2008.08.06 Wednesday
しかしアウトは1つしか奪えず4点を取られ、苛立ちと怒号、散り散りに風船が飛ぶ音の中、久保田がマウンドを降りる。
後半リスタートのバカ勝ちの後、競り合いの展開からガタッと崩れてリードを拡げられて、その後の攻撃はサッパリという2試合で連敗。なんだかんだでマジックが減っていたことが心の拠り所であったが、そのマジックも消えてしまった。
得点経過の面から言えば、「ここ」という勝負所の7回表に4点を失ったことがすべての試合。久保田が打たれたことがすべての試合。内容的に久保田を擁護すべき所はまったくないのだが、そういう時こそ擁護したくなるのが私の性格だ(笑)。
久保田って「胃」みたい。重いものも軽いものも甘いものも辛いものも、ドカドカ放り込まれて、黙々と働き続ける。しかし健康な時はその存在の大切さは特に意識されず、働くのが当たり前だとさえ考えられている。
だけどひとたび健康を崩すと、まず真っ先に「そこ」に異変が現れる。どうももたれるだとか、ムカムカするだとか、食欲がないだとか、チクチクするだとか、痛いだとか…。胃に不調が出ると、それはとてもわかりやすく目につく。医者に行ったり、胃薬を飲んだりして、まったくしっかりしてくれよと恨まれる。それが胃。
でも胃は警告を発しているのだ。症状は胃に現れるが、その原因は何なのか、考えてくれと訴えているのだ。もちろん胃自体を酷使しているというのもある。食事時間は規則正しい方が良いに決まっているし、ムリなものを消化させようとすれば壊れる。それに、代表としてまっさきに胃に症状が出ているだけで、胃だけが悪いのではないことだって多い。
まずは基本的な生活習慣。食生活はもちろんのこと、睡眠をしっかりとることが基本だ。休養を取れる規則正しい生活のためには、先発投手が果たす役割がもっとも大きい。先発投手がコケればゲームプランは変更され、スクランブル、不規則登板のもとになる。
そして心因性のもの。きちんきちんと事が運ばないストレス、イライラが胃を痛めつける。胃痛から胃炎、胃潰瘍へ。できることなら塁に出た走者は、一つまた一つと進塁させたい。
だが必ずしも上手くいくことばかりではない、これは仕方ないこと。だからストレスと上手くつきあっていかないといけない。問題を一人で抱え込まないで、チーム全体に責任を分散させること、いつでもチームが同じ方を向いていることを声を出して確認していくことが大切だ。
最近ではピロリ菌の感染が胃に与える影響があれこれ言われている。胃そのものの適正というのも根本的に問うべきなのかも知れないが、すべてを「胃が悪い」の一言で済ましてしまってはいけない。
とってつけたような話だけどさ(笑)。
だけどここからしばらくの試練は想定内。ここでチームを強くできるかどうか。実は上を目指す上で、スタートダッシュよりよっぽど大事な時期を迎えている。首脳陣の舵取りが重要だ。
後半リスタートのバカ勝ちの後、競り合いの展開からガタッと崩れてリードを拡げられて、その後の攻撃はサッパリという2試合で連敗。なんだかんだでマジックが減っていたことが心の拠り所であったが、そのマジックも消えてしまった。
得点経過の面から言えば、「ここ」という勝負所の7回表に4点を失ったことがすべての試合。久保田が打たれたことがすべての試合。内容的に久保田を擁護すべき所はまったくないのだが、そういう時こそ擁護したくなるのが私の性格だ(笑)。
久保田って「胃」みたい。重いものも軽いものも甘いものも辛いものも、ドカドカ放り込まれて、黙々と働き続ける。しかし健康な時はその存在の大切さは特に意識されず、働くのが当たり前だとさえ考えられている。
だけどひとたび健康を崩すと、まず真っ先に「そこ」に異変が現れる。どうももたれるだとか、ムカムカするだとか、食欲がないだとか、チクチクするだとか、痛いだとか…。胃に不調が出ると、それはとてもわかりやすく目につく。医者に行ったり、胃薬を飲んだりして、まったくしっかりしてくれよと恨まれる。それが胃。
でも胃は警告を発しているのだ。症状は胃に現れるが、その原因は何なのか、考えてくれと訴えているのだ。もちろん胃自体を酷使しているというのもある。食事時間は規則正しい方が良いに決まっているし、ムリなものを消化させようとすれば壊れる。それに、代表としてまっさきに胃に症状が出ているだけで、胃だけが悪いのではないことだって多い。
まずは基本的な生活習慣。食生活はもちろんのこと、睡眠をしっかりとることが基本だ。休養を取れる規則正しい生活のためには、先発投手が果たす役割がもっとも大きい。先発投手がコケればゲームプランは変更され、スクランブル、不規則登板のもとになる。
そして心因性のもの。きちんきちんと事が運ばないストレス、イライラが胃を痛めつける。胃痛から胃炎、胃潰瘍へ。できることなら塁に出た走者は、一つまた一つと進塁させたい。
だが必ずしも上手くいくことばかりではない、これは仕方ないこと。だからストレスと上手くつきあっていかないといけない。問題を一人で抱え込まないで、チーム全体に責任を分散させること、いつでもチームが同じ方を向いていることを声を出して確認していくことが大切だ。
最近ではピロリ菌の感染が胃に与える影響があれこれ言われている。胃そのものの適正というのも根本的に問うべきなのかも知れないが、すべてを「胃が悪い」の一言で済ましてしまってはいけない。
とってつけたような話だけどさ(笑)。
だけどここからしばらくの試練は想定内。ここでチームを強くできるかどうか。実は上を目指す上で、スタートダッシュよりよっぽど大事な時期を迎えている。首脳陣の舵取りが重要だ。