よく飛びついていた。
金本5安打4得点6打点。いつもの金本の「文句なしヒット」ではなく、右に左にラッキーヒットが連発。試合展開もあって、初球から気楽に打っていた。
関本2安打3得点2打点。15,16点目となる2ランは完璧な今季第4号。お祭りムードを盛り上げた。
葛城2安打1得点3打点。初回のがとにかく大きかった。
桜井が9回代打で登場。春だったら打ちたくて打ちたくて、くるくる回っていた逃げ球を、しっかりガマンして見切った。評価して良い四球。
庄田4安打2得点2打点。相手外野陣の連携ミスによるラッキーヒットが出たら、後は自分のバッティングで左右に打ち分けた。インパクト大。
小宮山が8,9回に今季初マスク。9回に打席がまわってバット短く持ってライト前に記念すべきプロ初ヒット。初タイムリーのおまけ付き。
先発安藤は悪くなかったけど、自他ともに「納得はできない」という内容か。フォークがしかるべき球道を描けないのが辛い。内角直球、シュートの制球が悪いのも簡単に打ち取れない要因だろう。試合を作っているのは間違いないし、援護に恵まれて10勝しているということは「勝てる投球」をしていると言うべきなのだろうが、まあとにかくもう一段上がって欲しいと思ってしまう安藤の投球だった。
阿部が7,8回。9回は橋本健。ベイ投手陣が「なんのために投げているのか」わからなくなりながら打ち込まれているのに対し、阿部、橋本健は、このワンサイドゲームでもしっかりと目標を持って投げていた。
阿部はいつもどおり。伸びやかな速球にうっとりする。相手の打者もちょっとうっとりしているように思う(笑)。もう次のステージに上げてやらないとダメだよ。
橋本健も良かった。低めに決まった速球には思わず「ほう」と声が出た。まあ実績あるんだからね。現在の「阿部ポジション」からやらせて良さそう。
景気づけの大勝となったが1勝は1勝。お祭り騒ぎのおかげで、上げたばかりの若手にチャンスが回ったことの方が喜ばしいこと。特に好印象を残した4安打の庄田、無難なマスクとプロ初ヒット、初タイムリーの小宮山にとっては幸運な日になった。
二軍から5人いっぺんに一軍昇格なんて、岡田タイガースにはなかったこと。これはもちろん五輪のおかげだ。そもそも小宮山にとってこんなラッキーな偶然はない。そして8,9回の守りに、先に昇格していた狩野ではなく小宮山が指名されたのは、このバカげたワンサイドゲームのおかげだ。上げてもらっても活躍の場すら与えられず、チーム事情で下げられるなんていうことが日常茶飯事のこの世界で、小宮山は本当に偶然に恵まれた。
しかしこの5人に入れたことは偶然じゃない。ライバルがある中で、地道に努力を重ねてきたことが評価されて選ばれたんだからね。他の誰かじゃなく小宮山。それは必然だったのだ。そして試合の最後に打席が回ったのは偶然だが、そこで狙い通りに一二塁間を鋭く破ったのは必然だ。自分の力でチャンスを掴み取り、何もなかった自分の略歴書に、初ヒットと初打点を書き込んだのだ。
ナイスヒット、小宮山!一気に行けるところまで行ったれ!