2009.05.17 Sunday
ドラゴンズもタイガース同様もがいているが、象徴するような二軍戦(リンク)。山井と石川の投げ合いで引き分け、両者まったく同じような戦いやね(笑)。
メンチちゃん、かわいそうだなあ。あんなのを空振りって言われたり、槍玉にあげられたり。
メンチに必要なのは根拠なのだと思う。2ストライクまでに来る内角の速い球、外角へ逃げる球。基本このコンビで、そのどちらかを高確率で片付けられるようにすれば良い。空振りを誘う低めの落ちる球は、高さで消せば良い。それ以外の球は全部失投だ。厳しすぎればボール、甘く来ればホームランボール。いまだにその基本的な攻め方だけで簡単に打ち取られているところを見ると、たとえ体のコンディションは上がっていても、頭の整理はできていない、指導者のアドバイスが行き届いておらず、本人もさしたる根拠を持っていないように見える。キャンプで陽気な姿をたくさん見ていただけに痛々しい。外角のスライダー一本に絞って、踏み込んで放り込むことだけ考えたら良いのに。使うならね、前にも言ったけど、打順は8番で良いんだから。
福原は良かった。カーブを有効に使えていたし、左打者に対してシュートでぽんとストライクを取れたので楽な投球ができた。腕の振りが良かったので、高いゾーンの球も効いていた。
デントナの一発は完全な失投、あれは悔やまれる。まあ1点ずつ取られたけど、そらしゃあない、そんくらいは取られるわ。交流戦でまた登板機会が減るかも知れないが、なんとかコンディション維持して頑張ってな、ナイスピー。
ナベちゃんは、置きに行ったインロー直球をベテラン宮本に狙われちゃった。まあ相手が上だった。
このスワローズの一発攻勢を見ていて、同じように大して打てていない打線なのに、得点力に差が付くというのは、打者の頭の中の違いなのだと痛感した。次にどういうことが起きるのか、その可能性についての整理が良く出来ているから、思い切りの良いスイングが結果を伴う。そしてベンチがしっかりその後押しをしている。二死からデントナの逆転HRの直後、ガイエルがヒットで続いて福原交代。ここで6回にしてガイエルに代走飯原を送る。この1点を守りきる野球をするという自軍への宣言であり、かつこの走者を走らせて二死からもう1点を奪うという脅威を相手に感じさせる。宮本にしてみれば、絶対に直球のストライクが来るというヤマを張って打席に立てる。ここらへんの采配は、チーム全体に残り9回までの戦う方針を明示しつつ、さらに今行われている戦いの最前線をも支援する。まこと敵ながらあっぱれ。
阿部ちゃん、筒井はナイスピッチング。点差のあるビハインドはお手のもんだね。もうそんなん抑えてもつまらんだろう。特に筒井の開花は嬉しいね。
さて、同じ事の繰り返しはもうすっかり倦んできたね。こんなぐらいなら、序盤から投手がぼっこぼこに打たれるくらいでも良いから、選手たちの心の中をガラッと変えるような試合をやって欲しいと思うよ。
そういう意味では、小嶋先発、どんだけ打たれても全然オッケーという試合でも良いんだ。空振りオッケー、三振オッケー、盗塁死オッケー、走塁死オッケー、打たれてオッケー、負けてもオッケー。誰も死にやしないんだから、思いっきりやったらええんよ(笑)。
◇5月16日(土)ヤクルト−阪神6回戦(ヤクルト5勝1敗、18時、神宮、28380人)
阪 神 001 000 000−1
ヤクル 000 103 00×−4
【阪神】●福原(2勝3敗) 渡辺 阿部 筒井
【ヤクルト】○館山(4勝0敗) S林(13セーブ)
[本塁打] デントナ7号(ヤ) 宮本2号(ヤ)
メンチちゃん、かわいそうだなあ。あんなのを空振りって言われたり、槍玉にあげられたり。
メンチに必要なのは根拠なのだと思う。2ストライクまでに来る内角の速い球、外角へ逃げる球。基本このコンビで、そのどちらかを高確率で片付けられるようにすれば良い。空振りを誘う低めの落ちる球は、高さで消せば良い。それ以外の球は全部失投だ。厳しすぎればボール、甘く来ればホームランボール。いまだにその基本的な攻め方だけで簡単に打ち取られているところを見ると、たとえ体のコンディションは上がっていても、頭の整理はできていない、指導者のアドバイスが行き届いておらず、本人もさしたる根拠を持っていないように見える。キャンプで陽気な姿をたくさん見ていただけに痛々しい。外角のスライダー一本に絞って、踏み込んで放り込むことだけ考えたら良いのに。使うならね、前にも言ったけど、打順は8番で良いんだから。
福原は良かった。カーブを有効に使えていたし、左打者に対してシュートでぽんとストライクを取れたので楽な投球ができた。腕の振りが良かったので、高いゾーンの球も効いていた。
デントナの一発は完全な失投、あれは悔やまれる。まあ1点ずつ取られたけど、そらしゃあない、そんくらいは取られるわ。交流戦でまた登板機会が減るかも知れないが、なんとかコンディション維持して頑張ってな、ナイスピー。
ナベちゃんは、置きに行ったインロー直球をベテラン宮本に狙われちゃった。まあ相手が上だった。
このスワローズの一発攻勢を見ていて、同じように大して打てていない打線なのに、得点力に差が付くというのは、打者の頭の中の違いなのだと痛感した。次にどういうことが起きるのか、その可能性についての整理が良く出来ているから、思い切りの良いスイングが結果を伴う。そしてベンチがしっかりその後押しをしている。二死からデントナの逆転HRの直後、ガイエルがヒットで続いて福原交代。ここで6回にしてガイエルに代走飯原を送る。この1点を守りきる野球をするという自軍への宣言であり、かつこの走者を走らせて二死からもう1点を奪うという脅威を相手に感じさせる。宮本にしてみれば、絶対に直球のストライクが来るというヤマを張って打席に立てる。ここらへんの采配は、チーム全体に残り9回までの戦う方針を明示しつつ、さらに今行われている戦いの最前線をも支援する。まこと敵ながらあっぱれ。
阿部ちゃん、筒井はナイスピッチング。点差のあるビハインドはお手のもんだね。もうそんなん抑えてもつまらんだろう。特に筒井の開花は嬉しいね。
さて、同じ事の繰り返しはもうすっかり倦んできたね。こんなぐらいなら、序盤から投手がぼっこぼこに打たれるくらいでも良いから、選手たちの心の中をガラッと変えるような試合をやって欲しいと思うよ。
そういう意味では、小嶋先発、どんだけ打たれても全然オッケーという試合でも良いんだ。空振りオッケー、三振オッケー、盗塁死オッケー、走塁死オッケー、打たれてオッケー、負けてもオッケー。誰も死にやしないんだから、思いっきりやったらええんよ(笑)。