2009.10.23 Friday
「6試合制アドバンテージ1あり」はなかなか好バランスかもね。
続・良い投手に良い投球をされたら打てない問題について考える。といっても大したことじゃないけど(笑)。クラシリなんかもそうだけど、特に大きな試合になると、良い投手が良い投球をできなくなることがままある。もちろん大舞台でこそ大きな仕事をする投手というのもいる。どっちにしても大一番という重圧のかかる試合で、その投手がその心理的重圧をプラスに作用させるか、マイナスに作用させるかによって結果が変わる。
野球は心理ゲーム、特に試合を支配している投手心理をどうにかして乱して、100点満点の投球をさせない「意地悪ゲーム」。長打はなくともファール、ファールで10球も投げさせられる、そんな打者が何人もいたら完投が難しくなるじゃないか…イライラ。塁に出したらチョロチョロしやがる…イライラ。思いっきりスイングしてくるからコントロールミスは許されない。僅少差の展開だから走者は出したくない。なんだよ1点入ったと思ったのにファインプレーかよ…投手は、「前後裁断」し、この1球に集中したいけれど、常にいろんなことを考えているし、心理的揺さぶりを受けている。まして、どうしても勝たねばならぬ大一番となれば、味方の打線のことも気にかかるし、試合の微妙な動きにも何か生物的な息吹のようなものを感じ、力を得たり、不安になったりする。「流れ」という概念は、勝負師にとって無視したくてもできないものだから。
ごちゃごちゃ何が言いたいのかと言えば、チェンの調子も最高とは言い難かったが、やっぱりファールファールで粘られて、根負けのヒットを打たれたりすれば、それはどうしたって心理的に揺さぶられる。良い投手に良い投球をさせないためには、打線の中に、そういうのが必要だということ。そして今までのクラシリすべてに言えることとして、好守・拙守こそがもっとも敵味方双方の投手心理に影響を与えるものであるということ。
あえて飛躍したものの言い方をすれば、「敵の好投手を打ちたければ、味方の守備を鍛えよ」ということになる。
続・良い投手に良い投球をされたら打てない問題について考える。といっても大したことじゃないけど(笑)。クラシリなんかもそうだけど、特に大きな試合になると、良い投手が良い投球をできなくなることがままある。もちろん大舞台でこそ大きな仕事をする投手というのもいる。どっちにしても大一番という重圧のかかる試合で、その投手がその心理的重圧をプラスに作用させるか、マイナスに作用させるかによって結果が変わる。
野球は心理ゲーム、特に試合を支配している投手心理をどうにかして乱して、100点満点の投球をさせない「意地悪ゲーム」。長打はなくともファール、ファールで10球も投げさせられる、そんな打者が何人もいたら完投が難しくなるじゃないか…イライラ。塁に出したらチョロチョロしやがる…イライラ。思いっきりスイングしてくるからコントロールミスは許されない。僅少差の展開だから走者は出したくない。なんだよ1点入ったと思ったのにファインプレーかよ…投手は、「前後裁断」し、この1球に集中したいけれど、常にいろんなことを考えているし、心理的揺さぶりを受けている。まして、どうしても勝たねばならぬ大一番となれば、味方の打線のことも気にかかるし、試合の微妙な動きにも何か生物的な息吹のようなものを感じ、力を得たり、不安になったりする。「流れ」という概念は、勝負師にとって無視したくてもできないものだから。
ごちゃごちゃ何が言いたいのかと言えば、チェンの調子も最高とは言い難かったが、やっぱりファールファールで粘られて、根負けのヒットを打たれたりすれば、それはどうしたって心理的に揺さぶられる。良い投手に良い投球をさせないためには、打線の中に、そういうのが必要だということ。そして今までのクラシリすべてに言えることとして、好守・拙守こそがもっとも敵味方双方の投手心理に影響を与えるものであるということ。
あえて飛躍したものの言い方をすれば、「敵の好投手を打ちたければ、味方の守備を鍛えよ」ということになる。