2009.06.07 Sunday
◇6月6日(土)阪神−オリックス最終戦(阪神3勝1敗、14時、甲子園、46792人)
オリク 000 000 000−0
阪 神 001 312 00×−7
【オリックス】●ボーグルソン(0勝2敗) 川越 清水 鴨志田 レスター
【阪神】○福原(3勝4敗)
土曜日は中国語で「星期六」だから昨日は「666」のオーメンの日だったんやね、ダミアン。そんなこと言っても今日び誰にも伝わりませんぜダンナ(笑)。でも悪魔の子どころか「天使のブラ」ちゃん効果で3連勝だもんね、うっしっし(笑)。
Bs打線が弱っていたというのは大いにあったと思うけど、福原が素晴らしかったのは間違いなし。ただその素晴らしさがテレビではわかりにくい。相変わらずダイナミックさが失われた、タメのない投げ方。直球の球速が130km/h台の時も多々あった。確かにカーブとの緩急というのはある。しかしそれよりもフォームの見た目や、スピードガンの表示に比べてずっと球が速いのだと思う。それほど、気圧されたような見逃しや、振り遅れが目立っていた。球児の速球とまでは言わなくとも、ボールにスピンがかかっていて、終速が落ちず、伸びてくるような錯覚を起こしていたのではなかろうか。
たくさん球種のある投手だが、この速球をベースに消極的な打者たちをどんどん追い込んで、見逃し、空振り、三振の山を築いた。前日に引き続き、狩野も上手いこと攻めていた。とにかく文句なしの完封勝利おめでとう、福原ナイスピー。
でも西村はアンラッキーだったなぁ。福原が中盤あたりまでで1点でも失っていれば、最後1イニングくらい登板のチャンスがあっただろうに。今日もまたそんな展開になったら良いけど、ちょっと相手が違うか。
そう、先発全員安打も余裕の勝利も本当に素晴らしかったんだけど、相手がなぁ…ボギーだもんなぁ。そういう言い方は不謹慎だけど、どうしても「身内」のような気になっちゃう。良い球あるのに、走者にイライラ、連打が止まらないクセは相変わらずやなぁ(笑)なんてね。もう今年は当たらないだろうから気軽に言うけど、来年も日本でプレーできるよう、これから頑張りや。健闘を祈るぞ。
気持ち良いシーンのたくさんあった試合だけど、見事に先制した3回と、連打でドカッと追加点を奪った4回の攻撃が本当に良かったね。
3回は、先頭狩野が追い込まれながら誘い球を見極め、カウントを整えて甘い球を投手足元へのセンター前。タイミングの取り方が上手く、振りが速い。この日もクリーンヒットを重ねて再び打率は上昇、気づけば3割目前。規定打席以上では、金本を抜いてチーム1位になっちゃった。しかし同時に「キャッチャーフライ問題」が浮上。なかなか全部揃わない狩野捕手であった(笑)。
しかしこの無死の走者を福原送れずバントフライ、鳥谷もしょーもないポップで二死まで釘付け。ここで赤星の2球目に狩野が盗塁を決め、3球目に赤星レフト前ヒットで先制点。さらには続く関本の2球目に赤星が盗塁成功、ここで関本にもタイムリーが出ればなお良かったけれど、まあそこまではね。しかし、このアグレッシブで、ダイナミックな戦術がこの試合の下地になった。ここまで拙い点を指摘されることもある真弓采配ではあるが、走者を動かしていく取り組みは一貫しており、評価すべき点だ。チームの下地となっていくことを願う。
4回は先頭金本が珍しく初球のカーブを打って投ゴロ。打ち損じだろうが、ここにチームとしての方針が見えた。「ファーストストライク強打」のチームオーダーが出ていたのか、それともここのところ芽生えてきた「積極打法」に自然と意思統一されたのか、どちらかはわからないが、何か「今だ!」と見えるようなスイングだった。あくまで打ち損じたけど(笑)。
新井は1−1からの3球目を強く引っ張って三遊間真っ二つ。さあブラゼル、初球外真っ直ぐを素直に弾き返してレフト前へ。本人弁「相手セカンドが(二塁)ベースに寄っていたので、もしかしたら(一、二塁間を)抜けるかなと思った。結果オーライ」…ツキだ、単なるツキだ…(笑)。一死一二塁でリン、これまた初球を引っ張り一二塁間を破る、新井生還2−0!さらに狩野も初球センター前!一死満塁。このブラゼル、林、狩野の初球打ち3連打、いずれもそんなに悪いコースのボールじゃない。それでも、「打てる球が来れば初球から行くんじゃあ!」という気合がヒットにさせている。これが大正解だった。ここでボーグルソンは、カッカするのを抑えるべく、とにかく打たれるのは仕方ないからコースを間違えないように投げようとしている。消極的な投手には積極打法が勝つ。実にうまいことめぐった。
まあ後はおまけみたいな点が入った。そういうのもすべて「うまいめぐり」。今日からは強敵が相手だけど、めぐりの上昇気運は我にあり。ノリノリで行こうぜ!
Bs打線が弱っていたというのは大いにあったと思うけど、福原が素晴らしかったのは間違いなし。ただその素晴らしさがテレビではわかりにくい。相変わらずダイナミックさが失われた、タメのない投げ方。直球の球速が130km/h台の時も多々あった。確かにカーブとの緩急というのはある。しかしそれよりもフォームの見た目や、スピードガンの表示に比べてずっと球が速いのだと思う。それほど、気圧されたような見逃しや、振り遅れが目立っていた。球児の速球とまでは言わなくとも、ボールにスピンがかかっていて、終速が落ちず、伸びてくるような錯覚を起こしていたのではなかろうか。
たくさん球種のある投手だが、この速球をベースに消極的な打者たちをどんどん追い込んで、見逃し、空振り、三振の山を築いた。前日に引き続き、狩野も上手いこと攻めていた。とにかく文句なしの完封勝利おめでとう、福原ナイスピー。
でも西村はアンラッキーだったなぁ。福原が中盤あたりまでで1点でも失っていれば、最後1イニングくらい登板のチャンスがあっただろうに。今日もまたそんな展開になったら良いけど、ちょっと相手が違うか。
そう、先発全員安打も余裕の勝利も本当に素晴らしかったんだけど、相手がなぁ…ボギーだもんなぁ。そういう言い方は不謹慎だけど、どうしても「身内」のような気になっちゃう。良い球あるのに、走者にイライラ、連打が止まらないクセは相変わらずやなぁ(笑)なんてね。もう今年は当たらないだろうから気軽に言うけど、来年も日本でプレーできるよう、これから頑張りや。健闘を祈るぞ。
気持ち良いシーンのたくさんあった試合だけど、見事に先制した3回と、連打でドカッと追加点を奪った4回の攻撃が本当に良かったね。
3回は、先頭狩野が追い込まれながら誘い球を見極め、カウントを整えて甘い球を投手足元へのセンター前。タイミングの取り方が上手く、振りが速い。この日もクリーンヒットを重ねて再び打率は上昇、気づけば3割目前。規定打席以上では、金本を抜いてチーム1位になっちゃった。しかし同時に「キャッチャーフライ問題」が浮上。なかなか全部揃わない狩野捕手であった(笑)。
しかしこの無死の走者を福原送れずバントフライ、鳥谷もしょーもないポップで二死まで釘付け。ここで赤星の2球目に狩野が盗塁を決め、3球目に赤星レフト前ヒットで先制点。さらには続く関本の2球目に赤星が盗塁成功、ここで関本にもタイムリーが出ればなお良かったけれど、まあそこまではね。しかし、このアグレッシブで、ダイナミックな戦術がこの試合の下地になった。ここまで拙い点を指摘されることもある真弓采配ではあるが、走者を動かしていく取り組みは一貫しており、評価すべき点だ。チームの下地となっていくことを願う。
4回は先頭金本が珍しく初球のカーブを打って投ゴロ。打ち損じだろうが、ここにチームとしての方針が見えた。「ファーストストライク強打」のチームオーダーが出ていたのか、それともここのところ芽生えてきた「積極打法」に自然と意思統一されたのか、どちらかはわからないが、何か「今だ!」と見えるようなスイングだった。あくまで打ち損じたけど(笑)。
新井は1−1からの3球目を強く引っ張って三遊間真っ二つ。さあブラゼル、初球外真っ直ぐを素直に弾き返してレフト前へ。本人弁「相手セカンドが(二塁)ベースに寄っていたので、もしかしたら(一、二塁間を)抜けるかなと思った。結果オーライ」…ツキだ、単なるツキだ…(笑)。一死一二塁でリン、これまた初球を引っ張り一二塁間を破る、新井生還2−0!さらに狩野も初球センター前!一死満塁。このブラゼル、林、狩野の初球打ち3連打、いずれもそんなに悪いコースのボールじゃない。それでも、「打てる球が来れば初球から行くんじゃあ!」という気合がヒットにさせている。これが大正解だった。ここでボーグルソンは、カッカするのを抑えるべく、とにかく打たれるのは仕方ないからコースを間違えないように投げようとしている。消極的な投手には積極打法が勝つ。実にうまいことめぐった。
まあ後はおまけみたいな点が入った。そういうのもすべて「うまいめぐり」。今日からは強敵が相手だけど、めぐりの上昇気運は我にあり。ノリノリで行こうぜ!