2008.09.12 Friday
滑稽だな。新日本石油田沢投手問題(スポニチ)。
おなじみの「なってから騒ぐ」。予想できても、起きるまで動かない。それでルールがない、不公平、日本球界にとって損失、自分勝手だ、ああだこうだ…アホかと。
んなもん、行きたいのだったら行けば良い。「日本球界のために」なんて口先ばかりで、自分らの利益のことしか考えていない連中には、いくらでも「損失」を与えてやったら良い。
まあそういう感情論は置くとしても、すでに「鎖国」は解かれて、人、金、情報の交流を行っている以上、自由貿易が原則。それに制限を加えたければ、個人が所属すべき主体を明確にし(っていうかそれを作る作業からなんだけど)、主体と主体の話し合いによってルールを明文化すれば良いだけのこと。まず「野球界」って何なのか、誰なのかを決めること。理念を掲げ、組織化すること。やるべきことは非常にシンプル。
この件はまたあらためて書こうと思う。
太陽、橋本健、狩野を抹消し、今岡、ウィリアムス、リーソップを登録。前日3死球を受けた関本は右ひじ部尺側筋挫傷で2日間の安静。
200 000 001|3×(火)
300 000 001|4×(水)
200 000 003|5×(木)
なにこの映画で使われるニセの札束みたいな試合(笑)。あるいは出社直後と退社寸前だけ働くスチャラカ社員試合(笑)。しかも中はぜーんぶ相手に押されっぱなしでイライラしどおし。勝ちゃあ良いって言ったって、ものには限度というものがあらあ。まあ、勝ちゃあ良いんだけどね(笑)。
先発リーソップは立ち上がりにつかまって2失点。その後もボールが先行したり、途中カウントが悪くなる場面が多く、基本的にイライラさせられた。矢野のサインに首を振って、直球投げてコツンの繰り返し。
でも、時々すごく良い時もあって、だんだん変化球の使い方も上手くなって、だんだん首振って首振って首振って変化球を投げる、なんていう芸当まで見せるようになって試合中に成長していた。なんでこの時期に外人投手を育てなきゃいけないのかってことが大きな問題なんだけどね。
6回を投げた渡辺が先頭を四球、その後2安打と犠飛で1失点。
7回は能見が一死から福地にヒット、以後宮本、青木、畠山に連続四球で押し出し。ほとんど全部ボールだったね。泣きながら引っ込んで行った。
今頃絶望的に打ちひしがれているだろうな。情けなくてしょうがないだろうな。雨の千葉マリンで無死満塁から三者連続三振したのを観に行ってたんだぜ、あん時は凄かったじゃないかよ。命まで取られるわけじゃない。クビになったって死ぬわけじゃない。開き直って立ち直れよ。待ってるぞ。
で、代わった江草が「へへへっ」っとゲッツーで1失点止まり。この対比が凄まじかったね。この6,7回の失点で苦しくなったが、どちらも1点で止めたのが大きかったね。
ジェフ復活おめでとう。しっかり調整してきたね。ジェフがいなきゃ始まらないんだから。こうやって少しずつチーム状態が上がって行くのはとても良い。一気になんていかなくて良いんだからね。
地道にね。一人、また一人と、戻って来てくれたら良い。一人、また一人と、少しずつ少しずつ調子を上げて行ったら良い。
今岡、いきなりホームラン打ちよった(笑)。軽くぽーんて。テニスラケットでフォアハンドクロスを打つみたいに軽くぽーんて振り抜いたら、左中間にぽーんて入っちゃった。簡単だね、バッティングなんて。やっぱりあんた才能あるよ。ボールの芯とバットの芯を合わせるポイントがわかるんだろうな。ただし神経が研ぎ澄まされている時に限ってなんだろうな。
初回いきなり2点のビハインド。それをぽーんと帳消しにしちゃう。やっぱり普通じゃない。もしここで打ったら…そんなことを思う時はたいがい打っていた05年はスゴかったもんな。逆転ホームランとか、満塁ホームランとか、「ここで」にいつも応えてたもんな。
またもや2点ビハインドで迎えた9回ウラ。相手は守護神イム。先頭桧山がまたも9回ウラ先頭打者が粘って粘って桧山がヒット、青木のミスもあって二塁へ(記録二塁打)。葛城がライトオーバーのタイムリー三塁打。矢野がライト線を破るタイムリー二塁打。不調林は三振だが、赤星得意のレフト前で一死一三塁。おおそうなんだ、やっぱりそうなんだ。今岡が決めるんだ。平野で塁を詰めて、一死満塁。大声援が今岡を包む。今岡に集中とパワーを与える。気がどんどん送り込まれる。
打てる球が来れば今岡が決める。誰もが疑わなかった。わっしょいで騒然とするスタンドは最高のシーンを信じて疑わない。おそらくイムにもそのシーンが見えてしまったのだろう。一度もバットを振ることなく、完全なボール球が四つ目の前を横切り、今岡は高々と両手を上げた。一塁に到達するや、今岡がいない間もずっと首位を走り続けたチームメイトが駆け寄って、久々の「ヒーロー」を転がした。
「夢のようです」インタビューで繰り返した。昼まで鳴尾浜にいて、急遽呼び出されたという。
こっちもね、前の日までは、このお立ち台に今岡が立つなんてことは思ってもいなかったよ。だから本当に夢のようだ。もしなかったら勝てなかったであろう初回の同点2ランと、誰もが絶対に今岡が決めると信じて疑わなかったサヨナラの打席。夢のようだね。
だけど、まだまだこんなもんじゃないだろう。全然足りないだろう。関本が戻った時、今岡の役割はどうなるだろう。でも今はどんな場面でも、少しでもチームに貢献したいという気持ちでいるだろう。岡田タイガースの集大成に、今岡がいないなんて寂しすぎるもんな。
一人、また一人。一歩、また一歩。新生今岡、誕生日おめでとう!
んなもん、行きたいのだったら行けば良い。「日本球界のために」なんて口先ばかりで、自分らの利益のことしか考えていない連中には、いくらでも「損失」を与えてやったら良い。
まあそういう感情論は置くとしても、すでに「鎖国」は解かれて、人、金、情報の交流を行っている以上、自由貿易が原則。それに制限を加えたければ、個人が所属すべき主体を明確にし(っていうかそれを作る作業からなんだけど)、主体と主体の話し合いによってルールを明文化すれば良いだけのこと。まず「野球界」って何なのか、誰なのかを決めること。理念を掲げ、組織化すること。やるべきことは非常にシンプル。
この件はまたあらためて書こうと思う。
太陽、橋本健、狩野を抹消し、今岡、ウィリアムス、リーソップを登録。前日3死球を受けた関本は右ひじ部尺側筋挫傷で2日間の安静。
200 000 001|3×(火)
300 000 001|4×(水)
200 000 003|5×(木)
なにこの映画で使われるニセの札束みたいな試合(笑)。あるいは出社直後と退社寸前だけ働くスチャラカ社員試合(笑)。しかも中はぜーんぶ相手に押されっぱなしでイライラしどおし。勝ちゃあ良いって言ったって、ものには限度というものがあらあ。まあ、勝ちゃあ良いんだけどね(笑)。
先発リーソップは立ち上がりにつかまって2失点。その後もボールが先行したり、途中カウントが悪くなる場面が多く、基本的にイライラさせられた。矢野のサインに首を振って、直球投げてコツンの繰り返し。
でも、時々すごく良い時もあって、だんだん変化球の使い方も上手くなって、だんだん首振って首振って首振って変化球を投げる、なんていう芸当まで見せるようになって試合中に成長していた。なんでこの時期に外人投手を育てなきゃいけないのかってことが大きな問題なんだけどね。
6回を投げた渡辺が先頭を四球、その後2安打と犠飛で1失点。
7回は能見が一死から福地にヒット、以後宮本、青木、畠山に連続四球で押し出し。ほとんど全部ボールだったね。泣きながら引っ込んで行った。
今頃絶望的に打ちひしがれているだろうな。情けなくてしょうがないだろうな。雨の千葉マリンで無死満塁から三者連続三振したのを観に行ってたんだぜ、あん時は凄かったじゃないかよ。命まで取られるわけじゃない。クビになったって死ぬわけじゃない。開き直って立ち直れよ。待ってるぞ。
で、代わった江草が「へへへっ」っとゲッツーで1失点止まり。この対比が凄まじかったね。この6,7回の失点で苦しくなったが、どちらも1点で止めたのが大きかったね。
ジェフ復活おめでとう。しっかり調整してきたね。ジェフがいなきゃ始まらないんだから。こうやって少しずつチーム状態が上がって行くのはとても良い。一気になんていかなくて良いんだからね。
地道にね。一人、また一人と、戻って来てくれたら良い。一人、また一人と、少しずつ少しずつ調子を上げて行ったら良い。
今岡、いきなりホームラン打ちよった(笑)。軽くぽーんて。テニスラケットでフォアハンドクロスを打つみたいに軽くぽーんて振り抜いたら、左中間にぽーんて入っちゃった。簡単だね、バッティングなんて。やっぱりあんた才能あるよ。ボールの芯とバットの芯を合わせるポイントがわかるんだろうな。ただし神経が研ぎ澄まされている時に限ってなんだろうな。
初回いきなり2点のビハインド。それをぽーんと帳消しにしちゃう。やっぱり普通じゃない。もしここで打ったら…そんなことを思う時はたいがい打っていた05年はスゴかったもんな。逆転ホームランとか、満塁ホームランとか、「ここで」にいつも応えてたもんな。
またもや2点ビハインドで迎えた9回ウラ。相手は守護神イム。先頭桧山がまたも9回ウラ先頭打者が粘って粘って桧山がヒット、青木のミスもあって二塁へ(記録二塁打)。葛城がライトオーバーのタイムリー三塁打。矢野がライト線を破るタイムリー二塁打。不調林は三振だが、赤星得意のレフト前で一死一三塁。おおそうなんだ、やっぱりそうなんだ。今岡が決めるんだ。平野で塁を詰めて、一死満塁。大声援が今岡を包む。今岡に集中とパワーを与える。気がどんどん送り込まれる。
打てる球が来れば今岡が決める。誰もが疑わなかった。わっしょいで騒然とするスタンドは最高のシーンを信じて疑わない。おそらくイムにもそのシーンが見えてしまったのだろう。一度もバットを振ることなく、完全なボール球が四つ目の前を横切り、今岡は高々と両手を上げた。一塁に到達するや、今岡がいない間もずっと首位を走り続けたチームメイトが駆け寄って、久々の「ヒーロー」を転がした。
「夢のようです」インタビューで繰り返した。昼まで鳴尾浜にいて、急遽呼び出されたという。
こっちもね、前の日までは、このお立ち台に今岡が立つなんてことは思ってもいなかったよ。だから本当に夢のようだ。もしなかったら勝てなかったであろう初回の同点2ランと、誰もが絶対に今岡が決めると信じて疑わなかったサヨナラの打席。夢のようだね。
だけど、まだまだこんなもんじゃないだろう。全然足りないだろう。関本が戻った時、今岡の役割はどうなるだろう。でも今はどんな場面でも、少しでもチームに貢献したいという気持ちでいるだろう。岡田タイガースの集大成に、今岡がいないなんて寂しすぎるもんな。
一人、また一人。一歩、また一歩。新生今岡、誕生日おめでとう!