2009.08.31 Monday
「両者合わせて6戦6勝、ターゲットとの差を3つ詰める」の大目標こそ成らなかったが、「合わせて5戦4勝、1.5ゲーム詰め」そして「G優勝マジック消し」の戦果はまずまずではあるまいか。少なくとも前日の「T負けD勝ち」に報いる1勝で、連立相手になんとか顔向けできる。
来週には甲子園での直接対決がある。同床異夢のにわか連立ではあるが、「G独走V3簡単には許すまじ」は共通理念。今後もドラゴンズの粘りに期待したい。こっちも借金を抱える分際で偉そうにできないが、なんとか5割上3位に滑り込み、セ代表を賭けての「連立対決」を夢見て精進したい。とりあえず「連立(小)成功」お疲れさま〜!(笑)
ってことで二軍首位攻防戦も仲良く3−3ドロー。最後、久保田が抑え失敗か。しかし渡辺、桟原、久保田が上でもガンガンつぎ込めるような状態になっているとしたら面白いね。二軍優勝争いはどっちでも良いから、ちょっと投手編成考えて見ない?
前日2イニングの江草は使いづらいし、アッチソンは3連投になる。先発下柳の粘投を祈るような試合だった。5回まででは厳しい。最低6回、残り3回をAFでなんとか…これが真弓監督のゲームプラン。しかし1回表を見たら「アカンかも」と思ったはずだ。先頭坂本初球ヒットに始まりこの回3安打、ただし牽制死で無失点。2回、強風の煽りを受けた平野の二飛失から1失点。先が心配になった。
ところがこの日の下柳はその後まとまっていく。フォークが良いところから鋭く落ち、スライダーのブレーキが利いていた。真っ直ぐの制球も良く、催眠術にかけて行くような矢野の配球も冴えた。あれだけ思い通りの軌道を描ければ、さすがのG打線だって焦る。逆にシモはピンチでも度胸が据わっていた。
6回投げ終わってみれば、上手いこと打たれたシングル巧打ばかり7本、G相手に長打ゼロの自責ゼロ。100点満点の投球となった。そう思うと初回坂本の牽制死は本当に助かった。ナイスピーシモ!
そしてアッチソンに感謝、ドモアリガット。これで3連投、この日は2回21球ピシャリ。去年後半、飲まれてしまっていた頃とは正反対、G打線を上から見下ろしてグイグイ攻めて行っている。ブルペンスタッフが上手く見極めて、休ませるタイミング、連投行かせるタイミングを間違わないように頼むよ。
藤川も3人で抑える。やっぱり2点リードが一番投げやすそうだね。「燃えないシーズン」に苦しんでいると思うけど、直球の高低投げ分けが出来れば、まあ安心して見ていられる。
締まった試合。守備、走塁、長打が得点の分かれ目となった。失点はエラー絡み。得点は、初回鳥谷のソロHR。相手が攻め込みながらの拙攻で好機を逃した直後、二死から1球で1点を奪った。内角直球にタイミングとしては押し込まれながら、全身のパワーを乗せられるポイントで捉える。打球はまったく負けることなく右ポール内に一直線。あんな反応ができるのならもっとすごいことになっているはずなのになぁ…。鳥谷のホームランはいつでも惚れ惚れするような気持ちになって、その後、なんでだろうなぁ…もどかしいような気持ちになる。
シモは中盤ピンチを作る。5回表は初の四球もあって一死一二塁、木村拓のライトフェンス間際の難しいフライを桜井が好ダッシュからスライディングキャッチ!これで二走G先発高橋尚はタッチアップで三進したが、ヒット打って、ダッシュして、期待したのに残塁しょぼーんとなって、すぐそのウラの投球で失点。非常に大きいプレーだった。
5回ウラの得点は、二死からヒットで出た平野の盗塁が生んだ1点。塁上で揺さぶって、カウント2−2、直球が続いて、インサイドをついた次の球、変化球を読んでのスタート。ボールとなって盗塁成功。これで鳥谷と勝負しきれず歩かせる。
状態の良くない金本だが、こういう二死からの繋がりで燃えただろうセンター右へのクリーンヒットで2−1と勝ち越した。
6回表は浅井の守備。一死一二塁で阿部の左中間大きな当たり、遠ざかっていく打球を追って追って、深いところでナイスキャッチ!先発起用に打席では応えられなかったけれど、大きいプレー。
8回ウラは鳥谷の長打と走塁で決定的な追加点。ショートの頭を越えてあっという間に左中間を破る二塁打。金本の浅い右飛、新井の浅い左飛、それぞれ追い風のため捕球姿勢が悪くなることを見越して、思い切って走った。
3タテとはいかなかったが、またも2勝1敗と勝ち越し。良いよね。ジャイアンツ戦は、開幕から4連敗、最大で2勝7敗と5つ負け越していたが、その後はカード勝ち越しを4度重ねて借金1。甲子園はこれでおしまい。残り3つ、2勝1敗ではタイ止まりだから、9月中旬のドーム3連戦で3タテパンチアウト、逆転勝ち越しを決めたいね。もしそうなったら、私はそれだけで大大大満足の09シーズンだ(笑)。
来週には甲子園での直接対決がある。同床異夢のにわか連立ではあるが、「G独走V3簡単には許すまじ」は共通理念。今後もドラゴンズの粘りに期待したい。こっちも借金を抱える分際で偉そうにできないが、なんとか5割上3位に滑り込み、セ代表を賭けての「連立対決」を夢見て精進したい。とりあえず「連立(小)成功」お疲れさま〜!(笑)
ってことで二軍首位攻防戦も仲良く3−3ドロー。最後、久保田が抑え失敗か。しかし渡辺、桟原、久保田が上でもガンガンつぎ込めるような状態になっているとしたら面白いね。二軍優勝争いはどっちでも良いから、ちょっと投手編成考えて見ない?
◇8月30日(日)阪神−巨人21回戦(巨人10勝9敗2分、18時、甲子園、46835人)
巨 人 010 000 000―1
阪 神 100 010 01×―3
【巨人】●高橋尚(5勝6敗) 木村正 藤田
【阪神】○下柳(7勝8敗) アッチソン S藤川(17セーブ)
[本塁打] 鳥谷13号(神)
前日2イニングの江草は使いづらいし、アッチソンは3連投になる。先発下柳の粘投を祈るような試合だった。5回まででは厳しい。最低6回、残り3回をAFでなんとか…これが真弓監督のゲームプラン。しかし1回表を見たら「アカンかも」と思ったはずだ。先頭坂本初球ヒットに始まりこの回3安打、ただし牽制死で無失点。2回、強風の煽りを受けた平野の二飛失から1失点。先が心配になった。
ところがこの日の下柳はその後まとまっていく。フォークが良いところから鋭く落ち、スライダーのブレーキが利いていた。真っ直ぐの制球も良く、催眠術にかけて行くような矢野の配球も冴えた。あれだけ思い通りの軌道を描ければ、さすがのG打線だって焦る。逆にシモはピンチでも度胸が据わっていた。
6回投げ終わってみれば、上手いこと打たれたシングル巧打ばかり7本、G相手に長打ゼロの自責ゼロ。100点満点の投球となった。そう思うと初回坂本の牽制死は本当に助かった。ナイスピーシモ!
そしてアッチソンに感謝、ドモアリガット。これで3連投、この日は2回21球ピシャリ。去年後半、飲まれてしまっていた頃とは正反対、G打線を上から見下ろしてグイグイ攻めて行っている。ブルペンスタッフが上手く見極めて、休ませるタイミング、連投行かせるタイミングを間違わないように頼むよ。
藤川も3人で抑える。やっぱり2点リードが一番投げやすそうだね。「燃えないシーズン」に苦しんでいると思うけど、直球の高低投げ分けが出来れば、まあ安心して見ていられる。
締まった試合。守備、走塁、長打が得点の分かれ目となった。失点はエラー絡み。得点は、初回鳥谷のソロHR。相手が攻め込みながらの拙攻で好機を逃した直後、二死から1球で1点を奪った。内角直球にタイミングとしては押し込まれながら、全身のパワーを乗せられるポイントで捉える。打球はまったく負けることなく右ポール内に一直線。あんな反応ができるのならもっとすごいことになっているはずなのになぁ…。鳥谷のホームランはいつでも惚れ惚れするような気持ちになって、その後、なんでだろうなぁ…もどかしいような気持ちになる。
シモは中盤ピンチを作る。5回表は初の四球もあって一死一二塁、木村拓のライトフェンス間際の難しいフライを桜井が好ダッシュからスライディングキャッチ!これで二走G先発高橋尚はタッチアップで三進したが、ヒット打って、ダッシュして、期待したのに残塁しょぼーんとなって、すぐそのウラの投球で失点。非常に大きいプレーだった。
5回ウラの得点は、二死からヒットで出た平野の盗塁が生んだ1点。塁上で揺さぶって、カウント2−2、直球が続いて、インサイドをついた次の球、変化球を読んでのスタート。ボールとなって盗塁成功。これで鳥谷と勝負しきれず歩かせる。
状態の良くない金本だが、こういう二死からの繋がりで燃えただろうセンター右へのクリーンヒットで2−1と勝ち越した。
6回表は浅井の守備。一死一二塁で阿部の左中間大きな当たり、遠ざかっていく打球を追って追って、深いところでナイスキャッチ!先発起用に打席では応えられなかったけれど、大きいプレー。
8回ウラは鳥谷の長打と走塁で決定的な追加点。ショートの頭を越えてあっという間に左中間を破る二塁打。金本の浅い右飛、新井の浅い左飛、それぞれ追い風のため捕球姿勢が悪くなることを見越して、思い切って走った。
3タテとはいかなかったが、またも2勝1敗と勝ち越し。良いよね。ジャイアンツ戦は、開幕から4連敗、最大で2勝7敗と5つ負け越していたが、その後はカード勝ち越しを4度重ねて借金1。甲子園はこれでおしまい。残り3つ、2勝1敗ではタイ止まりだから、9月中旬のドーム3連戦で3タテパンチアウト、逆転勝ち越しを決めたいね。もしそうなったら、私はそれだけで大大大満足の09シーズンだ(笑)。