自称阪神タイガース評論家（跡地）

夕方に終わって、せっかくここまで来たのだからと、仲間を誘って江戸川区瑞江の「でんがなまんがな」に行くことを思いついた。知る人ぞ知る、知らぬ人は知らぬ（笑）、東京東端にある虎の巣窟。家へ帰るのには１時間半ほどかかるが、そこへならすぐだ。それに家で見るより、タイガースファンで寄り添って景気よく酒など呑みながらクラシリ初戦を見る方が良いように思ったから。今年のクラシリはお祭りだもんね。にぎやかに晴れ晴れと、岡田監督を送り出してやらないとね。ぱーっとね、ぱーっと（笑）。
　予約を入れて、店に着いて、渇いた喉を潤して。ああ、至福、至福。久しぶりに会う常連さんたちとも合流して、飲んで食って応援して。あっという間の時間だった。あっという間だったのは、楽しく飲んだからだけじゃなくて、本当にあっという間の試合だったからなんだけどね（笑）。
　結果は完封負け。内容も攻撃としては非常に寂しいもの。ドラゴンズも同じように厳しい内容だったが、投手のカンペキさ、ここ一番の勝負強さ、ここに厳然たる差が存在し、それが、絶望を意味する数字でもある０点と、最少とはいえ複数である２点という、小さいようで大きな得点差に現れた。しかし安藤、アッチソン、ウィリアムス、藤川の投手陣はまあ攻めていたよね。
　瑞江の祭りの方はといえば、中盤からの見慣れた光景に、酒の勢いも加わって半ばヤケクソ気味（笑）。もう笑いのためだったら、自虐ネタも、ネガティブネタも、なんでもありのバカ祭り（笑）。「普段書いていることと全然違うやん！」の罵声を浴び続けながら、ゲラゲラ笑いながら痛飲して、すべての痛みを麻痺させたのであった。

　さあ土俵際。も一つ負けたらおしまい。泣いても笑っても「岡田タイガース最後の試合」になっちゃう。口では色々言うけどさ、やっぱりもうちょっと見ていたいな。せめて明日にはつないでくれよ。もう多くは望まないからさ！（笑）
　まあ昨日のケンシンは今年一番だったから、もう忘れて、ブルンブルン振り回して、バックスクリーンへホームラン狙っておいで。
心配するな！今日は家で飲みながら見てやるから。今日もゲラゲラ笑いながらお祭りを見るから。だから元気出して行っておいで！