2009.06.04 Thursday
◇6月3日(水)楽天−阪神2回戦(1勝1敗、18時、Kスタ宮城、20685人)
阪 神 000 000 030−3
楽 天 001 000 001−2
【阪神】○安藤(4勝4敗) ウィリアムス S藤川(5セーブ)
【楽天】●田中(7勝1敗)有銘 小山
たった1つの勝利がこんなに嬉しいなんて!懐かしくもあり、新鮮でもあるこの感覚(笑)。加えて言うなら、頑張っているのに報われない…ジワジワ追いつめられて、もうダメだ絶対ダメだと、思いかけた時、突如としてやってくる痛快な逆転劇。しかしエラーあり、ピンチありで、またまたキリキリと攻め立てられるも、好守やラッキーな真正面で辛くも逃げ切る。シナリオライターがいるのなら首を絞めてやりたくなるような脚本だ(笑)。
まあ若いところもボチボチ出てくるだろうから、こんなハズじゃなかったのに…という考え方さえ捨てちゃえば、意外と楽しめそうな気がしてきた(笑)。
1〜3番の打順をシャッフル。3番鳥谷をスーッと抜いて一番上に置いて、2番赤星、3番関本。いつか見たモノだけど、9番平野からの並びや、鳥谷本来の高出塁率への意識集中、チャンスメーク&チャンス拡大を赤星に頼らざるを得ない状況を考慮すると、こういうのもアリ。6回、マー君のノーヒットノーランを破った鳥谷の二塁打(HRまでほんのちょっと!惜しかった)の思い切り良いスイングや、8回下位から繋がった攻撃での1,2番連続バント攻撃なんかは、点にならなかったという結果はともかく、打順の変更から良いリズムが導かれたものだと思う。
安藤は3回先頭渡辺直に二塁打、小坂送りバントと草野犠飛で先制点を許す。3人の持ち味が生きた得点は、さすがノムさんのチームと唸らされた。草野に運ばれたのは安藤にとっては失投。しょうがないけどね。
でもその後は安藤よく粘った。球の力はそこそこでも辛抱して丹念にコントロールした。最大のピンチは7回ウラ足直撃のヒットと右前を食らって一死一三塁。嶋の初球にスクイズ、これを冷静にウォッチしてファール。次を空振りで2−0、ファールを挟んで、フォーク見送って2−1。次をスクイズ警戒のウェストして2−2。次の球は何?ノムさんの採った策は「奇策ゴロゴー」、三塁走者は打者のスイングに合わせてギャンブルスタートを切り、打者は最悪でもバットに当てて転がってくれれば1点。クラシカルなギャンブルプレー。フォーク見切り、ウェスト使い、ここはコントロールの良い安藤のこと、直球かスライダー、ストライクが外角いっぱいに来ると読んでの勝負手。しかしタイガースサイドの選択はもういっちょフォーク!これに嶋が空振り三振、飛び出した走者も挟殺してチェンジ!いやあ、あぶねあぶね。油断もスキもあったもんじゃねえかんね、あのじいさまは(笑)。
結果、逆転で勝利投手まで転がり込んで安藤はめでたしめでたし。狩野もナイスリード。
0−1、1点差を追う8回表。ピンチを切り抜けての逆転劇は6番DHの桧山から、浅く守る俊足好守のセンター鉄平の右を破った三塁打!カウント1−2からクビを振っての投球に、直球とヤマ張ってゴツン。ひーやん、ナイス!苦しい状況、辛抱の状況ではベテランが力を出すと信じての起用に答えた。
続く葛城に対して、田中は「ベストは三振、悪くても三振、絶対三振」とばかりにフォークの連投。しかし葛城良く低いところは見切って、2−2からついに甘くなった5球目フォークを前進守備のセカンド右を破るゴロヒット、同点!ウォーー!イクローーーよう打ったあああ!
無死一塁逆転すんどー!狩野初球セーフティ気味バントファール。2球目はバント構えから引いてボール。3球目はバスターでファール。数少ない打てそうな打者だから、良いんじゃない、そういうのも。カウント2−2まで持ってきて、5球目ここで真弓監督仕掛けた。一走葛城スタート、エンドランだ、しかしマー君必殺タテスラが低めに落ちる、狩野けんめいに下半身をためて対応、なんとかバットを遅らせてミート、打った上がった、どうだ、レフト追う、左中間破ったああ!走っていたイクローこれは帰って来る!逆転!おおお、狩野素晴らしい!あんなもん、今のうちの打線なら狩野以外全員空振り三振ゲッツーでおじゃんだったよ。ホントよう打ったわ。
よっしゃ、こうなりゃイケイケだ。たまにはイケイケやってみぃ。平野打った!センター前!3−1!いいぞおおお!はあはあ…(笑)。
マーKO、有銘。鳥谷のバントはそう悪くないと思ったが下が固いのか平野のスタートが悪かったのか、二塁らくちんアウト。しかし赤星のセーフティ気味に有銘焦ってお手玉。犠打エラーで一死一二塁。追加点にはならなかったが、ここらへんの戦術たたみかけは良かったと思う。関本もセーフティとかエンドランとかやればよかったのにと思った。
8ウラ。ジェフは最近良くなった。早めに手首を立てるような投げ方になって、制球が安定している。当たっている渡辺直にうまいこと二塁打されるも後続を二ゴロに抑えてチェンジ…と思った瞬間、なぜか前進してきた平野がジャグラー踊りを…。
いやな予感満載の中、山崎武の打球は悲鳴とともにライト右へ、イクロー走る走るフェンス手前でナイスキャッチ!死ぬかと思った(笑)。
9表。先頭新井四球ごっつぁん。しかし代走から出ている藤本、送れず打てず。最後上がったばかりのバルディリスが打ち上げて好機実らず。
9ウラ藤川登場。いきなり鉄平に中前クリーンヒット。さらに中村真には右中間を突破される、これが1バウンドでスタンドインしてエンタイトルになったのは好運。ノリを敬遠して満塁策。逆転の走者より、守りやすさ、併殺のプレッシャーを取った。代打憲史、初球フォーク良い当たり!しかしセカンドバルの正面!1アウト。中島中犠飛で2−3となりなお二死二三塁。はあなんとか頼むよ球児。最後は渡辺直人フォークを叩きつけて、高いバウンドのショートゴロ、鳥谷スピード送球間に合ってアウト試合終了。はあ良かった良かった。
(追記)変化球から入る組み立てがボールボールとなって、ヤマ張られて置くような直球を打たれる。すると今度は直球に自信が持てなくなって、投げる球がなくなっちゃう。苦しい登板だったが、それでも切り抜けてチームの勝利と自身のセーブをものにしたんだからね。こうやってちょっとずつでも良くなっていって欲しいよ。
で、ダ・カーポ、始めに戻る。ね、1勝がこんなに嬉しかったってワケがわかるってもらえるだろう(笑)。
まあ若いところもボチボチ出てくるだろうから、こんなハズじゃなかったのに…という考え方さえ捨てちゃえば、意外と楽しめそうな気がしてきた(笑)。
1〜3番の打順をシャッフル。3番鳥谷をスーッと抜いて一番上に置いて、2番赤星、3番関本。いつか見たモノだけど、9番平野からの並びや、鳥谷本来の高出塁率への意識集中、チャンスメーク&チャンス拡大を赤星に頼らざるを得ない状況を考慮すると、こういうのもアリ。6回、マー君のノーヒットノーランを破った鳥谷の二塁打(HRまでほんのちょっと!惜しかった)の思い切り良いスイングや、8回下位から繋がった攻撃での1,2番連続バント攻撃なんかは、点にならなかったという結果はともかく、打順の変更から良いリズムが導かれたものだと思う。
安藤は3回先頭渡辺直に二塁打、小坂送りバントと草野犠飛で先制点を許す。3人の持ち味が生きた得点は、さすがノムさんのチームと唸らされた。草野に運ばれたのは安藤にとっては失投。しょうがないけどね。
でもその後は安藤よく粘った。球の力はそこそこでも辛抱して丹念にコントロールした。最大のピンチは7回ウラ足直撃のヒットと右前を食らって一死一三塁。嶋の初球にスクイズ、これを冷静にウォッチしてファール。次を空振りで2−0、ファールを挟んで、フォーク見送って2−1。次をスクイズ警戒のウェストして2−2。次の球は何?ノムさんの採った策は「奇策ゴロゴー」、三塁走者は打者のスイングに合わせてギャンブルスタートを切り、打者は最悪でもバットに当てて転がってくれれば1点。クラシカルなギャンブルプレー。フォーク見切り、ウェスト使い、ここはコントロールの良い安藤のこと、直球かスライダー、ストライクが外角いっぱいに来ると読んでの勝負手。しかしタイガースサイドの選択はもういっちょフォーク!これに嶋が空振り三振、飛び出した走者も挟殺してチェンジ!いやあ、あぶねあぶね。油断もスキもあったもんじゃねえかんね、あのじいさまは(笑)。
結果、逆転で勝利投手まで転がり込んで安藤はめでたしめでたし。狩野もナイスリード。
0−1、1点差を追う8回表。ピンチを切り抜けての逆転劇は6番DHの桧山から、浅く守る俊足好守のセンター鉄平の右を破った三塁打!カウント1−2からクビを振っての投球に、直球とヤマ張ってゴツン。ひーやん、ナイス!苦しい状況、辛抱の状況ではベテランが力を出すと信じての起用に答えた。
続く葛城に対して、田中は「ベストは三振、悪くても三振、絶対三振」とばかりにフォークの連投。しかし葛城良く低いところは見切って、2−2からついに甘くなった5球目フォークを前進守備のセカンド右を破るゴロヒット、同点!ウォーー!イクローーーよう打ったあああ!
無死一塁逆転すんどー!狩野初球セーフティ気味バントファール。2球目はバント構えから引いてボール。3球目はバスターでファール。数少ない打てそうな打者だから、良いんじゃない、そういうのも。カウント2−2まで持ってきて、5球目ここで真弓監督仕掛けた。一走葛城スタート、エンドランだ、しかしマー君必殺タテスラが低めに落ちる、狩野けんめいに下半身をためて対応、なんとかバットを遅らせてミート、打った上がった、どうだ、レフト追う、左中間破ったああ!走っていたイクローこれは帰って来る!逆転!おおお、狩野素晴らしい!あんなもん、今のうちの打線なら狩野以外全員空振り三振ゲッツーでおじゃんだったよ。ホントよう打ったわ。
よっしゃ、こうなりゃイケイケだ。たまにはイケイケやってみぃ。平野打った!センター前!3−1!いいぞおおお!はあはあ…(笑)。
マーKO、有銘。鳥谷のバントはそう悪くないと思ったが下が固いのか平野のスタートが悪かったのか、二塁らくちんアウト。しかし赤星のセーフティ気味に有銘焦ってお手玉。犠打エラーで一死一二塁。追加点にはならなかったが、ここらへんの戦術たたみかけは良かったと思う。関本もセーフティとかエンドランとかやればよかったのにと思った。
8ウラ。ジェフは最近良くなった。早めに手首を立てるような投げ方になって、制球が安定している。当たっている渡辺直にうまいこと二塁打されるも後続を二ゴロに抑えてチェンジ…と思った瞬間、なぜか前進してきた平野がジャグラー踊りを…。
いやな予感満載の中、山崎武の打球は悲鳴とともにライト右へ、イクロー走る走るフェンス手前でナイスキャッチ!死ぬかと思った(笑)。
9表。先頭新井四球ごっつぁん。しかし代走から出ている藤本、送れず打てず。最後上がったばかりのバルディリスが打ち上げて好機実らず。
9ウラ藤川登場。いきなり鉄平に中前クリーンヒット。さらに中村真には右中間を突破される、これが1バウンドでスタンドインしてエンタイトルになったのは好運。ノリを敬遠して満塁策。逆転の走者より、守りやすさ、併殺のプレッシャーを取った。代打憲史、初球フォーク良い当たり!しかしセカンドバルの正面!1アウト。中島中犠飛で2−3となりなお二死二三塁。はあなんとか頼むよ球児。最後は渡辺直人フォークを叩きつけて、高いバウンドのショートゴロ、鳥谷スピード送球間に合ってアウト試合終了。はあ良かった良かった。
(追記)変化球から入る組み立てがボールボールとなって、ヤマ張られて置くような直球を打たれる。すると今度は直球に自信が持てなくなって、投げる球がなくなっちゃう。苦しい登板だったが、それでも切り抜けてチームの勝利と自身のセーブをものにしたんだからね。こうやってちょっとずつでも良くなっていって欲しいよ。
で、ダ・カーポ、始めに戻る。ね、1勝がこんなに嬉しかったってワケがわかるってもらえるだろう(笑)。