2008.11.13 Thursday
来季の全日程が発表された(公式)。
今年は五輪もあって終盤戦日程を追加発表する形式だったが、やっぱりこういうのはどーんと潔くいっぺんに発表した方が良い。それと6年ぶりにセパ同時開幕というのも歓迎だ。分散させてそれぞれに注目を、という狙いもわかるのだが、結局多少の「中途半端層」を引きつける程度。それよりも、熱狂的ファンがみんなでまとまって盛り上がるって方が、お祭りっぽくて良い。それはポストシーズンにも言えていて、クラシリ→日シリも両リーグ足並み揃えて、間を空けすぎずに一気にドカーンと盛り上げるべきだと思う。
WBCのスタッフが発表された(サンスポ)。顔ぶれは良い感じなんじゃない?他に、代表チームの愛称を「SAMURAI JAPAN」とすることなどを発表。サッカーの応援歌「サムライブルー」とか、フィールドホッケーの日本代表「さむらいジャパン」と被る。ホッケーのことは失礼ながら知らなかったが。ま、でも「サムライ」は、列強に挑む日本人のイメージとして一般名詞化しているので、良しとしようか。あまりにもベタではあるが(笑)。
シーズンが始まっちゃうと、メジャーのことなんて、ほとんどどうでも良くなっちゃう私だが、日本代表にイチローだ、松坂だ、秀喜だ、稼頭央だ…なんて言われると、やっぱり単純にワクワクするな。国内の若いの、イキの良いのに、MLBで活躍する「大御所」が加わる。藪さんはどう?(笑)でもさあ、冗談抜きで下柳みたいなへろへろタイプは絶対通用すると思うんだけどなぁ。
サッカーのワールドカップに対抗したい!そんなおこがましい希望をちょっぴり抱きつつ、腹黒い人たちによって生み出されたWBCではある。私としては、単純に楽しいと感じる部分、ちゃんとした理念の元にやってくれよという願望の他に、でも国別対抗ガチンコって、正直ちょっと違うのかも知れないなぁ…という思いもほんのちょっとある。
それはね、野球のルーツにも関係あると思うのだ。もちろんスポーツとしての野球の面白さは十分認めている。そんなことは言わずもがな。だけど、野球にはどこか「のどか」な部分があって、そこがまた魅力なんだよね。スタンドで観戦しながらビールを飲むだとかね、ファミリーで遊びに行くとかね、老いた人も子どもも一緒になって選手に憧れのまなざしを送るとかね。そして競技上の特性もある。野球くらいでしょ?試合時間は3時間を超えるというのに、毎日でもプレーできるっていうスポーツは。
これら全部を総合すると、野球はレジャーをスポーツ化させたもの、ということになる。もともと野球はヨーロッパ起源のボールゲームらしいのだけれど、それがアメリカで発展していく過程を知れば、それは明か。まずニューヨーク周辺の消防団の間で流行したんだって。火事がないときの暇つぶし(笑)。でも面白いし、団結力強化にもってこい。そして第一次世界大戦の時、前戦の兵士たちの暇つぶしとしてプレーされて、一気に全米に広がったんだって。野球のユニフォームって、スポーツにしては「着すぎ」なんだけど、そういう制服や軍服からの流れがあるんだろうね、きっと。
そう、もともと野球って有事に備えるマッチョたちの暇つぶしだったの(笑)。フットボール系のスポーツは、「戦争やケンカの代わりにこれでもやってろ」という歴史があるから、こういうのどかさはなかなか出せないんだよね。これは野球の個性なんだと思う。
いろんな娯楽がある中で、野球もビジネスとして競争力を持たなきゃいけないという現実があるから、WBCが大きく育って欲しいとは願っている。その一方で、ビジネス(言葉の意味は「忙しさ」)とは真逆の起源を持つのが野球なのだ。スローライフ、スローフードなど、「スロー」という言葉で、人間らしさの回復が求められるようになった昨今だから、国際ガチンコの中でも、野球はその個性を光らせる存在であって欲しいと思うのだ。
WBCのスタッフが発表された(サンスポ)。顔ぶれは良い感じなんじゃない?他に、代表チームの愛称を「SAMURAI JAPAN」とすることなどを発表。サッカーの応援歌「サムライブルー」とか、フィールドホッケーの日本代表「さむらいジャパン」と被る。ホッケーのことは失礼ながら知らなかったが。ま、でも「サムライ」は、列強に挑む日本人のイメージとして一般名詞化しているので、良しとしようか。あまりにもベタではあるが(笑)。
シーズンが始まっちゃうと、メジャーのことなんて、ほとんどどうでも良くなっちゃう私だが、日本代表にイチローだ、松坂だ、秀喜だ、稼頭央だ…なんて言われると、やっぱり単純にワクワクするな。国内の若いの、イキの良いのに、MLBで活躍する「大御所」が加わる。藪さんはどう?(笑)でもさあ、冗談抜きで下柳みたいなへろへろタイプは絶対通用すると思うんだけどなぁ。
サッカーのワールドカップに対抗したい!そんなおこがましい希望をちょっぴり抱きつつ、腹黒い人たちによって生み出されたWBCではある。私としては、単純に楽しいと感じる部分、ちゃんとした理念の元にやってくれよという願望の他に、でも国別対抗ガチンコって、正直ちょっと違うのかも知れないなぁ…という思いもほんのちょっとある。
それはね、野球のルーツにも関係あると思うのだ。もちろんスポーツとしての野球の面白さは十分認めている。そんなことは言わずもがな。だけど、野球にはどこか「のどか」な部分があって、そこがまた魅力なんだよね。スタンドで観戦しながらビールを飲むだとかね、ファミリーで遊びに行くとかね、老いた人も子どもも一緒になって選手に憧れのまなざしを送るとかね。そして競技上の特性もある。野球くらいでしょ?試合時間は3時間を超えるというのに、毎日でもプレーできるっていうスポーツは。
これら全部を総合すると、野球はレジャーをスポーツ化させたもの、ということになる。もともと野球はヨーロッパ起源のボールゲームらしいのだけれど、それがアメリカで発展していく過程を知れば、それは明か。まずニューヨーク周辺の消防団の間で流行したんだって。火事がないときの暇つぶし(笑)。でも面白いし、団結力強化にもってこい。そして第一次世界大戦の時、前戦の兵士たちの暇つぶしとしてプレーされて、一気に全米に広がったんだって。野球のユニフォームって、スポーツにしては「着すぎ」なんだけど、そういう制服や軍服からの流れがあるんだろうね、きっと。
そう、もともと野球って有事に備えるマッチョたちの暇つぶしだったの(笑)。フットボール系のスポーツは、「戦争やケンカの代わりにこれでもやってろ」という歴史があるから、こういうのどかさはなかなか出せないんだよね。これは野球の個性なんだと思う。
いろんな娯楽がある中で、野球もビジネスとして競争力を持たなきゃいけないという現実があるから、WBCが大きく育って欲しいとは願っている。その一方で、ビジネス(言葉の意味は「忙しさ」)とは真逆の起源を持つのが野球なのだ。スローライフ、スローフードなど、「スロー」という言葉で、人間らしさの回復が求められるようになった昨今だから、国際ガチンコの中でも、野球はその個性を光らせる存在であって欲しいと思うのだ。