2005.04.27 Wednesday
さあ大変だ!来年からは二段モーション禁止だ!三浦も岩隈も藤川も…みんなやりなおし!ま、来年からね(笑)。
言うこと言っちゃってスッキリするのか?それとも、はや4月で空中分解してしまうのか?巨人ローズ切れる。
下柳が右下腿三頭筋炎のため登録抹消。軽傷の内に大事をとってとのこと。サンスポの先発予想では、4/27が井川、4/28は中5日で安藤の予定とか。その後は、全員中5日に繰り上げて、谷間を江草・ダーウィンでしのぐか、先発要員を補充するか。いずれにせよ、今季もっとも安定した投球をしていた勝ち頭の離脱は痛すぎる。
ついに和田コーチも「絶句」してしまった。責任を感じてるのはわかったから、いつものように元気だしておくれ(笑)。
集中力勝負になった。両チーム決定的なチャンスを生かせず、0−0のまま試合は終盤へ。福原、山本昌ともに持ち味を出した良い投げ合いだったが、疲れが出て甘く浮いたところを先に仕留められてしまったのは福原だった。
7回表、先頭打者・森野の集中力は尋常ではなかった。この日森野は「敗因」となる走塁ミスを2つ犯していた。5回表、先頭打者として二塁打で出塁し、チャンスは無死一三塁に拡大。山本昌がたたきつけた打球は鳥谷の前で大きくバウンドし、なかなか落ちてこない。捕球した鳥谷バックホームをあきらめ…えっ?三塁ランナー森野は何を迷ったか本塁に突入していなかったのだ!一塁でアウトになった山本昌は、明らかに「還れただろ?」という不満の顔をしていた。
しかしまだ一死二三塁。打順はトップに戻って荒木。しかし打球は前進守備の鳥谷の正面にイージーゴロ。これではランナー動けない…えっ?今度は猛然と本塁に突っ込んでいる!もちろん楽勝でアウト!中日に大きく傾き賭けた流れが、一気に戻されたプレーだった。
7回表、その森野が先制HR。自分のミスは自分で取り返す。タイガースバッテリーは、そんな打席の森野の気迫を敏感に感じるべきだった。
戦前、両チームともにこの試合を重要だと考えただろう。4/25コンディショニングのために甲子園を訪れた金本も「前半の山」という言葉を使っていた。ともに同じようなゲームプラン、すなわち「少ないチャンスをものにし、総力をあげた継投と守備固めで競り勝つ」を描いていたはずだ。違いがあるとするなら、阪神は「これまでやってきたように」、中日は「これまではあまりできていないが」という前置きが入ることである。
で、そのゲームプランはどのように実行されたか。最後にグラウンドに立ったメンバーがすべてを物語る。点差は関係ないとばかりにマウンドにはクローザーの岩瀬。石井、岡本から予定通り繋いだ。一塁には去年のゴールデングラブ渡邉、三塁・レフトにはそれぞれ名手川相・英智。これが最終形だ。
一方のタイガースは、福原のあと、江草、橋本、ダーウィンとマウンドに上がった。思い描いたプランからどんどん遠く離れていった。7回、福原が失った点はわずか2点。確かに重い2点ではあったが、ゲームプランを放棄するほど重いものであっただろうか。いやそれ以前に、7回の2失点を防ぐのが今季のプランではなかったのか。
福原の球数は6回を終わって100球前後と交代期にさしかかっていた。ここまで零封しているだけに7回頭からのスイッチは難しかったかも知れない。
しかしここまで岡田阪神は、ここで藤川にスイッチして勝ってきた。各選手に見られる疲れが、スタートダッシュの仕上げに迷いを抱かせたのかも知れない。また首脳陣はまだムリをする時期ではないと考えているのかも知れないが、ここを重要局面と考える私にとっては、実に悔やまれる采配だった。
6回表二死、一塁走者・福留、打者・森野。落合監督は福留を走らせた。森野がキーマンになるとわかっていたかのようなサインだ。盗塁が成功すれば森野、谷繁のどちらかがタイムリーを打つ。失敗すれば次回、森野からの攻撃でチャンスができる…。さらに、この回あまりゴチャついていると7回から藤川にスイッチされてしまう…。
両先発投手が好投して0−0で終盤に入るような試合は、ベンチワークが決めると言っても過言ではない。
言うこと言っちゃってスッキリするのか?それとも、はや4月で空中分解してしまうのか?巨人ローズ切れる。
下柳が右下腿三頭筋炎のため登録抹消。軽傷の内に大事をとってとのこと。サンスポの先発予想では、4/27が井川、4/28は中5日で安藤の予定とか。その後は、全員中5日に繰り上げて、谷間を江草・ダーウィンでしのぐか、先発要員を補充するか。いずれにせよ、今季もっとも安定した投球をしていた勝ち頭の離脱は痛すぎる。
ついに和田コーチも「絶句」してしまった。責任を感じてるのはわかったから、いつものように元気だしておくれ(笑)。
集中力勝負になった。両チーム決定的なチャンスを生かせず、0−0のまま試合は終盤へ。福原、山本昌ともに持ち味を出した良い投げ合いだったが、疲れが出て甘く浮いたところを先に仕留められてしまったのは福原だった。
7回表、先頭打者・森野の集中力は尋常ではなかった。この日森野は「敗因」となる走塁ミスを2つ犯していた。5回表、先頭打者として二塁打で出塁し、チャンスは無死一三塁に拡大。山本昌がたたきつけた打球は鳥谷の前で大きくバウンドし、なかなか落ちてこない。捕球した鳥谷バックホームをあきらめ…えっ?三塁ランナー森野は何を迷ったか本塁に突入していなかったのだ!一塁でアウトになった山本昌は、明らかに「還れただろ?」という不満の顔をしていた。
しかしまだ一死二三塁。打順はトップに戻って荒木。しかし打球は前進守備の鳥谷の正面にイージーゴロ。これではランナー動けない…えっ?今度は猛然と本塁に突っ込んでいる!もちろん楽勝でアウト!中日に大きく傾き賭けた流れが、一気に戻されたプレーだった。
7回表、その森野が先制HR。自分のミスは自分で取り返す。タイガースバッテリーは、そんな打席の森野の気迫を敏感に感じるべきだった。
戦前、両チームともにこの試合を重要だと考えただろう。4/25コンディショニングのために甲子園を訪れた金本も「前半の山」という言葉を使っていた。ともに同じようなゲームプラン、すなわち「少ないチャンスをものにし、総力をあげた継投と守備固めで競り勝つ」を描いていたはずだ。違いがあるとするなら、阪神は「これまでやってきたように」、中日は「これまではあまりできていないが」という前置きが入ることである。
で、そのゲームプランはどのように実行されたか。最後にグラウンドに立ったメンバーがすべてを物語る。点差は関係ないとばかりにマウンドにはクローザーの岩瀬。石井、岡本から予定通り繋いだ。一塁には去年のゴールデングラブ渡邉、三塁・レフトにはそれぞれ名手川相・英智。これが最終形だ。
一方のタイガースは、福原のあと、江草、橋本、ダーウィンとマウンドに上がった。思い描いたプランからどんどん遠く離れていった。7回、福原が失った点はわずか2点。確かに重い2点ではあったが、ゲームプランを放棄するほど重いものであっただろうか。いやそれ以前に、7回の2失点を防ぐのが今季のプランではなかったのか。
福原の球数は6回を終わって100球前後と交代期にさしかかっていた。ここまで零封しているだけに7回頭からのスイッチは難しかったかも知れない。
しかしここまで岡田阪神は、ここで藤川にスイッチして勝ってきた。各選手に見られる疲れが、スタートダッシュの仕上げに迷いを抱かせたのかも知れない。また首脳陣はまだムリをする時期ではないと考えているのかも知れないが、ここを重要局面と考える私にとっては、実に悔やまれる采配だった。
6回表二死、一塁走者・福留、打者・森野。落合監督は福留を走らせた。森野がキーマンになるとわかっていたかのようなサインだ。盗塁が成功すれば森野、谷繁のどちらかがタイムリーを打つ。失敗すれば次回、森野からの攻撃でチャンスができる…。さらに、この回あまりゴチャついていると7回から藤川にスイッチされてしまう…。
両先発投手が好投して0−0で終盤に入るような試合は、ベンチワークが決めると言っても過言ではない。