2009.06.26 Friday
一番印象に残ったのは太陽のシュート。ノミの心臓を差し引いても使い道のある球だと思った。
架空の設定。20XX年、タイガース先発若竹はジャイアンツ戦初挑戦。「初物特典」をうまく利用して5回終わって2−1とリードしている。しかし6回に入ってやや疲れたか、二死から二塁打、四球で二死一二塁、打席に好調の坂本。ここで投手交代、ベテランリリーフ藤田太陽。藤田は内角高めを得意のシュートでグイグイ攻め込み3球勝負、最後はどん詰まりの遊飛で仕留めた!
なーんてね(笑)。つまり藤田太陽を見ていて思ったのはこういうこと。選手の個性を見抜き、必要な課題とドリルを与え、その個性を活用できる指導体制が必要だ。タイガースはその部分があまりにも弱い。
それはレギュラーを若手に切り換えろといった乱暴な話ではなく、それぞれの世代がそれぞれのレベルで一つ上のステップにチャレンジしろ、チャレンジさせろということ。失敗を繰り返しても、ブレることなく、それぞれに必要な経験を、設計されたバランス配分の中で供給しろということ。この設計の部分が、タイガースは弱すぎるのではないかと感じている。出たとこ勝負を繰り返しているだけに感じてしまう。すぐに目に見えてしまう「ゼニの問題」に敏感すぎるのではないかなぁ。
「絶対不敗の日々」もおしまい。今日からペナント再開、「また負けるかも知れない日々」が始まる(笑)。でもやっぱりないよりあった方が良いね。
十数年前なら5位は「目標」だったけど(笑)、今年の5位は想定外。もちろん勝負事だからなんだってありうるのだけれど、やっぱり「格差社会」のセ・リーグで、タイガースの事業規模を考えれば、5位を想定内というワケにはいかない。
ただし去年と今年が世代交代の過渡期であるという認識は多くの人が持っていたこと。だから、ひとえにそれが上手くいっていないということなのだ。今季の上昇を優先させるか、来季へのステップを重視するか。実はそれはどっちも大差はなく、「次世代の戦力化」を、地道に、的確に、速やかに行っていくことに他ならない。
さあまだ中盤の入り口。タイガースがやるべきことをやれるか、基本的に温かく、時には熱く、時には冷ややかに見守っていきたいと思う。
架空の設定。20XX年、タイガース先発若竹はジャイアンツ戦初挑戦。「初物特典」をうまく利用して5回終わって2−1とリードしている。しかし6回に入ってやや疲れたか、二死から二塁打、四球で二死一二塁、打席に好調の坂本。ここで投手交代、ベテランリリーフ藤田太陽。藤田は内角高めを得意のシュートでグイグイ攻め込み3球勝負、最後はどん詰まりの遊飛で仕留めた!
なーんてね(笑)。つまり藤田太陽を見ていて思ったのはこういうこと。選手の個性を見抜き、必要な課題とドリルを与え、その個性を活用できる指導体制が必要だ。タイガースはその部分があまりにも弱い。
それはレギュラーを若手に切り換えろといった乱暴な話ではなく、それぞれの世代がそれぞれのレベルで一つ上のステップにチャレンジしろ、チャレンジさせろということ。失敗を繰り返しても、ブレることなく、それぞれに必要な経験を、設計されたバランス配分の中で供給しろということ。この設計の部分が、タイガースは弱すぎるのではないかと感じている。出たとこ勝負を繰り返しているだけに感じてしまう。すぐに目に見えてしまう「ゼニの問題」に敏感すぎるのではないかなぁ。
「絶対不敗の日々」もおしまい。今日からペナント再開、「また負けるかも知れない日々」が始まる(笑)。でもやっぱりないよりあった方が良いね。
十数年前なら5位は「目標」だったけど(笑)、今年の5位は想定外。もちろん勝負事だからなんだってありうるのだけれど、やっぱり「格差社会」のセ・リーグで、タイガースの事業規模を考えれば、5位を想定内というワケにはいかない。
ただし去年と今年が世代交代の過渡期であるという認識は多くの人が持っていたこと。だから、ひとえにそれが上手くいっていないということなのだ。今季の上昇を優先させるか、来季へのステップを重視するか。実はそれはどっちも大差はなく、「次世代の戦力化」を、地道に、的確に、速やかに行っていくことに他ならない。
さあまだ中盤の入り口。タイガースがやるべきことをやれるか、基本的に温かく、時には熱く、時には冷ややかに見守っていきたいと思う。