2009.08.17 Monday
しっかし、HP見ても良くわからないし、問い合わせ先も明記されていない。わかりにくい。せっかく良い催しなのに、そういうところがダメやねんNPB。
こんなシーズンの9月、ベイスターズ戦の一塁アルプス席なら、入手もそんなに苦労しないかもしれないけれど、ただでくれるなら嬉しいね。今年も「ナイスシルバーデー」ペアでご招待やってるよ。詳しくは球団HP。
3回続けて首位G戦勝ち越し。そろそろ去年〜今年前半の逆、「対巨人○連勝!」ってヤツを始めたろうやないの。なんて調子に乗らずに、謙虚に行こうか。所詮は5位なんやし(笑)。
大連敗中の下柳を5回でスパッと代えた判断が吉と出た。回が進むとやっぱり不安が募ってくるだろうからね。その後の継投は、攻撃との絡みもあって前倒し前倒しとなったけれど、東京居続け翌日休みのデーゲームだから登板スカスカの藤川に少々無理させても無理の内に入らなかろう。
下柳はラミレスと亀井に目の覚めるような一発を浴びた。どちらも失投と言えた。でもこの2本のソロがかえって良かったね。どんだけ飛ばされようと、力を見せつけられようと、ソロはソロ、1点は1点。この残像が影響して、パワーヒッターたちが力んでくれたり、ちょっと難しい球を無理して振り回してくれたようにも思う。3回阿部の「あわや同点3ラン」なんてのは、打つ方がHRを意識していた部分があったと思う。とはいえ、コントロールの面で本来の下柳からはまだ遠いと思うので、連敗ストップに気を良くして欲しい。
この日もエラーを足掛かりに大量点に繋げた。イヤらしくて良い。3回先頭赤星の平凡すぎる二ゴロを木村拓が非凡にスルー。ライト谷が「何やっとんねん」とゆるゆる詰めてくるのを見た赤星は一塁をカックンと曲がって急加速、谷慌てて拾って急いで送球するも赤星二塁セーフ。この日は三振三振また三振の赤星だったけど、一粒で二度おいしいビッグプレーだった。
平野がちょっとでも間違えばセーフになる三塁線セーフティ送りバントで一死三塁、好調鳥谷、低めのスライダーに下半身を柔らかく使って合わせて、苦もなく左前タイムリーで1−1同点。チャンスとか、勝負所で、迷いなく振れているのが良いね。
さらに金本が泳ぎながらの中前で繋いだが、新井が中飛を上げて二死。前日、そしてこの日の第1打席と、好機でクルリンのブラゼルが打席。
初球絶対に届かないスライダーをなんとか振らずに我慢する。これを我慢できるとブラゼル圧倒的有利。投手は「さすがに完全なボールでは見送られる」とインプットするから。もしこれを振ってしまえばブラゼル圧倒的不利。「ストライク投げることないな」と投手に見透かされる。なんたってこれだけボールばっかり投げられているのに、今季四球を3つしか取っていない打者なんだから、ストライク投げなくて良いはずなのにね。この日の高橋尚は本人曰く調子が良かったとのことだが、ブラゼルへの2球目は明かな失投。膝元へ落とすべきシンカーがど真ん中へ。ブラゼルこれを逃さず強振。芯に当たった打球は一瞬にして右翼席に消えた。たぶんまだ上昇カーブを描いている途中でスタンドに届いてしまったんじゃないかと思わせるような打球だった。Gサイドからすれば、ちゃんと投げておけば同点止まりですんだはず、エラー絡み、やらずもがなの4点。Tサイドから見れば、うっぷんたまりまくりのブラゼル大噴火で一挙4点大逆転!
その後中継ぎの木村正に抑えられてゲームは沈静。こっちも江草、アッチソンがしっかりゲームを固めた。
投手3番手豊田。8回の追加点は新井のポテン二塁打から。送球もしてないのにヘッドスライディングでガッツを見せてくれたのは良いけれど、ブラゼルのあわやHRのセンターフェンス上部ダイレクトで帰ってこれない走塁はペケ。ジャンピングキャッチに行く者、クッションをすぐ処理する者の分業による好守備は認めるけど、普通のハーフウエーで帰れないかね。桧山三振、矢野敬遠の後、高橋光(代打葛城→投手藤田→代打の代打でミツ)が前進守備の三塁の頭をワンバウンドで越えるタイムリーを打ってくれたから良かったようなものの、もしこの回無得点ならえらいことだった。
しかしこの日の真の勝因は守備。4−2の2点差なんて東京ドームじゃ、あってないようなもん。3回阿部の「センターオーバーフェン直」をジャンピングキャッチした赤星、5回二死一塁キムタクの三遊間を横っ飛び二塁封殺した鳥谷、7回俊足松本の投手の頭越に叩きつけた「コースヒット」をダッシュからムダのない動きで一塁アウトにした平野のジャンピングスロー、8回球児が苦手ラミレスに打たせたフラフラ一邪飛、フェンスに体をもたせかかり、出っ張り席のグラブ持った客を押しのけてキャッチ、そのままスタンドに入りながらもボールを落とさなかったブラゼルのガッツ溢れるプレー。ホームラン、二塁打ももちろん大きかったけど、このプレーもすごく大きかった。子どもが生まれるらしいけど、帰らないんだ。ありがたいわ。
向こうへ行ってもおかしくない試合の流れを渡さなかった、どれも素晴らしいプレーだった。 情けない守りで情けない負け試合が多かったから、こうやってガッチリ守り勝った試合はたまらなく嬉しい。
3〜6番がマルチヒット、矢野は復帰後スタメンマスク初勝利(盗塁まで決めちゃった)、シモも久々勝利で、火曜夜まで良い気分でいられるわ(笑)。
こんなシーズンの9月、ベイスターズ戦の一塁アルプス席なら、入手もそんなに苦労しないかもしれないけれど、ただでくれるなら嬉しいね。今年も「ナイスシルバーデー」ペアでご招待やってるよ。詳しくは球団HP。
◇8月16日(日)巨人−阪神18回戦(巨人9勝7敗2分、14時1分、東京ドーム、44924人)
阪 神 004 000 010―5
巨 人 010 100 000―2
【阪神】○下柳(6勝8敗) 江草 アッチソン S藤川(14セーブ)
【巨人】●高橋尚(5勝5敗) 木村正 豊田 藤田 野間口
[本塁打] ラミレス18号(巨) ブラゼル10号(神) 亀井19号(巨)
3回続けて首位G戦勝ち越し。そろそろ去年〜今年前半の逆、「対巨人○連勝!」ってヤツを始めたろうやないの。なんて調子に乗らずに、謙虚に行こうか。所詮は5位なんやし(笑)。
大連敗中の下柳を5回でスパッと代えた判断が吉と出た。回が進むとやっぱり不安が募ってくるだろうからね。その後の継投は、攻撃との絡みもあって前倒し前倒しとなったけれど、東京居続け翌日休みのデーゲームだから登板スカスカの藤川に少々無理させても無理の内に入らなかろう。
下柳はラミレスと亀井に目の覚めるような一発を浴びた。どちらも失投と言えた。でもこの2本のソロがかえって良かったね。どんだけ飛ばされようと、力を見せつけられようと、ソロはソロ、1点は1点。この残像が影響して、パワーヒッターたちが力んでくれたり、ちょっと難しい球を無理して振り回してくれたようにも思う。3回阿部の「あわや同点3ラン」なんてのは、打つ方がHRを意識していた部分があったと思う。とはいえ、コントロールの面で本来の下柳からはまだ遠いと思うので、連敗ストップに気を良くして欲しい。
この日もエラーを足掛かりに大量点に繋げた。イヤらしくて良い。3回先頭赤星の平凡すぎる二ゴロを木村拓が非凡にスルー。ライト谷が「何やっとんねん」とゆるゆる詰めてくるのを見た赤星は一塁をカックンと曲がって急加速、谷慌てて拾って急いで送球するも赤星二塁セーフ。この日は三振三振また三振の赤星だったけど、一粒で二度おいしいビッグプレーだった。
平野がちょっとでも間違えばセーフになる三塁線セーフティ送りバントで一死三塁、好調鳥谷、低めのスライダーに下半身を柔らかく使って合わせて、苦もなく左前タイムリーで1−1同点。チャンスとか、勝負所で、迷いなく振れているのが良いね。
さらに金本が泳ぎながらの中前で繋いだが、新井が中飛を上げて二死。前日、そしてこの日の第1打席と、好機でクルリンのブラゼルが打席。
初球絶対に届かないスライダーをなんとか振らずに我慢する。これを我慢できるとブラゼル圧倒的有利。投手は「さすがに完全なボールでは見送られる」とインプットするから。もしこれを振ってしまえばブラゼル圧倒的不利。「ストライク投げることないな」と投手に見透かされる。なんたってこれだけボールばっかり投げられているのに、今季四球を3つしか取っていない打者なんだから、ストライク投げなくて良いはずなのにね。この日の高橋尚は本人曰く調子が良かったとのことだが、ブラゼルへの2球目は明かな失投。膝元へ落とすべきシンカーがど真ん中へ。ブラゼルこれを逃さず強振。芯に当たった打球は一瞬にして右翼席に消えた。たぶんまだ上昇カーブを描いている途中でスタンドに届いてしまったんじゃないかと思わせるような打球だった。Gサイドからすれば、ちゃんと投げておけば同点止まりですんだはず、エラー絡み、やらずもがなの4点。Tサイドから見れば、うっぷんたまりまくりのブラゼル大噴火で一挙4点大逆転!
その後中継ぎの木村正に抑えられてゲームは沈静。こっちも江草、アッチソンがしっかりゲームを固めた。
投手3番手豊田。8回の追加点は新井のポテン二塁打から。送球もしてないのにヘッドスライディングでガッツを見せてくれたのは良いけれど、ブラゼルのあわやHRのセンターフェンス上部ダイレクトで帰ってこれない走塁はペケ。ジャンピングキャッチに行く者、クッションをすぐ処理する者の分業による好守備は認めるけど、普通のハーフウエーで帰れないかね。桧山三振、矢野敬遠の後、高橋光(代打葛城→投手藤田→代打の代打でミツ)が前進守備の三塁の頭をワンバウンドで越えるタイムリーを打ってくれたから良かったようなものの、もしこの回無得点ならえらいことだった。
しかしこの日の真の勝因は守備。4−2の2点差なんて東京ドームじゃ、あってないようなもん。3回阿部の「センターオーバーフェン直」をジャンピングキャッチした赤星、5回二死一塁キムタクの三遊間を横っ飛び二塁封殺した鳥谷、7回俊足松本の投手の頭越に叩きつけた「コースヒット」をダッシュからムダのない動きで一塁アウトにした平野のジャンピングスロー、8回球児が苦手ラミレスに打たせたフラフラ一邪飛、フェンスに体をもたせかかり、出っ張り席のグラブ持った客を押しのけてキャッチ、そのままスタンドに入りながらもボールを落とさなかったブラゼルのガッツ溢れるプレー。ホームラン、二塁打ももちろん大きかったけど、このプレーもすごく大きかった。子どもが生まれるらしいけど、帰らないんだ。ありがたいわ。
向こうへ行ってもおかしくない試合の流れを渡さなかった、どれも素晴らしいプレーだった。 情けない守りで情けない負け試合が多かったから、こうやってガッチリ守り勝った試合はたまらなく嬉しい。
3〜6番がマルチヒット、矢野は復帰後スタメンマスク初勝利(盗塁まで決めちゃった)、シモも久々勝利で、火曜夜まで良い気分でいられるわ(笑)。