2009.06.23 Tuesday
西鉄ライオンズ黄金期の正捕手で、タイガースでも二軍監督などを務めた和田博実さんが逝去(スポニチ)。
西鉄身売り時に引退してからもずっとライオンズで現場指導者。タイガースへは93年からフロントとして。95年ヘッドコーチで現場復帰、97〜98は二軍監督を務めた。中村→藤田の監督交代劇や、どん底の第三次吉田内閣というチームの辛い時期を支えていた。
個人的に直接的な思い出はほとんどないけれど、ごくたまに聞いた放送の解説からは穏やかで温かい人柄が伝わってきた。合掌。
オールスターのファン投票が締め切り(リンク)。
これに投票用紙の残り分が加えられて集計される。そこでけっこうひっくり返ったりもするが、タイガースでは藤川と金本だけが圏内で、他はまったく引っかかりそうにない。当然。
選手投票で拾われる者もいないだろうし、監督推薦も…あってポジション別で打率首位の狩野くらいか。ま、しゃあないね。
交流戦、他球場の映像を見た時、カープ戦を中心に盛況な雰囲気を感じた。タイガース戦の空席の多さを感じていたからなおさらかも知れない。データでも裏付けされたようで、タイガース戦の落ち込みについてはこちら(スポニチ)。他球団の伸びについてはこちら(サンスポ)。
ひんぱんに球場に足を運ぶファンは、ピラミッドの頂点に立つ、球団にとっての最優良顧客。それが減っているということは、その下層にいる「たまに球場に行くファン」、「主にテレビ観戦のファン」、さらには「試合結果だけは追っているファン」は、もっともっと減っているのだと思う。
これらの記事を読んで特に思うことは、予算に応じて、的確なチーム運営をしている(ような印象のある)チームが、そこそこの成績を残し、それに従ってファンの熱や動員も増えているように思うということ。それはひょっとしたら波のような周期があることなのかも知れないけれど、ファンと選手たちの一体感が現場成績、経営成績、顧客満足、すべてアップの好循環を生んでいるのだろう。
タイガースもここ数年は、そういうものを武器に伸びてきたのだけれど、経営とファンとの間に少しずつ少しずつ隙間が出来て、その大きくなってしまった隙間に、現場の成績がストンと落っこちてしまったような感じがする。だから経営には、現在の稼げる手法が顧客満足度と無縁のところにあることを認識して、原始的な顧客満足度向上に立ち帰ってコツコツやりはじめて欲しいと思うのだ。
個人的に直接的な思い出はほとんどないけれど、ごくたまに聞いた放送の解説からは穏やかで温かい人柄が伝わってきた。合掌。
オールスターのファン投票が締め切り(リンク)。
これに投票用紙の残り分が加えられて集計される。そこでけっこうひっくり返ったりもするが、タイガースでは藤川と金本だけが圏内で、他はまったく引っかかりそうにない。当然。
選手投票で拾われる者もいないだろうし、監督推薦も…あってポジション別で打率首位の狩野くらいか。ま、しゃあないね。
交流戦、他球場の映像を見た時、カープ戦を中心に盛況な雰囲気を感じた。タイガース戦の空席の多さを感じていたからなおさらかも知れない。データでも裏付けされたようで、タイガース戦の落ち込みについてはこちら(スポニチ)。他球団の伸びについてはこちら(サンスポ)。
ひんぱんに球場に足を運ぶファンは、ピラミッドの頂点に立つ、球団にとっての最優良顧客。それが減っているということは、その下層にいる「たまに球場に行くファン」、「主にテレビ観戦のファン」、さらには「試合結果だけは追っているファン」は、もっともっと減っているのだと思う。
これらの記事を読んで特に思うことは、予算に応じて、的確なチーム運営をしている(ような印象のある)チームが、そこそこの成績を残し、それに従ってファンの熱や動員も増えているように思うということ。それはひょっとしたら波のような周期があることなのかも知れないけれど、ファンと選手たちの一体感が現場成績、経営成績、顧客満足、すべてアップの好循環を生んでいるのだろう。
タイガースもここ数年は、そういうものを武器に伸びてきたのだけれど、経営とファンとの間に少しずつ少しずつ隙間が出来て、その大きくなってしまった隙間に、現場の成績がストンと落っこちてしまったような感じがする。だから経営には、現在の稼げる手法が顧客満足度と無縁のところにあることを認識して、原始的な顧客満足度向上に立ち帰ってコツコツやりはじめて欲しいと思うのだ。