2009.02.16 Monday
録画機が壊れたので7回からしか見てなかったのだけれど、某所にぶら下がっていたのでとりあえず4回表メンチがホームラン打ったところまでは見た。
「メンチ本物や!」は、本番までとっといた方が良いとは思うが、まずは一安心だ。初回の一死満塁のチャンスでは、由規があまりにもアップアップで、初球のど真ん中を見逃しちゃって、結果的にこの1球によって「由規ボッコボコ」を実現できなくなっちゃった。しかしこの打席、追い込まれてから外に逃げるキレの良いスライダーに対して2球ほど泳ぎながらカットする実に外国人らしからぬ下半身の粘りを見せた。ヒザの使い方が柔らかく、重心が前にのめらないのが良い。最後はインハイ真っ直ぐに押し込まれてポップ。ただし理想的な対角線攻めにあった割りには対応していた。
2打席目がまた良くて、二人目の橋本に対し初球インハイ直球にスムーズにバットが出るレフト線にライナー性のファール。これが気に入った。練習ではオマリーの緩い球ではあったが、「インハイ大好物」なところを見せていた。実戦でもインハイ厳しめに遅れることなく(むしろ早すぎた)ガバッと食いついた。これものすごく大事。この姿勢を見せておけば、たいがいの投手はインハイにびびる。いくら大好物と言ったって、インハイはど真ん中よりは打ちにくい。だから投手はここを厳しく攻めなきゃいけない。しかしここを必ず振ってくると思えば、「間違っちゃいけない」というプレッシャーが増幅する。ただでさえぶつけちゃいけないと緊張する場所なのに、甘くなっちゃいけない、緩んじゃいけない…ああドキドキする。かくして「いけないづくし」のインハイは緊張のあまり絶好球になってしまうのであった。という展開を妄想させる初球インハイガバチョだ。
で、2球目。捕手の要求はインローへのスライダーだったようだが、やや外目に行った低めのボール気味、やはりヒザを使って間合いを整えて軸と上半身は型を保ったままブルン。バットのやや先端で捉えて、大きなフォローは左手一本、打球はライナー性でレフトポール際。下半身の開きが早いように見えて、意外と粘り強い。さらに腕、手先の使い方に意外な器用さがある。これは期待させる打撃だわ。
しっかし、こういうものを見せておいても、それでもなお期待を裏切るんだから、虎の助っ人は本当に凄いよなぁ…(←まだまだ安全装置を解除しようとしていない)。
先発白仁田は、3回を投げて2失点。失点した2回は、甘くなったところを先頭飯原にヒットされ、次打者を三振に取るも、狩野の盗塁悪送球で一死三塁、ユウイチ(13:45訂正)武内には初球背中へひやっとする死球、ピンチに力み、甘くなったところを川本に右中間2点タイムリー三塁打された。しかし点を取られた後は、逆に落ち着いた。これは「点取られたくない症候群」だったと見てやって良いと思う。特に追い込んだ後、スライダーで決められずファールで粘られるシーンが目立っていたが、そこらへんはどうにも単調な配球にも問題があったように思う。3回はそれまでほとんど使っていなかったフォークが良いキレを見せていたし、真っ直ぐでどーんと行く姿勢も見せた。クイックや牽制もしっかりレベルに達しているので、持って行き方、乗せ方で先発ローテも見えて来るだろう。若いし男前だし(←けっこう重要やで!)伸ばしたいね、なんとしても。
他の投手はまだ見ていないのだけど、やっぱり「点取られたくない症候群」だったんじゃないの?取られちゃえばどってことないから、これからこれから。
石川はもうそこらへん大ベテランみたいな顔していたね。落ち着いてるわ。そら入籍もするわ。関係ないか(笑)。
ってことで、取られたくない人たちが点を取られて、打って欲しい人たちはイマイチ。でも藤本が良い感じで振れていることと、坂がかなり力をつけていることは良くわかった。
ま、勝ち負けは、レギュラー確定組がいないうちはまだね、こだわることない。昨日はグラウンドが柔らかかったから、作戦も使わず打つばっかりだったしね。真弓監督は正直、とりあえずなんでも良いから1勝したいっていう気分かも知れないけど(笑)。
「メンチ本物や!」は、本番までとっといた方が良いとは思うが、まずは一安心だ。初回の一死満塁のチャンスでは、由規があまりにもアップアップで、初球のど真ん中を見逃しちゃって、結果的にこの1球によって「由規ボッコボコ」を実現できなくなっちゃった。しかしこの打席、追い込まれてから外に逃げるキレの良いスライダーに対して2球ほど泳ぎながらカットする実に外国人らしからぬ下半身の粘りを見せた。ヒザの使い方が柔らかく、重心が前にのめらないのが良い。最後はインハイ真っ直ぐに押し込まれてポップ。ただし理想的な対角線攻めにあった割りには対応していた。
2打席目がまた良くて、二人目の橋本に対し初球インハイ直球にスムーズにバットが出るレフト線にライナー性のファール。これが気に入った。練習ではオマリーの緩い球ではあったが、「インハイ大好物」なところを見せていた。実戦でもインハイ厳しめに遅れることなく(むしろ早すぎた)ガバッと食いついた。これものすごく大事。この姿勢を見せておけば、たいがいの投手はインハイにびびる。いくら大好物と言ったって、インハイはど真ん中よりは打ちにくい。だから投手はここを厳しく攻めなきゃいけない。しかしここを必ず振ってくると思えば、「間違っちゃいけない」というプレッシャーが増幅する。ただでさえぶつけちゃいけないと緊張する場所なのに、甘くなっちゃいけない、緩んじゃいけない…ああドキドキする。かくして「いけないづくし」のインハイは緊張のあまり絶好球になってしまうのであった。という展開を妄想させる初球インハイガバチョだ。
で、2球目。捕手の要求はインローへのスライダーだったようだが、やや外目に行った低めのボール気味、やはりヒザを使って間合いを整えて軸と上半身は型を保ったままブルン。バットのやや先端で捉えて、大きなフォローは左手一本、打球はライナー性でレフトポール際。下半身の開きが早いように見えて、意外と粘り強い。さらに腕、手先の使い方に意外な器用さがある。これは期待させる打撃だわ。
しっかし、こういうものを見せておいても、それでもなお期待を裏切るんだから、虎の助っ人は本当に凄いよなぁ…(←まだまだ安全装置を解除しようとしていない)。
先発白仁田は、3回を投げて2失点。失点した2回は、甘くなったところを先頭飯原にヒットされ、次打者を三振に取るも、狩野の盗塁悪送球で一死三塁、
他の投手はまだ見ていないのだけど、やっぱり「点取られたくない症候群」だったんじゃないの?取られちゃえばどってことないから、これからこれから。
石川はもうそこらへん大ベテランみたいな顔していたね。落ち着いてるわ。そら入籍もするわ。関係ないか(笑)。
ってことで、取られたくない人たちが点を取られて、打って欲しい人たちはイマイチ。でも藤本が良い感じで振れていることと、坂がかなり力をつけていることは良くわかった。
ま、勝ち負けは、レギュラー確定組がいないうちはまだね、こだわることない。昨日はグラウンドが柔らかかったから、作戦も使わず打つばっかりだったしね。真弓監督は正直、とりあえずなんでも良いから1勝したいっていう気分かも知れないけど(笑)。