2009.08.26 Wednesday
8/24水田抹消で、8/25二軍で打ちまくりの藤本を登録。
二軍戦、高橋勇丞が9回ウラ起死回生の代打同点HR(今季2号)。10回ウラも岡崎が同点HR。勇丞、今季一軍デビュー見たいね。
柴田、上本、バルディリスも元気に二軍戦に復帰している。杉山、石川、久保田は、(記録的には)お呼びがかかるような内容じゃないのかな。
あまり良い試合展開じゃなかった。相手の守備のミスに乗じて先制はしたものの、2回は無死の走者釘付け、4,5回と併殺を食らって、6回の上位打線も不発で、ついに勝ち越されてしまう。鳥谷の好守もあったけど、平野のアウトカウント間違い(ゲッツーコースなのに一塁送球して、引き上げようとしちゃった。後続断って良かったけど)なんかもあって、なんともイヤな雰囲気だった。
6回ウラ一死一塁、そこまで丁寧に丁寧に、粘りの投球をしてきた安藤が、伏兵藤田に勝ち越し2ランを打たれる。初球、左打者にインサイドを引っ張らせて右にファールを打たせる予定が、真ん中高めに抜けて、上手いことレフトスタンドに放り込まれてしまう。2回に喫した佐伯の同点HRも、やはり高めに抜けた球。丁寧に低めをついて試合を作るのに、失投をやられて試合を失いかねない状況にしてしまう。安藤に求められているものからすればいささか物足りない。ローテを守って、イニングを埋めている点で、間違いなく貢献度は高いんだけどね。
リードを奪われた7回ウラのマウンドには金村曉。先頭絶不調中の吉村に久々のクリーンヒットを許し、続く石川には絶妙の三塁線セーフティバントを決められて無死一二塁。ここからがこの試合の勝負のアヤ。8番細山田に命じた送りバントが投前で三塁封殺。さらには先発寺原をそのまま打席に送り犠打を試みるも、捕手前でまたも三塁封殺。何もできずに二死となって、さらに寺原が一塁に残るという最悪の展開。ここを無失点でしのげば、タイガース8回表は上位打線、一気に流れが変わりそう。
ここで投手交代、金村曉→江草。いやあ、これってつまり、「あとちょっとで金村曉虎初勝利だったのにーの法則」を上手く活用したってこと?これを上手く使えば、チームは逆転勝利確実(でも金村に勝ちはつかない)ってこと?この日も妙手になったね(笑)。
8回表の逆転劇は、そこまで精細を欠いていた赤星の左線二塁打から。鳥谷がじっくり四球を選んで、金本の当たりは「行くか?行くか?」滞空時間の長いの右越えフェンス直撃。しかし二走赤星判断悪く本塁をつけない。シングルとなって無死満塁。新井が左犠被で2−3と1点差に迫って一死一二塁。なんでこういう時に右飛を打たないの?あれだけライトフライしか打てそうにない打ち方だったのに…不思議な方(笑)。
しかしブラゼルへの投球ワンバウンド一塁側に弾くスキに二走鳥谷は三塁へ、一死一三塁。しかしブラゼル三振で二死。さあ桜井頼む!ここで金本が二盗を決めて二死二三塁!打者に集中する場面ではあるが、逆転の走者に対して無警戒なベイは脇が甘かった。さあ広大頼んだぞ!そして桜井広大は頼まれてくれた!カウント1−3からの5球目、低めのカーブを強引に引っ張り込むと、打球は際どく三塁線を破る!逆転2点タイムリー二塁打!
一つの出塁、一つの進塁、良いところも甘いところもあったタイガースのこの回の攻撃。ベイ守りの悪さにも助けられたが、とにかく桜井のこの一打がチームを救った。桜井はチームを救える打者になってきた。そういう目でこの攻撃を振り返ると、すべては桜井に決めさせるためにあったと思えてくる。桜井は、その運命に挑むべき男なのだと思う。
アッチソン、藤川が落ち着いて試合を締めくくり、必死必死で3連勝。もっと気の締まった試合ができるはず。もっとアグレッシブになれるはず。チーム全体で上向いて行きたい。
二軍戦、高橋勇丞が9回ウラ起死回生の代打同点HR(今季2号)。10回ウラも岡崎が同点HR。勇丞、今季一軍デビュー見たいね。
柴田、上本、バルディリスも元気に二軍戦に復帰している。杉山、石川、久保田は、(記録的には)お呼びがかかるような内容じゃないのかな。
◇8月25日(火)横浜−阪神16回戦(阪神11勝5敗、18時1分、横浜、20591人)
阪 神 100 000 030―4
横 浜 010 002 000―3
【阪神】安藤 金村暁 ○江草(4勝3敗) アッチソン S藤川(16セーブ)
【横浜】●寺原(2勝6敗) 加藤康
[本塁打] 佐伯9号(横) 藤田4号(横)
あまり良い試合展開じゃなかった。相手の守備のミスに乗じて先制はしたものの、2回は無死の走者釘付け、4,5回と併殺を食らって、6回の上位打線も不発で、ついに勝ち越されてしまう。鳥谷の好守もあったけど、平野のアウトカウント間違い(ゲッツーコースなのに一塁送球して、引き上げようとしちゃった。後続断って良かったけど)なんかもあって、なんともイヤな雰囲気だった。
6回ウラ一死一塁、そこまで丁寧に丁寧に、粘りの投球をしてきた安藤が、伏兵藤田に勝ち越し2ランを打たれる。初球、左打者にインサイドを引っ張らせて右にファールを打たせる予定が、真ん中高めに抜けて、上手いことレフトスタンドに放り込まれてしまう。2回に喫した佐伯の同点HRも、やはり高めに抜けた球。丁寧に低めをついて試合を作るのに、失投をやられて試合を失いかねない状況にしてしまう。安藤に求められているものからすればいささか物足りない。ローテを守って、イニングを埋めている点で、間違いなく貢献度は高いんだけどね。
リードを奪われた7回ウラのマウンドには金村曉。先頭絶不調中の吉村に久々のクリーンヒットを許し、続く石川には絶妙の三塁線セーフティバントを決められて無死一二塁。ここからがこの試合の勝負のアヤ。8番細山田に命じた送りバントが投前で三塁封殺。さらには先発寺原をそのまま打席に送り犠打を試みるも、捕手前でまたも三塁封殺。何もできずに二死となって、さらに寺原が一塁に残るという最悪の展開。ここを無失点でしのげば、タイガース8回表は上位打線、一気に流れが変わりそう。
ここで投手交代、金村曉→江草。いやあ、これってつまり、「あとちょっとで金村曉虎初勝利だったのにーの法則」を上手く活用したってこと?これを上手く使えば、チームは逆転勝利確実(でも金村に勝ちはつかない)ってこと?この日も妙手になったね(笑)。
8回表の逆転劇は、そこまで精細を欠いていた赤星の左線二塁打から。鳥谷がじっくり四球を選んで、金本の当たりは「行くか?行くか?」滞空時間の長いの右越えフェンス直撃。しかし二走赤星判断悪く本塁をつけない。シングルとなって無死満塁。新井が左犠被で2−3と1点差に迫って一死一二塁。なんでこういう時に右飛を打たないの?あれだけライトフライしか打てそうにない打ち方だったのに…不思議な方(笑)。
しかしブラゼルへの投球ワンバウンド一塁側に弾くスキに二走鳥谷は三塁へ、一死一三塁。しかしブラゼル三振で二死。さあ桜井頼む!ここで金本が二盗を決めて二死二三塁!打者に集中する場面ではあるが、逆転の走者に対して無警戒なベイは脇が甘かった。さあ広大頼んだぞ!そして桜井広大は頼まれてくれた!カウント1−3からの5球目、低めのカーブを強引に引っ張り込むと、打球は際どく三塁線を破る!逆転2点タイムリー二塁打!
一つの出塁、一つの進塁、良いところも甘いところもあったタイガースのこの回の攻撃。ベイ守りの悪さにも助けられたが、とにかく桜井のこの一打がチームを救った。桜井はチームを救える打者になってきた。そういう目でこの攻撃を振り返ると、すべては桜井に決めさせるためにあったと思えてくる。桜井は、その運命に挑むべき男なのだと思う。
アッチソン、藤川が落ち着いて試合を締めくくり、必死必死で3連勝。もっと気の締まった試合ができるはず。もっとアグレッシブになれるはず。チーム全体で上向いて行きたい。