2008.09.23 Tuesday
1回表、赤星がレフト前ヒットで出塁。関本はバントの構えを見せるが、クイックが速くないYB先発吉見の2球目に盗塁成功。良いじゃない!それよそれ。情報もある、力もある、準備もある。あとは勇気を持って一歩を踏み切るだけ。打つのもそう、投げるのもそう。この赤星のスタートはただの盗塁じゃなかったと思うよ。この日、赤星は3安打2盗塁、これで今季35盗塁で、トップ福地の1差につけた。8回には平野も盗塁を決めた。今は序盤の盗塁がチームの景気づけに良いかも知れないね。
関本四球を選び、今岡がすかさず初球インサイドの直球を鋭く振り抜き、レフト左に弾き返した。赤星俊足飛ばして生還、鮮やかな先制点。しかし残った無死一二塁は金本、鳥谷、高橋光がフライ3つで釘付け、いただけない。
いやな感じだったが、2回一死からスタメン浅井が中前で出塁、石川一発で送りバントを決めて二死二塁。赤星が四球で繋いで、関本がもうちょっとでスタンドインの左越二塁打、ベイの打球処理、中継も良かったが、一走赤星も俊足飛ばしてホームイン、3−0としたのは大きかった。
それもこれも石川のためにという気持ちだろうし、石川の気迫溢れる投球のおかげだろう。
プロ初先発、石川俊介。なんとこの優勝争いでルーキーを先発させた。ま、他に安心して任せられる投手もなし、こういう思い切りの良さが大事よ。
そして石川も度胸があった。ノーワインドアップから、伸びやかな腕の振り。まっすぐは140ちょっと、スライダーが125km/hで緩急がつく。130km/hのフォークは空振りを取るのではなく、打たせる球になる。どの球もおおまか狙ったところに投げられる技術が良い。そしてやっぱりハートが良いね。5回で降りちゃいけないんだという高い意識でいるから、なんとか5回を投げられたのだろうと思うのだ。
それにしても5回表は熱かったね。4回に吉村にとんでもなくでっかい2ランHRをかっ飛ばされて1点差になったが、その後はしっかり切り換えて抑えた。8番から始まる5回までなんとか…周囲の願いの中、先頭に武山にしぶとくライト前され、吉見送って一死二塁。もうね、わかるんだなぁ、その気持ち。ほんのちょっとなんだよ、自分では大丈夫、大丈夫と思っていても、ほんのちょっと気がはやる。ほんのちょっと体の開きが早くなる。ほんのちょっと球が抜ける。まっすぐがお辞儀して、スライダーが曲がらない。金城四球で一死一二塁。石川頑張れ。久保コーチマウンドへ、良い間だ。気持ちをリセットしてタイミングを調節するが、セットポジションからの球が走らない。ど真ん中直球を石井琢に合わせられるが、ラッキー、ライト浅井の守備範囲、これで二死一二塁。石川頑張れ、ホントに頑張れ。しかしここで内川。いくら石川がずっと二軍だったといっても、内川の打率が飛び抜けていることは知っているだろう。中に入れてはいけないという意識で四球、一死満塁、村田。…いや。…いや。頑張れ、石川、ここを頑張れ。初球、なんとなく心細げな140km/h直球が内に抜けて1ボール、いかん。ここでベンチの岡田監督、木戸コーチが、矢野に「振りかぶらせろ」のボディアクション。ここはランナー関係なし、矢野の振りかぶって思いっきり来いの一言で石川が生き返る。2球目、この日最速147km/hが高めに、村田思わず振り遅れて空振り。3球目、もう一丁直球ど真ん中145km/h、村田まだ振り遅れてファールフライが一塁スタンドへ。4球目、矢野の構えは外、フォーク?スライダー?まっすぐだ!146km/h外角にズバン、村田手が出ず見逃し三振!うおおおお!石川、良く頑張った!スゲエカッコイイ!
6,7回はアッチソンが前夜の悪夢からさめるリハビリ。だって投げる前からびびっちゃったんだもんなぁ。やっぱりちゃんと心の準備ができていないとね。払拭ナイスピー。
そして藤川が志願の2イニング。石川に「ヒーローにしてやる」と告げてマウンドに登るだなんて、あんたどんだけカッコいいの?(笑)
まあしっかし、試合終了と思ったセカンドゴロ、平野の悪送球で(これで一塁関本がベースタッチしようと足を伸ばして打者走者と交錯し、臀部から太ももにかけてを痛める。ちょっと心配)超イヤな感じ。ね、盗塁も決められちゃって、ほんと超超イヤな感じだったけど、そこはそれ、球児が踏ん張ってスッカラカンのツンツルテンで命からがら勝利。
どうだ!こういう胃の痛くなるような勝ち方は、ジャイアンツにはできまい(笑)。だからタイガースはエライのだ(笑)。
さて、連敗の後だったから、勝ち方に注文はつけまい。ここから失われた上向き矢印をバンバンくっつけて行くよ。実は、ほとんどの選手が上向きになってきているんだからね。
関本四球を選び、今岡がすかさず初球インサイドの直球を鋭く振り抜き、レフト左に弾き返した。赤星俊足飛ばして生還、鮮やかな先制点。しかし残った無死一二塁は金本、鳥谷、高橋光がフライ3つで釘付け、いただけない。
いやな感じだったが、2回一死からスタメン浅井が中前で出塁、石川一発で送りバントを決めて二死二塁。赤星が四球で繋いで、関本がもうちょっとでスタンドインの左越二塁打、ベイの打球処理、中継も良かったが、一走赤星も俊足飛ばしてホームイン、3−0としたのは大きかった。
それもこれも石川のためにという気持ちだろうし、石川の気迫溢れる投球のおかげだろう。
プロ初先発、石川俊介。なんとこの優勝争いでルーキーを先発させた。ま、他に安心して任せられる投手もなし、こういう思い切りの良さが大事よ。
そして石川も度胸があった。ノーワインドアップから、伸びやかな腕の振り。まっすぐは140ちょっと、スライダーが125km/hで緩急がつく。130km/hのフォークは空振りを取るのではなく、打たせる球になる。どの球もおおまか狙ったところに投げられる技術が良い。そしてやっぱりハートが良いね。5回で降りちゃいけないんだという高い意識でいるから、なんとか5回を投げられたのだろうと思うのだ。
それにしても5回表は熱かったね。4回に吉村にとんでもなくでっかい2ランHRをかっ飛ばされて1点差になったが、その後はしっかり切り換えて抑えた。8番から始まる5回までなんとか…周囲の願いの中、先頭に武山にしぶとくライト前され、吉見送って一死二塁。もうね、わかるんだなぁ、その気持ち。ほんのちょっとなんだよ、自分では大丈夫、大丈夫と思っていても、ほんのちょっと気がはやる。ほんのちょっと体の開きが早くなる。ほんのちょっと球が抜ける。まっすぐがお辞儀して、スライダーが曲がらない。金城四球で一死一二塁。石川頑張れ。久保コーチマウンドへ、良い間だ。気持ちをリセットしてタイミングを調節するが、セットポジションからの球が走らない。ど真ん中直球を石井琢に合わせられるが、ラッキー、ライト浅井の守備範囲、これで二死一二塁。石川頑張れ、ホントに頑張れ。しかしここで内川。いくら石川がずっと二軍だったといっても、内川の打率が飛び抜けていることは知っているだろう。中に入れてはいけないという意識で四球、一死満塁、村田。…いや。…いや。頑張れ、石川、ここを頑張れ。初球、なんとなく心細げな140km/h直球が内に抜けて1ボール、いかん。ここでベンチの岡田監督、木戸コーチが、矢野に「振りかぶらせろ」のボディアクション。ここはランナー関係なし、矢野の振りかぶって思いっきり来いの一言で石川が生き返る。2球目、この日最速147km/hが高めに、村田思わず振り遅れて空振り。3球目、もう一丁直球ど真ん中145km/h、村田まだ振り遅れてファールフライが一塁スタンドへ。4球目、矢野の構えは外、フォーク?スライダー?まっすぐだ!146km/h外角にズバン、村田手が出ず見逃し三振!うおおおお!石川、良く頑張った!スゲエカッコイイ!
6,7回はアッチソンが前夜の悪夢からさめるリハビリ。だって投げる前からびびっちゃったんだもんなぁ。やっぱりちゃんと心の準備ができていないとね。払拭ナイスピー。
そして藤川が志願の2イニング。石川に「ヒーローにしてやる」と告げてマウンドに登るだなんて、あんたどんだけカッコいいの?(笑)
まあしっかし、試合終了と思ったセカンドゴロ、平野の悪送球で(これで一塁関本がベースタッチしようと足を伸ばして打者走者と交錯し、臀部から太ももにかけてを痛める。ちょっと心配)超イヤな感じ。ね、盗塁も決められちゃって、ほんと超超イヤな感じだったけど、そこはそれ、球児が踏ん張ってスッカラカンのツンツルテンで命からがら勝利。
どうだ!こういう胃の痛くなるような勝ち方は、ジャイアンツにはできまい(笑)。だからタイガースはエライのだ(笑)。
さて、連敗の後だったから、勝ち方に注文はつけまい。ここから失われた上向き矢印をバンバンくっつけて行くよ。実は、ほとんどの選手が上向きになってきているんだからね。