自称阪神タイガース評論家（跡地）

新潟新球場のこけら落としに水を差し、さらには願い事を胸に七夕の夜空を見上げた全国の子どもたちをがっかりさせた。阪神球団はこの責任をどう考えているのだろうか。杉山も杉山である。この時期毎年渇水が心配される四国への出向を願い出るなど、やるべきことがあるのではないか。本日新潟での２戦目が無事開催されることを願うばかりだ（本当は分が悪いから中止でもいいけどｗ）。

◇７月７日（火）広島−阪神１０回戦（阪神６勝４敗、１８時、ハードオフ新潟、２９６５３人）
阪　神　０００　００１　０００−１
広　島　０００　０２４　０２×−８
【阪神】●福原（３勝７敗）　江草　渡辺　桟原
【広島】○斉藤（５勝６敗）　小松　青木勇

　なーんつって本当のことを言うと、試合の映像はまだ１秒も見ていない。新球場がどんなにきれいなのかとか、それぞれのエラーがどんなだったのかとか、後でちゃんと見るけどね。というのも、月曜に仕事の書類作りが間に合わなくて徹夜しちゃったから。ブログで徹夜はあるけど（笑）、仕事で徹夜なんて１０年ぶりくらいかな。そういえばブログで徹夜もしばらくないねえ。震えるような感動で、この感動を書き留めておきたい、書いていると感情がこみ上げて、涙が出て来て、いつまでも書いていたくなる…そんな試合が出て来そうな予感もないねぇ。でもそういうのって突然どかーんと出て来たりもするから、気は抜けない。こんなチーム状態でもまじめに見ている人だけがそういう時のとんでもない感動を味わう権利を有するのだ。そう思うとこの修業のような日々もありがたく思えてくるのだ。思えて来ない？あ、そう。そら失礼した（笑）。

　だからまあその見てないのだ。見るよ、見るけど、まだ見てない。早めに家に帰ったらすでにテレビは家族に占拠されていたからラジオで聞いてはいた。夕飯食べて横になってラジオを聞いていたら程なく気を失った。でも時々絶叫が耳に入ってきたような気もする。「捕れない！」とか「落とした！」とか「阪神またエラー」とか、気を失いながらも聞いていた。まあ都合良かったとも言えるけどね（笑）。

　ただ一言。首脳陣にバルディリスの外野守備についてとやかく言う資格なんてないよ。例えて言うなら、小宮山捕手をショートで先発させてエラーして、「捕らなあかんよ。チャンスを与えてるんだから」と言っているのと変わらない。「プロとして」なんて発言するなら、「プロの指導者として」の自分を省みてからだと思う。

　それと、「１点差リード」と「１点差ビハインド」の投手起用が一緒のままでは、長期的、安定的な上昇は見込めない。「今はなんとか」「この時期だけ踏ん張って」では、結局いつまでたっても「その先」がやってこないのではないか。「接戦向けリリーフ」でくくってしまうと、登板過多→調子崩れ→モチベーション不良のリスクが高くなる。加えて、それ以外のリリーフ投手が大差の「敗戦処理」でしか使わないってことになっちゃうことにも問題がある。筒井よう投げた、桟原よう投げた、のその後は、２点差、１点差のビハインドでも投げさせなきゃ。経験を積ませるっていうのはそういうことだろう。たのんます。